ホモと僕
国松とは小学生来の友人である。彼は非常に変わっている男だった。出会って当初の僕はリアクションのでかい国松が嫌いで、できるだけ関わらないように心がけていた。居留守したり、だるまさんがころんだで逃げたこともある。
よく考えるとこの時からメンタルだけは鬼のような男であった。
中学時代に同じ吹奏楽部に入部したこともあり、23になった今でも年に一回程は会うようになっている。
そんな彼のホモ疑惑が浮上したのは実は2年ほど前である。僕のtwitter暗黒期も終わった頃に彼のアカウントを見つけた。というよりも彼からフォローされたのだ。名前は^ホモシチュー^、その後のやりとりで国松であることが分かった。
心配になり彼のツイートを確認したがいわゆるホモではないようで少し残念だった。
発覚はその2年後、先日のことだった。久しぶりにtwitterを開いた僕は彼のブログと出会った。
^いかにして僕の処女が失われたか^
そう彼はホモだったのだ。
ブログには前戯から本番まで事細かく書かれている。
最後は処女喪失報告で纏められており、出会って14年目にして彼の本当の姿を知ったのだった。
後日田口さんにこのことをお話ししたところ
「まさかお前、それだけのことで友達やめるんじゃないよな」
とお言葉を頂いた。
もちろんそんな訳はない。友達に1人ホモがいるくらいが刺激があっていいだろう。
タコの佃煮 たこやき @takoyaki732
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