第7話 殺人鬼のクリスマス

 返り血で一張羅のコートが真っ赤っかになってしまった。


 人間の中には文字通りに『血の気の多いやつ』というのがいる。そういうやつの太い動脈をナイフでかっさばくと、水芸もびっくりなくらいに血が噴き出す。いつもは返り血を浴びるようなヘマはしないのだが、寒くて手元が狂ってしまったのである。


 血塗れのコートなんて今すぐにでも捨てたかった。けれど、なにしろ真冬である。コートを脱ぎ捨てたら、寒風に体温を根こそぎ持って行かれる。真っ赤なコートを着ているのは、仕方のない選択なのだった。


 では、どうして返り血を浴びるに至ったのか?

 なぜならば、私――三島悠里はちまたで話題の連続殺人鬼だからである。


 ただ、私だって好きで殺人鬼になったわけではない。ただ、クズ人間のクズな行いを目の当たりにすると、ついついカッとなって自制が効かなくなるのだ。

 さっき始末してきたやつだって、猫に有刺鉄線を巻いて遊んでいたのだ。生かしておいてもろくなことがないと思って、すぐさまナイフで頸動脈をスパッとしてやった。死んで灰になれば、地面の栄養くらいにはなるだろう。


 ……まぁ、私の弁解が聞き入れてもらえないことは分かっている。

 私はもはや高校中退の家出娘ではない。全国に顔が知られている連続殺人鬼だ。まだ未成年なのに、週刊誌に顔と実名が載っちゃったのだ。


 始末した人間は両手で数え切れない。生かしておく必要のないクズ人間でも、そいつの家族まで悪いやつとも限らない。やはり、殺人鬼ってのは真っ当な解決手段とは呼べないのだろう……。

 だから、警察からコソコソと逃げ回ったり、ドロボウみたいなことをしないと生活できなかったり、血塗れのコートを我慢しなくちゃいけなかったり……というのは、殺人鬼の私にはお似合いの苦行なのである。


 とはいえ、たまには心の安らぎが欲しくなる。

 今日も一人を殺したので、当分は大人しくしている必要がある。そのためには安心してくつろげるねぐらが必要なのだが……ちょうど心当たりがあった。知る人からは少女九龍城と呼ばれている女子寮である。


 聞くところによれば、少女九龍城はとてつもなく複雑な構造をしているらしい。増改築を繰り返したせいで、中身はまさしく迷路のような状態……そのせいで、管理人すら部屋数を把握していないのだとか。それはおろか、何人の少女が住んでいるのかすらハッキリしていないらしい。


 まさに好都合。私が隠れ住むにはちょうどいい場所だ。住人と仲良くなるつもりはさらさらないが、たまに立ち寄るアジトの一つとして持ってこいである。住人たちと顔を合わせず、簡単に出入りできる場所があったりしたら最高だ。


 真っ赤なコートをはためかせながら、私は少女九龍城に向けて足を進めた。

 サンタさん、私にバイクとかくれないかなー。


 ×


 少女九龍城への侵入は拍子抜けするほど簡単だった。鍵の掛かっていない窓があったので、そこからすんなりと入ることが出来た。人の気配がなく、ほこりの積もった板張りの廊下だったけれど、風がないだけでも十分にありがたい。


 廊下は丁の字になっていて、それぞれの方向に視界の端まで伸びている。突き当たりの壁が見えず、窓から差し込む月明かりが街灯のように点々としていた。この広さから考えると、窓ガラスを割って侵入したところで、住人には気づかれないような気がする。


 落ち着ける部屋を探して、とりあえず廊下を歩いていく。

 しばらく歩くと、複数のドアが連なっている廊下に辿り着くことができた。未だに人の気配はないが、足下のほこりっぽさが多少マシになっている気がする。住人たちのいる区画に近づいてしまったのかもしれない。


