第46話 黒ギャル・パンデミック

「うおおおおお……」


 私、櫻井純(さくらい じゅん)は高校デビューの不良少女だ。


 中学生のとき、ガラの悪いやつらにいびられていた私は、高校生になったら自分もワルになってやろうと思い立ったのである。

 まあ、形から入っただけでワルになりきれるはずもなく、私は不良っぽい見た目の女の子として少女九龍城での生活になじんでいた。


 そんな私が布団にくるまってうめいていた。

 自分の布団ではなく友人の香坂白音(こうさか しらね)さんの布団である。


 白音さんとは一夜を共にした関係だ。私は自分に女の子同士の気があるとは思っていなかったのだが、白音さんの尋常ならざるテクニックにとろかされてしまって、それからずっと彼女の虜になっているのである。


 で、そんな白音さんが少女九龍城で迷子になっていた。

 少女九龍城で住人少女が迷子になるのはままあることだ。しかし、生活区域のかなり正確な地図は住人全員に行き渡っているし、何よりも救出班が優秀である。電話や無線が意外と有効なこともあり、周囲の風景さえ伝えれば迎えに来てもらえる確率も高いのだ。


 でも、不安になるときはなる!

 私を愛の奴隷にした張本人が迷子になったとならなおさら!


 そんなわけで、私は不安を紛らわそうと白音さんの部屋に侵入して、彼女の匂いが染みついた布団にくるまってくんかくんかとしていたのだった。あぁ、白音さんの化粧っ気が一切ない生々しい体臭……。


「櫻井さんっ! あっ、やっぱりここにいましたかっ!」


 ノックもせずにドアが押し開けられる。


 部屋に飛び込んできたのは、住人仲間の加納千鶴(かのう ちづる)さんだった。

 頭にライト付きのヘルメットをかぶり、背中にリュックを背負っている彼女は、いつものように迷子の捜索に奔走してくれたのだろう。


 そんな彼女が戻ってきたということは――


「白音さん、見つかったの!?」


 私は布団にくるまったまま飛び起きる。

 加納千鶴さん――チズちゃんが妙に困惑した顔で答えた。


「ええ、見つかりました。今は食堂で食事をしていて――」

「分かった! ありがとう!」


 私は布団をはねのけて、白音さんの部屋を飛び出した。

 いかにもヤンキーっぽいだるだるのジャージを着ているせいで、思いっきり裾を踏んづけて転んでしまう。それでも勢いよく転がってから立ち上がり、再びの全力疾走で白音さんがいるという食堂に到着した。


「白音さん、無事だった!?」


 私は両手で食堂の両開きドアを開け放つ。


 白音さんは特徴的なソバージュ……というか、手入れの足らないもさもさの髪をしているので、住人少女だらけの食堂でも一目で見つけることができた。なにしろ、彼女の髪のボリュームはさながらプードルである。


 あぁ、一秒でも早く白音さんの髪をモフモフしたい!


「白音さん、心配した――」


 私はテーブルで食事している白音さんのそばに駆け寄る。

 瞬間、彼女の身に起こった異変に気がついた。


「あン? あんた、誰?」


 気弱な白音さんらしからぬドスのきいた声。

 振り返った彼女は日焼けサロンに通い詰めたかのように日焼けしていた。小麦色の肌を通り越して完全に褐色である。


 おまけにまつげはバサバサ、目元はラメでキラキラ、眉毛はすっきりとしており、唇はリップでぷるぷる……ちょっとキツめの印象ではあるが、白音さんは見紛う事なき黒ギャルへと変貌していたのだ。


 身につけているのは学校指定のジャージなのだが、胸元はざっくりと開けられており、その奥には黒とピンクのつやつやとしたブラジャーが覗いている。この派手な色合いといい、セクシーな光沢といい、彼女のセンスとは思えないチョイスだ。


 そんな黒ギャル化した白音さんが熱々のステーキを食べている。

 自他共に認める貧乏生活をしている彼女なら絶対に頼まないメニューだ。


 そもそも、少女九龍城の日替わりメニューにステーキなんて高価なものは存在しない。丸一日迷子になっていたので空腹だろうし、精をつけるために管理人さんに頼んで特別に作ってもらったのだろうか?


