05 猟奇

 麓は、前置きとして自分の身上について語った。大学を出てすぐに警察官採用試験を受験。警察学校に半年ほど通い、初任時は交通課に配属。その後経験を積み、一昨年よりかねてから希望していた刑事課への配属が叶ったという。

 また、秘密事項ではあるそうだが、黒羽と麓は警察学校時代に知り合ったらしい。警察学校内恋愛は禁止されいるそうなので、これは内緒にして欲しいらしい。そんなことを部外者である鮎京に話して良いのか疑問だが、署内の関係者には、学校を出てから合コンで知り合った、ということにしているらしい。

 今となっては激務の刑事一課という職業を理解している黒羽は、かけがえのない存在だという。のろられた鮎京は、何だ、仲睦なかむつまじいじゃないか、と少し卑屈な気分になる。

 刑務官という、他の職種の人間(受刑者は除く)と関わりにくい空間で生きている人間にとっては、このような機会は非常に貴重であり興味深い。犯罪者と関わるという意味での共通点はあるものの、それでも細かい裏事情は知らないものだ。


 しかし本来の目的はそうではない。鮎京は、お言葉に甘えたビールでほろいのためか忘れそうになっていた。麓が話題を元に戻してくれたおかげで思い出し、酔いも醒める。

「で、青山なんだけど、私が刑事一課に来てから唯一の殺人事件で、配属して間もない頃だった。そもそも殺人事件自体多くない。2016年には他殺による被害者は三百人を切っているくらいだから、それだけ私にとっては印象に残っている。ただ、刑事一課でいろいろな犯罪者を見てきたけど、青山のような人間はやはり異質だと思う。最近、大人しい人間でも思わぬ犯罪に手を染めるけど、それでも心に闇を抱えていたり、異様な倫理観が見え隠れしていたりすることが多いと思うの。だけど青山は、澄み切るほど透明。警察にも真摯で礼儀正しい。私たちの方が何だか諭されるほどまっすぐで純粋だと思う。先輩たちもそう言ってたし」

 やはり、同じ感想だったか。

 慇懃いんぎんれいな者や猫を被ってびている者は多いだろうが、青山に限ってはそんな感じはしない。刑務官の視点だけではなくて刑事としての視点からも賛同が得られたような気分で、少し嬉しくなる。いや、嬉しくなるという表現はおかしいのだが。

「事件は具体的にはどんな経緯いきさつだったの?」

「まず事件が起きたのは一年前の五月十三日の金曜日。被害者は市原いちはら紗浦さほと言って当時二十五歳の女性ね。死亡推定時刻は夜二十時頃。青山の供述も二十時頃と言っていたから、おそらく間違いないと思う。被害者の市原紗浦は、青山の夫人である『ルリ』の二歳違いの妹なんだけど異父姉妹なの」

「えっと、二歳違い……、異父姉妹の妹……。被害者は妹で亡くなったのが一年前で二十五歳だということは、単純に考えて青山の奥さんはいま二十八歳ということかな」確認するかの如く鮎京は尋ねた。

「ま、そういうことだね。同い年」

 普通に考えて二十代後半なら結婚していてもおかしくないが、同い年でも久しく恋人すらいない鮎京には遠い世界の話に聞こえる。

「しかし、青山か。いかにも『青さ』を強調した名前だな」黒羽がくすりと笑いながら指摘する。

「あ、『ルリ』っていう漢字は宝石の『瑠璃』ではなかったね。えっと、留置場の『留』に、高利貸しの『利』で『留利るり』だったかな」

「なんちゅう例えやねん!?」なぜか関西弁で黒羽が突っ込む。鮎京も思わず噴き出しそうになったのを必死でこらえた。本当に何という例えだ。

「ごめんごめん。職業病でさ」

 麓は舌を少し出して笑った。まぁ、わかるけどさ。

 さて、本題に戻ろうか。

「ところで、異父姉妹って言ったよね?」鮎京は確認する。普通の姉妹でないことは何か意味があるのだろうか。

「そう。異父姉妹で二人はそれぞれ別々の家庭で育ったんだけど、二人には人間関係があって自分たちが異父姉妹であることを互いに知っていたようなの。でも仲はあまり良くなかった。青山は真面目に働いていて安定した収入もあって子供もいるんだけど、市原は変な男に捕まって貢がされていたらしい。市原は青山留利に嫉妬心を抱いていた。市原は青山夫妻にお金を無心していたらしいけど、最初は妹だからということで援助していたらしい。でも次第にエスカレートした」

 なるほど。親族でなくてもあっても、金銭トラブルは衝動的な犯罪に結びつきやすいことは、鮎京にも感覚的に理解できる。しかし、次に麓から発せられた言葉は驚くものだった。