 鉢合わせをしては厄介だ。

 そう思って、きびすを返そうとしたとき――


「いたぁ――――――――っ!」


 突き当たりの角から、いきなり住人らしき少女が飛び出してきた。

 ふわっとした髪の持ち主で、小さな体躯がぬいぐるみのように可愛らしい……などと観察している場合ではない。でも、私は可愛い女の子が大好きなのだ。殺人鬼のくせに、とは言われたくない。


 角の奥から「虎谷さん、見つけたの?」と声。

 それから、ドタドタと複数人の足音が聞こえてくる。

 虎谷さんと呼ばれた少女は、その場でひざまずくように屈んだかと思うと、抱えていた筒状のものを肩に担いだ。


「ファイア!」


 そして、トリガーを引く。

 途端、担いでいる筒から巨大なネットが発射された。

 これは迂闊――私は頭からすっぽりとネットに捉えられてしまう。たぶん、あれは銀行強盗を掴まえるために、コンビニに配置されているとかいう防犯グッズだ。強盗を掴まえる道具に引っかかる殺人鬼だなんて格好悪い。


 私は仕方なく、コートのポケットから折りたたみ式のナイフを引っ張り出す。そして、まとわりつくネットをササッと切り払った。私を確保したと思いこんでいたようで、虎谷さんと呼ばれた少女はびっくりしたようである。

 彼女は防犯グッズを床に置くと、パチパチと一人で拍手を始めた。


「今のすごい! もっかいやって!」

「いやぁ、もう一回はやれないな。ネットがないし」

「ちょっと待ってて! もう一発、持ってくるから!」


 そう言って、虎谷さんと呼ばれた少女は角の向こうに引っ込んでしまう。

 すると、彼女と入れ替わるようにして、住人仲間らしき少女たちが角から飛び出してきた。はえたたき、竹箒、フライパン……日用品から凶器まで、様々な武器を装備している。私のことを掴まえる気が満々だ。


 窓から侵入したのがバレていたのだろうか? そして、私を確実に掴まえるためにわざと泳がせた――そう考えれば辻褄が合う。少女たちから賞金首扱いされるだなんて、私も連続殺人鬼として有名になったものだ。

 とはいえ、この反応は過剰だろう。連続殺人鬼が侵入してきたとなれば、普通はブルブルと震えながら警察に連絡するのが常だ。体育会系の男子寮ならともかく、ここはか弱い乙女の住まう女子寮である。


 ……いや、忘れていた。

 少女九龍城には変な少女が大勢住んでいる――迷路のような構造よりも何よりも、それが一番の特徴だという噂だったではないか。

 とりあえず、今は振り切るまで逃げてみるしかない。

 私はきびすを返して、今まで通ってきた道を逆向きに走り出した。


 ×


 ゆっくりと休むつもりだったのに、いつの間にか深夜のマラソンになっている。

 結局、私は最初に侵入してきたあたりまで戻ってきていた。このまま脱出するのも味気ないので、どうにか一休みできる場所を探したいのだが……背後を振り返ってみると、未だにしつこく追いかけてくる少女がいた。


「追いついたぁ!」


 金髪の少女である。日本人ではない。おそらく、カリフォルニア生まれの日本文化マニアの類だろう。そんな雰囲気がする。パジャマ代わりなのか、浴衣の上からカーディガンを羽織っていた。


 で、彼女は腰に差していた木刀を抜いて、やや剣先を下げ気味にして構える。少女九龍城に住んでいる変わった少女たちは、必ずしも文化系であるとは限らないようだ。


「私はキャサリン・クラフト。みんなからはキャシーと呼ばれています。真冬の侵入者さん……あなたは?」

「悪いけど答えられない」

「……だと思った。それなら、力ずくでも聞き出す!」


 キャシーと呼ばれているらしい少女は、息を整えるのもそこそこに、木刀を逆袈裟に振り上げながら突っ込んできた。私はその一撃を後ろに飛び下がって回避する。あんな凶器、かすっただけで体が痺れる。


 おそらく、殺す気になれば突破することは可能だろう。ナイフで一突きするだけで簡単に終わる。けれども、私は別に好きで殺人鬼になったわけではない。生かしておく価値のなさそうな人間を見つけると、思わずやっつけてしまうだけである。