「あーっ! なんだ、純じゃんっ!」

「じゅ、純っ!?」


 白音さんから下の名前で呼ばれるなんて、彼女と一夜を過ごしたあの日以来である。

 いきなりそんなことされて、私はあからさまにドキドキしていた。


「てかさ、純って結構かわいくね?」

「は、はいっ!?」


 ステーキを平らげた白音さんが、唇についた肉汁を舌で舐め取る。

 彼女の顔には「まだ食い足りない」とでかでかと書いてあった。

 白音さんは椅子から立ち上がるなり、私に密着する勢いで迫ってくる。


「ど、ど、どうしちゃったの、白音さん!?」


 根は臆病者の私である。

 黒ギャル化した白音さんに急接近されて、私はドキドキが半分、恐怖が半分ですっかり腰が引けてしまっていた。

 不良少女にあるまじき姿だが、あくまで形だけ、最大の悪事であった煙草もやめて久しい私には無理もない話である。


 そんな私の無様な姿を目の当たりにして、白音さんが思わず吹き出した。


「近づくだけでビビるとかマジウケんだけど? てか、ビビりながら発情してね?」

「ひゃいっ!?」

「私が純のこと襲ってやっからさ! ほら、さっさとヤリ部屋行こ!」

「お、襲う!? ヤ、ヤリ部屋!?」

「その処女っぽい反応、マジ笑えんだけど?」


 クスッと笑みをこぼす白音さん。

 私のことを見る彼女の目は、つかまえた小動物をどう料理してやろうか……明らかにそんな品定めをしているようだった。


「言っとくけど、私が満足するまで逃がさないかんね?」


 白音さんが耳元でささやいてくる。

 彼女の小悪魔ボイスを聞かされ、吐息のくすぐったさも相まって、私は食堂のど真ん中で腰砕けしてしまった。人目を気にする余裕もなく、甘いしびれに支配された己の体を抱きすくめる。


「あれ? もしかして、言葉だけでイっちゃった? 純ってば敏感すぎっしょ!」

「し、白音さんにあんなこと言われたらこうなるよぉ……」

「ほら、私の体につかまりな!」

「ううう……しかも陰キャに優しいタイプの黒ギャルだし……」


 私は白音さんの肩を借りて食堂をあとにした。

 その後、彼女の部屋に連れ込まれた私がどうなったかは筆舌に尽くしがたい。

 ただ、三日は解放されなかったとだけ記しておこう。


 ×


「どうしてこうなった! どうしてこうなった!」


 白音さんの暴走が終わったあと、私と彼女は四日ぶりに食堂へ顔を出した。


 食堂の真ん中にあるテーブルには、私と白音さん、住人仲間の倉橋椿(くらはし つばき)さん、少女九龍城の管理人さん、それから図書館を縄張りにしている白いシーツをかぶった女の子という珍しいメンバーが始まっていた。


「あれは私の仕業じゃない! 記憶が全然ない!」


 わめいているのは私の隣にいる白音さんである。

 三日間に及ぶハッスルを終えたあと、彼女は毒気が抜けたように元の白音さんに戻った。褐色の肌は白くなり、けばけばしかった化粧もなくなって、あのイケイケだった性格もいつもの小市民に逆戻りしたのである。


「白音さんのテクニック、本当にすごかったなぁ❤」

「不可抗力! 何者かの陰謀! 私にその気はない!」


 半べそをかいて否定する白音さん。

 煙草を吸っている管理人さんが、もやもやとしたため息をついた。


「お前ら、落ち着け……といっても落ち着けるとは思えないがな」


 彼女がうんざりするのも無理はない話である。

 私たちの集まった食堂も含めて、少女九龍城が酒池肉林と化していたのだ。


 白音さんを皮切りにして、すでに二十数名の住人少女たちが黒ギャル化していた。そして、黒ギャル化した住人少女たちはステーキや焼き肉を食い散らし、食欲が満たされたあとは住人仲間を手当たり次第に食べ始めたのである。


 白音さんのように自室へ連れ込んだのはマシな方で、今現在、私たちの周りでも黒ギャル化した住人少女たちによる大混戦が繰り広げられていた。こんがりと焼けた肉の匂いと、むせかえるような女の匂いが合わさり、濃厚すぎて嗅覚がマヒしそうである。


「こいつらが発情しておっ始めるのは別に構わない」


 管理人さんが灰皿に煙草の灰を落とす。


「でもな、どいつもこいつもそろって肉を食いたがるのはいただけない。あまりに食費がかかりすぎる。つっぱねたらつっぱねたで、暴れ出すのは目に見えてるしな……」

「……というわけで、詳しそうな子を見つけてきたのじゃ」


 椿さんがそう言って、真っ白なシーツをかぶった女の子をぽんぽんと叩いた。


 彼女は少女九龍城の図書館で暮らしている住人仲間で、その姿はまるでシーツお化けになりきって遊んでいる子供だ。私は本をあんまり読まないので、彼女とはほとんど面識がなく名前すら知らない。


「ええと、おぬしの名前はなんじゃったっけ?」

「わ、私は――」


 椿さんが名前を尋ねたときである。


「つ ー ば ー き ー さ ー ん ー っ ❤」


 食堂のドアが力任せに開けて、黒ギャル化したチズちゃんがやってきた。


 青いリボンで髪を束ねているのはそのままであるが、髪の毛はピンク色のエクステが混じった金髪、全身をこんがりと日焼けしており、おまけにヘソ出しチューブトップとホットパンツという露出度の高いファッションに身を包んでいる。


 ていうか、チズちゃんはそんな服をこっそり持ってたわけ?