「その一方で、影で青山が市原と肉体関係もあったという話もあって……」

「えっ?」

「実のところ直接的な動機はそれだと言うの。おそらく不倫関係を妻にバラすと脅されて、金銭を要求されたとか」

 意外である。円満な夫婦であっても、魔が差したように青山が義妹と不義密通の仲にあったというのか。もしくは、経済的に援助していたからその見返りかもしれないが、いずれにしても青山にそんな一面があったとは……。

「子供もいるのか……」今度は黒羽が確認するように言った。

「うん。四歳の女の子、いや、もう五歳くらいになってるかな」

 男親にとって娘はとりわけ可愛いものだと聞く。まなむすめがいながら不倫に至り、最終的に凶行に及んだ青山は、衝動的かもしれないが、やはり犯行時何かにかれていたのだろうか。普段の彼の言動からはにわかに信じられない。麓は説明を続ける。

「犯行現場は被害者である市原の部屋。詳しく言うと、北区のみっヶ日かび近辺のごく小さなアパートでね。第一発見者は青山夫人。起きたら市原の遺体と血にまみれた青山が横たわっていたみたい。ちなみに、さっきも言ったとおり青山は市原の事件のあとに自首をしてきたんだけど、おかしなことに本人も意識がない状態だったみたい」

「意識がない?」鮎京は思わず聞き返した。

「そうなの。夫婦で酒を飲んで意識が朦朧もうろうとしていて、目が覚めて起きたらそこに市原の死体があったっていう変な供述をしたの」

「そ、そんな曖昧な供述を信用したの? あ、ごめん」

 鮎京は、眼前の警察官が当時入りたてで決定権がないことなど承知しているはずなのに、思わず非難しそうになり慌てた。

「あ、いや。もちろん実況見分したよ。現場は鍵がかかって密室だと最初は思われたけど、アパートの部屋の窓の直下にスペアキーと思われる鍵が発見された。凶器の柄に付着した青山の手の形をした血痕などから、青山がったとしか考えられない状況だった。その後、供述どおりというか、凶器の柄から青山のしょうもんが検出された。さらには、市原のちつから青山の精液まで検出された。そして現場に睡眠薬が転がっていた。遺体からは睡眠薬は検出されなかった。以上から青山は奥さんを睡眠薬で眠らせた後、市原と不貞行為に及んだ。そして市原に口止め料を請求されたか何かして、口論となって殺害してしまった。現場には睡眠薬以外にも空のビール缶が置かれていて、酔った上の犯行であることも示唆された。だから記憶も曖昧になっていたんじゃないかって言ってね」

 なるほど。確かにここまで材料が揃っているのなら、青山が犯人だと考えるのが自然と言える状況だろう。

「でもね、どうしても腑に落ちないことが一点──」と言って、その先を麓は言い淀んだ。

「腑に落ちないこと?」鮎京は思わず、回答を急かすように反復する。しかし次の瞬間、麓から発せられた事実のあまりの意外性に衝撃を受けることになる。

「ぞ、臓器が摘出されていたの……」

「え?」

 腑に落ちない代わりに臓器が落とされたか、うまいこと言ったな、なんてのんなことを一瞬考えたが、その状況を想像するや否や身の毛がよだつ思いをする。

「肺、心臓、肝臓、腎臓、腸、子宮に至るまで主要な臓器がなぜかすべて摘出されていた。あと、その影響かな。肋骨も一部切り取られていた。ご、ごめんね、食事中に……」

 ちょうど、テーブルには焼き鳥が並んでいて、鮎京は砂肝を食べていた。きっと、そのことに気付いたから麓は発言をちゅうちょしたのだろう。

「いや、気にしないで。そういうの平気だから」と言いながらも、事実、食欲が少しだけ落ちたが、気を遣わせないようにと努める。

 鮎京は続けた。

「でもニュース観てたけど、そんなこと言ってたっけな?」

「さ、最近は、そういうおぞましい光景を思い起こさせる情報は、規制される傾向があるからから、それを知っているのは警察と関係者だけなんじゃないかな」

「そ、そっか」と鮎京は頷く。

 確かにお茶の間で例えば食事中に、そんな情報が流れてきたら、かなり不快になる。不快になるどころか、苦手な人はおうしてしまうかもしれない。そんなニュース報道はクレームの対象になりかねない。鮎京もその情報は初耳だ。

「それだけ聞くと狂気の沙汰さただな。何でそんなことをしたんだ?」今度は黒羽が尋ねる。

「本人の記憶の外だから理由までは分からないみたい。ちょっと引っ掛かるのは、素人にしては綺麗に内臓が取り出されていたこと。まるで解剖したことある人間が手を施したようだったみたい」