 これまでだって、私のことを捕まえようとする人間はたくさんいた。やむを得ず気絶させるくらいのことはしたけれど、傷の残るような怪我をさせたことはない。だというのに、危険な殺人鬼扱いされるのだから心外だ。


 ともかく、今は攻撃を避ける。

 相手の攻撃範囲に一度でも入ってしまうと、もう背中を見せて逃げ出すような余裕はない。振り回される木刀を回避しながら、ジリジリと廊下を後退していく。このままだと、他の少女たちに合流されてしまう。

 特に厄介なのが、あの虎谷さんと呼ばれていた少女だろう。防犯グッズはさておいて、あの可愛さは半端ではない。当て身で気絶させることすらためらわれる。虎谷さん以外にも、少女九龍城には可愛い子が多い。そんな子に暴力なんて振るえない。


「覚悟!」


 金髪サムライ少女が大上段から切り込んでくる。

 あまり痛いことはしたくない……そこで、私はナイフを抜きながら一足飛びで懐に飛び込んだ。レスラーがタックルをするかのごとく、低い姿勢で一気に詰め寄る。木刀の攻撃範囲は基本的に腰から上だ。

 そして、浴衣をまとめている腰帯をスパッと切った。


 飛び退く金髪サムライ少女。はだける浴衣。露わになる肌色。

 和装をしたときは下着を着けない……こいつ、やはり日本マニアのアメリカ人か! あまりグラマラスな体型じゃなくてよかったね。浴衣がとても似合ってたよ。そのうち、ちゃんとした着物も見てみたいところだ。


「お、お、お、お嫁に行けなくなる!」

「うっ……それは申し訳ない」


 とはいえ、責任を持って引き取るわけにもいかないので、ブルブルとしている彼女を放置して一目散に逃げる。彼女がアメリカ人のスピリットを思い出して、訴訟に持ち込まれたりしても厄介だ。


 ×


 少女たちの声が聞こえなくなったのは一安心だが、流石の私も走り疲れてしまった。よくよく考えてみると、明け方にカロリーメイトを食べて以来、食事らしい食事を取っていない。エネルギー不足なのだ。


 ひとまず休める場所を求めて、私は手近な部屋に入ってみることにする。


 空き部屋であることを祈ってみるが……残念ながら、そこには先客がいた。ふかふかな羽毛布団にくるまれて、小学生くらいの少女が眠っていたのである。耳が寒いのか、毛糸の帽子を頭にすっぽりとかぶっている。

 ぐっすりと眠っていて起きる気配はない。座って休憩するくらいなら、存在に気づかれることもないだろう。少女九龍城の少女たちだって、まさか住人の部屋に隠れているとは思わないはずだ。


 暇つぶしに少女のことを眺める。

 すると、ベッドの支柱に靴下が引っかかっているのを見つけた。

 今になって気づいた。今日はクリスマスなのだ。ということは、私はサンタクロースに間違えられていたのだろうか? 一応、真っ赤なコートを着てはいる。でも、白いヒゲをはやしているわけでも、大きな袋を担いでいるわけでもない。


「……そもそも、サンタさんを暴力的な手段で捕まえようとするとか」


 サンタさんを捕まえてどうするつもりなのだろう? プレゼントをむしり取ろうという算段なのだろうか。そんなことを企んでいるこの前には、どう考えてもサンタさんなんて現れそうにもない気がする。


 そういえば小学生の頃、サンタさんに「拳銃をください!」と手紙を出そうとしたことがある。もちろん、気にくわないやつをぶち殺すためだ。手紙は母親に検閲されて、ポストに届くことなく焼却処分された。


 ……ここで眠っている少女は、サンタさんに何をお願いしているのだろう?