「くっ……今朝のうちに散々昇天させておいたのにもう復活しおったか!」


 椅子から立ち上がった椿さんが、猛然とチズちゃんにタックルする。


「発情したこやつらはわっちに任せろ! 倉橋椿の名にかけて一人たりとも逃さんぞ!」


 彼女はチズちゃんだけではなく、周りの黒ギャル化した住人少女たちを巻き込み、まとめて相手にし始めた。

 少女たちをとっかえひっかえにしながら、次々と昇天させていくその姿は、武道の乱取りにさも似たりである。


「そろそろ昼飯時か……腹を空かせた黒ギャル共が押し寄せてくるな」


 管理人さんが立ち上がりながら、灰皿に煙草の吸い殻をねじ込んだ。


「解決策は正気のお前らに任せる!」


 たった一人で食堂の厨房に向かう管理人さん。

 黒ギャル化して性欲の権化となったものたちも空腹からは逃れられない。

 管理人さんが時間を稼いでくれることを信じて私たちは話を進める。


「で、解決策ってのはあるの!?」


 私は気が焦ってテーブルに身を乗り出してしまう。

 シーツお化けの女の子がビクッと身を震わせた。


「え、ええと……これは図書館に寄贈されていた学術書で、ある大学教授の論文がまとめられています。あるとき、女性たちの体毛や肌の色が変化して、肉を貪るようになり、性的欲求に身を任せるようになるのだとか……」

「それ、まさに今起こってる現象じゃん!」

「教授はその現象を『ヤマンバ化』と呼んでいます」

「ヤマンバって……あの、昔話に出てくるやつ!?」


 目を点にして驚いている白音さん。

 私はなんとなく話が読めてくる。


「それじゃあ昔話の中で出てくるヤマンバは、少女九龍城の住人たちが肉食系の黒ギャルになったとの同じで、人間が妖怪に変身してしまったもの……っていうこと?」

「そういうことになります。おどろおどろしい妖怪の姿ではなく、今時のヤマンバ……すなわち肉食系の黒ギャル姿になったのは、妖怪像が現代ナイズされたからでしょう。肉食のイメージが更新されて、人間を襲って食べようとしなくなったのは不幸中の幸いです」

「お、恐ろしいことを言うなぁ……」


 しかし、人間を襲ってぺろりと食べちゃわないといっても、別の意味で食べまくっているわけだし、ステーキや焼き肉ばっかり食べられたら少女九龍城の財政も崩壊するし、というか黒ギャル化から戻れなかった子たちの人生は……。


「……ま、まずいよ、この状況」


 同じ想像に至ったのか、隣で白音さんが震えている。

 シーツお化けの女の子が学術書をめくった。


「ヤマンバは山に捨てられた老婆や、山へ連れ去られた女性のなれの果て……と一説には言われています。そんなヤマンバの中には人恋しさに耐えられなくなって、山を下りてきて家族と会ったものや、子宝を得ようと男性に接近したものもいたとか……」

「人恋しさ……ね」


 真っ先に黒ギャル化した白音さんにしろ、さっき食堂に乗り込んできたチズちゃんにしろ、黒ギャル化した女の子は内向的なものたちばかりな気がする。


 ヤマンバが孤独を抱えているのなら、孤独を抱えやすい女の子がヤマンバになりやすいのでは……というのは強引か?


 ガラの悪いやつにいびられたことを家族にも友人にも相談できず、自分の内側に閉じこもってギャルメイクの不良少女になったという意味では、もしかしたら、この私だって同じようなものかもしれない。


「……あれ?」


 そこで私はふと気づいた。


「そういえば、どうして白音さんは黒ギャルから元に戻ってるの?」

「そこが重要なポイントです」


 シーツお化けの女の子が深々とうなずいた。


「ヤマンバを退治する方法というのは諸説ありますが、戻す方法というのはほとんど記録に残っていません。ですが、教授は論文において『逆の属性で対抗する』のが有効だろうと書いています。火に対する水、邪なるものに対する破魔の力、黒に対する白……」