「それを、酒に酔って記憶を失っていた間にやった、と」

「どうやら、もともと青山は医者を目指していたらしいよ。結局諦めて工学部に進んだとか。あと、趣味が料理で魚を下ろすのもお手の物だったとか……」

「だからと言って解剖が出来るわけではないと思うんだけどな」黒羽は疑義を唱える。

 確かにそうだ。准看護師の養成所時代に、受刑者の手術を見学したことがある鮎京にとって、これらの臓器を摘出しきるのはきっと骨が折れる作業なのだろうと何となく想像がつく。心臓や肺は、肋骨の中に囲まれている。しかも、助手がいて吸引器があって縫合もできて、さらに無影灯に照らされて明るい手術室とは違う。ほとんど視界は確保できなくて何が何だか素人には分からないはず。記憶が飛ぶほど酒を飲んでいながら、手先が器用なだけの無資格の人間が、出来る芸当とは思えない。

「ちなみに、青山の奥さんという可能性は?」

「困ったことに、人間どころか死んだ魚ですらさばけない程、手先は不器用らしいよ」

 料理が苦手というところか。ということは青山家では夫が料理を担当していたのか。それはそれで構わないことだが、さぞかし、仕事と料理の両立は大変だっただろう。そんなことより、念のため確認の意味で尋ねなければならないことがある。

「嫁さんは医者なのか?」

「そうであれば、そうと最初に言うよ! 医者でも看護師でもないよ」

「ですよね……」鮎京は愚問でしたと言わんばかりに自嘲気味に笑う。

「ちなみに、奥さんは何やってる人なの? 専業主婦か?」今度は黒羽が尋ねた。

「奥さんは水商売だよ」

「えっ?」鮎京は予想外の回答に驚くとともに、どこかで納得するような複雑な気持ちになった。

 至って真面目そうな青山には、水商売の世界は無縁と思えただけに意外だったが、水商売はどうしてもアンダーグラウンドの世界に結びつきやすいのだろうと一瞬納得しかけた。現実、ヤクザの資金源に、こういった風俗営業の『みかじめ料』は切っても切れない関係だ。鮎京も裏社会で暗躍している者を相手している仕事柄、そちら方面の初歩的な知識は持っている。ただ、もう一度考え直してみる。水商売とヤクザは結びつきやすい。ヤクザと犯罪は結びつきやすい。三段論法として、水商売と犯罪は結びつきやすいのは、何となく理解できる。しかしながら、水商売をしている女性をめとった青山が犯罪に結びつきやすいかと言われれば、否と答えるしかない。第一、娑婆にいれば堅気にしか見えない青山が、ヤクザや犯罪とどうやったって結びつかないからだ。

 麓は続ける。

「さっきも言ったみたいに、青山には娘が一人いるんだけど、もともと身体の強くない青山は、企業勤めといっても残業はせず、定時に退社してはテレワークをしていたらしい。その分、朝と夕の料理は夫の担当。昼は幼稚園の送り迎えと家事は奥さんの担当。青山が職場から帰宅すると、ご飯を済まして、奥さんは少し遅めに浜松の繁華街でキャバクラのホステスとして出勤していたみたい」

「大変だな……。でも、そんなにお金に苦労してるんかな?」

 純粋な疑問だ。一流企業に勤務していたのなら、それなりの収入は期待できるだろう。養うと言っても子供が一人だけなら、わざわざ水商売に手を染めなくても、と思う。

「それはよく分からない。本人はそこについては黙秘していたから。それが動機に繋がる部分かもよく分からない。でももし何か関連性があるなら、妹が青山夫妻にお金をせびっていたことが関係しているのかもしれない」

「つまり、妹に渡すお金を工面するために、共働きをしていたということ?」

「それが自然だという見解ね。それがあるとき要求がエスカレートし始めて、衝動的に殺害してしまった、というわけ。実際に、そうなのか、と聞いたら、『はい、そうです』って頷いてた」

「なるほど、最初は要求に応じていた。父親が違っても半分は血が繋がってるから。でもそんな優しい対応が仇となって、増長させたってことか」

 分かりやすい理由だ。しかし、そこまで明白な動機をなぜ隠す必要があるのだろう。まさか不倫関係を持っていたことは隠しておきたかったのか。

「ちなみに、青山の奥さんはホステスだけど、周囲からは冷ややかな目で見られてはなくて、むしろ不遇な環境ながら頑張ってる苦労人として映ってるみたい。それは近所の住人やキャバクラの同僚から聞いた話によるとね」

「病弱な夫を支えているからかな?」

「そう。でもそれだけじゃなくて、どうやら、旦那さんだけでなくて娘も病弱だそうよ。気の毒なことに。よく娘を病院に連れていってるんだって。しかもよく娘は怪我をして痣を作っては、治らずに化膿したりして、下手すると入院になったりして、結構苦労してるみたい。そういう苦労話は職場でも広がり、客からの指名に貢献してるという噂もあるよ」