「あーっ!」


 私は声を上げながら、勢いよく椅子から立ち上がる。


「それが私ってこと!?」

「そうなのです。黒ギャルに対抗できる存在……すなわち、白ギャルですっ!!」


 シーツが落ちそうな勢いで声を張り上げる女の子。

 大人しそうに見える彼女だが、この手のオカルトな話題には思わずテンションが上がってしまうらしい。


「そうか……だから、私と百合ックスした白音さんだけ元に戻ったんだね」

「百合ックスとか言わないでよ……」


 赤くなった頬を手のひらで冷ましている白音さん。

 純情な反応をしている彼女を余所に、シーツお化けの女の子が興奮気味に話を続ける。


「櫻井純さんのおっしゃった通りです。ですので、あなたには黒ギャル化した女の子たちとセックス……いや、最低でもキスくらいしていただきたいのです。少女九龍城でギャルファッションをしている女の子はあなたしかいません!」

「私、だけか……」


 ギャルメイクは参考にしていたけど、自分のことを白ギャルと言われるのは、不良少女と言われるよりも違和感がある。日焼けサロンに通っているわけではないが、別に美白にこだわっているわけでもない。


 それでも、なんだろうか……この湧き上がる使命感は!


 過去から……過去の自分自身から逃げて、見た目だけ不良少女になった私である。変わりたいという想いよりも、逃げたいという気持ちが強かったのは間違いない。


 でも、その逃げた先で自分にしかできないことがあるなら……そして、こんなちぐはぐな私を受け入れてくれた少女九龍城の仲間たちのためになるなら、挑戦してみてもいいと思うのだ。


「ごめんね、白音さん」

「えっ? なんで私に謝るの?」

「私、これから黒ギャル化した子たちとキスを……ううん、もしかしたらそれ以上のことをすると思う。でも、私の心と体は白音さんのものだから……絶対に傷ついたりしないから!」

「いや、私のものにしたつもりはないからっ!!」


 白音さんってば……さては照れてるな?

 素直じゃないところも彼女の魅力である。


「それじゃあ、行ってくるね」


 私は椿さんが抑え込んでいる酒池肉林の黒ギャル集団に向かって歩き出す。その気持ちはまるで、妻を守るため戦地に赴く戦士だった。


 ×


 少女たちの黒ギャル化は一週間ほどで沈静化することができた。


 私がその間に相手にした女の子は両手じゃ数え切れない。数多くの黒ギャルたちを浄化していったことから、私は住人仲間から『巫女』とか『悪魔ハンター』とか『人間洗濯機』とか呼ばれることになった。


「没収です! その写真は没収です!」

「くくくっ……没収されたところで何枚も焼き増ししてやるわい!」


 廊下で追いかけっこしているのはチズちゃんと椿さんのカップルである。


 どうやら、椿さんは『チズちゃんの黒ギャル姿の隠し撮り写真』をカメラ好きの住人仲間から入手したらしい。清純派路線の恋人が珍しくはっちゃけた姿ということで、写真として手元に残しておきたいという気持ちは理解できる。


 ちなみに私は黒ギャル化した白音さんの姿を残し逃した。

 せめてスマホで写真でも撮っておけばよかったのだが……。


「しーらーねーさんっ!」

「な、なに?」


 私と白音さんは食堂の片隅で夕食を取っていた。

 黒ギャル化した住人少女たちが肉を食らいつくし、少女九龍城の財政が切迫した結果、食堂の日替わりメニューは病院食か精進料理とでもいうような内容に変貌していた。ヘルシーで健康志向なのだが十代女子にはかなり物足りない。


「私、事件解決のために頑張ったよね?」

「ま、まぁ……うん……」

「ご褒美、ほしいんだけど?」

「管理人さんにステーキでも焼いてもらったらいいんじゃないかな……」


 つれない反応をする白音さん。

 それもそうだな、と私は心の中でつぶやいた。


 黒ギャル化した女の子たちと戯れていて、最初はそこそこ楽しかったけど、途中からむなしさが勝っていた。この子たちは自分の意思でエッチになったわけではないし、元に戻ったところで「楽しかったなー」という気持ちが残るわけではない。私一人で盛り上がっていても、その気持ちをあとになって共有できる相手がいないと心が全然満たされない。


 それなら、これまで私が白音さんに一方的に絡むことで生まれていた満足感は何だったのだろう? 私は独りよがりだったのか……いや、一人でよがっていたのでは!? そんなの百合ックスでも何でもないのではっ!?


 そんな風に思い悩んでいる私に「やっと気づいたか」という視線を向ける白音さん。


「わ、わ、私は今まで白音さんになんということを……」

「いや、そこまでへこまれると逆に困るから元気出してね?」


 住人少女たちが黒ギャル化した事件は、こうして私の反省で幕を閉じた。


 私が白音さんと真の友情を結べるそのときまで、自戒の意味を込めてこの記録を残しておこうと思う。この記録をいつか読み返したとき、子供だった自分を笑い飛ばせるくらいに成長できていたらいいな……。


(おしまい)

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