 能力はあるが満足に働けない夫。病気がちで通院を余儀なくされる娘。娘はどんな病気に冒されているか分からないが、それが夫人の水商売に足を踏み入れた動機であるならば確かに同情すべき話だ。しかも、夫が無期懲役だ。不倫関係にあったことを夫人が知っていたか分からないが、そんなこと関係なく普通なら即離婚ものだ。しかしそれをしないのは夫人の優しさゆえだろうか。

「ちなみに、青山の奥さんはムショに足運んでるのか?」今度は黒羽が鮎京に尋ねた。面会の有無について聞いているのだろう。

「そういえば面会はまだないな。どうやら手紙は奥さんから来ているみたいだけど、内容は当たり障りのない内容だとか。娘の近況とか、面会に行けなくてごめんね、とか」

 受刑者が送る手紙ならびに受け取る手紙は、処遇部門の刑務官の検閲を受ける。犯行や証拠隠滅などをそそのかすような内容は当然ながら許可されないのだ。

「ちなみに、警察で掴んでいる奥さんの情報はあるんかい?」鮎京は麓に尋ねた。

「あら、奥さんがキャバ嬢だって聞いて、興味の対象が奥さんに移ってない?」

「な!?」

 急にあらぬ疑いをかけられて、鮎京はひどく狼狽する。女性に免疫のない鮎京は、そのような店に行ったことすらない。だから、職種だけを聞いて変な下心を抱いているのかと邪推されるのははなはだ心外だ。

「一つ言っておくけど、奥さんはめちゃめちゃ美人なのよ。女の私が見とれるくらいにね。スタイルだってめっちゃ良いし。何と言っても、その店不動のナンバーワンらしい。リピーター客で予約はごった返しているとか……。実際、芸能界でも通用するレベルだと思う」と麓は評価する。

「何か、顔赤くなってないか?」黒羽も追及をし始める。

「ちょっと!?」

 確かに、鮎京はこのような話で動揺すると如実にょじつに紅潮することは分かっている。しかしながら、口に出して指摘しなくたって良いではないか。無理にお願いした仕返しだろうか。

「まぁ、いいの。男なんて単純だから、そんな妄想膨らますことにいちいちドン引きなんかしないよ。でも、噂だと、見た目もそうだけど、それ以上に彼女には何か、男の心をキャッチする魅力、いや魔力めいたものがあるみたい。もちろん私は女だから彼女の店に行ったわけではないけど、大抵の男性客は、彼女がつくと二度三度と指名して足しげく通ってしまう人も多いんだって。だから、刑務所ムショという男臭い世界で生きている鮎京くんには、刺激が強すぎて間違いなくイチコロだよ。だから気を付けてね」

 鮎京はさすがに受刑者の妻によこれんするほど不純ではない。完全に誤解されているようだ。とは言っても男のさがなのだから仕方がないといった感じで、麓は不快に思っていないようで一応安堵する。友人の彼女に気に入られる真似はしないが、かと言って初対面の女性に嫌われるのは本意ではない。しかし、イチコロなんてゴキブリ駆除みたいだ。その表現は気に入らないが、取りあえず気にしないことにする。麓も悪意あっての発言ではないはずだ。

「というわけで、キャバクラに行って探しに行くんだろう?」と、黒羽は悪乗りしている。

「な!?」

 鮎京が、麓の完全に誤解した発言を看過していたらこの有様だ。

「ちなみに、店の名前は『Lapisラピス Lazuliラズリ』で、瑠璃るりを英語にしたのと偶然にも一致してるから覚えやすいよね。ちなみに源氏名は『ユリカ』っていうみたい。ちなみに客に本名を聞かれたときは『ユキカ』という名乗ってたそうだけどね。それで、お店の場所は浜松駅北口のとせちょうの──」

「こらこら!」

 麓の顔もニヤついており、完全に素見ひやかされていることが丸分かりである。女性に対してあまり免疫のない鮎京は、婦警の麓にも完全に手玉に取られていた。まったく、男であれば、ヤクザの組長だろうが暴走族だろうが、刑務官の立場から彼らを従わせることは造作ないが、女性は堅気でも滅法めっぽう弱いことが露呈して恥ずかしいことこの上ない。恥ずかしくなればなるほど赤面するので悪循環だ。この場は諦めて、酒の勢いに任せて、いじられ役に徹しようかと開き直りかけた。もしこの場を、鮎京のことを知っている出所した元受刑者が見たら何と言うだろう。大いに笑われるだろうな。そんなことを考えながら、ビールをあおった。

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