 好奇心に引っ張られて、私は引っかけられている靴下の中を覗き込む。そこには折りたたまれたピンク色のメモ用紙が入っていた。音を立てないようにこっそりと引っ張り出して、メモ用紙を開いてみる。

 そこには簡潔にお願いが書かれていた。


『サンタさんへ。また前のように歩きたいので、どうか両足分の義足をください』


 私は振り返る。久しぶりに動揺した。

 羽毛布団の中に手を突っ込んでみる。両足があるはずの場所に何もない。膝を抱えているわけではない。そうだとしたら、もっと布団が山なりにふくらんでいて良いはずだ。たぶん、膝の少し上くらいから切断されている。


「クリスマスだってのに、やるせないなー」


 私は連続殺人鬼と言われているが、これでも社会のゴミを始末しているのだ。プラスかマイナスかで言ったら、たぶんプラスである。けれども、基本的には不要なものを抹殺することしかできない。


 この少女には義足が必要だ。でも、私は人殺しだけしかできない人間なので、彼女に義足を与えることは出来ない。これ以上の不幸が起こることは防げても、不幸になった人間を幸せにすることは無理なのだ。


 私がこの少女の不幸に対して、わざわざ責任を感じる必要はないはずだ。けれども、しんみりとした気持ちになってしまう。クズ人間を殺してまわるより、こういう少女を幸せにしてあげた方がストレスは少なそうだ。


 とはいえ、私のような存在だって必要なときがあるだろうしなぁ……それとも、やっぱり必要じゃないのかな? 誰かから「ありがとう」って言われたこともないし。というか、お礼を言われる前にその場から退散するし。


 申し訳ない気持ちになって、メモ帳を靴下の中に戻しておく。

 体は休憩できたけど、心の方が疲れてしまったので、私は少女の部屋から出ることにした。


 ×


 さて、どちらに逃げるべきか……廊下に出たところで私は立ち止まる。


 先ほどの部屋に住人がいたということは、ここは少女九龍城の居住スペースなのだろう。再び少女たちと鉢合わせするのも時間の問題だ。とはいえ、右に向かえばいいのか左に向かえばいいのかも分からない。たぶん、同じところをぐるぐると回っているのだ。


 いっそ真っ赤になったコートを脱ぎ捨てて、自分がサンタさんでないことをアピールしたらどうだろう? 私の顔が知られていなければ、そのまま上手い具合に住み着くことができるのではないか……。

 そう思った矢先、壁に貼ってある張り紙が目にとまった。


『この顔にピンと来たら一一〇番。冷酷で残忍な殺人鬼・三島悠里(1×)』


 ……なにこの張り紙。顔写真が載っちゃった週刊誌から画像を取り込んで、綺麗に処理したうえで拡大してある。どれだけ気合いを入れてお尋ね者のチラシを作っているんだ。サンタさんでないと分かってもらったところで、このままでは殺人鬼として捕まってしまう。


 腹いせに張り紙を剥がして、くしゃくしゃと小さく丸める。そして、背後に向かってポイと投げ捨てた。

 紙くずが何かに跳ね返って、足下に戻ってくる。

 振り返る。


 そこにいたのは少女ではない――ガッシリとした体格の大男だった。光の差し込む角度が悪くて、真っ黒なシルエットにしか見えない。少女九龍城には少女しか住んでいないはず。だとしたら……管理人?


 お互いに攻撃範囲の内側だ。やらなければやられる系の機器を感じる。相手に怪我をさせたくないとか、そんな甘っちょろい考えでは打破できない状況だ。その証拠として、空気の粒が緊張で小刻みに震えている。


 折りたたみ式のナイフを突き出す。

 私から先に攻撃を仕掛けたのは、間違いなく私自身がビビりまくっていなかったからだ。相手に敵意があるかは分からない。だが、もしも相手が攻撃を仕掛けてきたら、私は間違いなくやられてしまう。そう感じ取れた。

 ならば、先に攻撃を仕掛けるしかない。


 そうやって突き出したはずのナイフなのに、大男に指二本でピタリと止められてしまった。刃を人差し指と中指に挟まれている。そして、彼は手首のスナップを利かしてナイフをもぎ取ると、刃を元通りに折りたたみ、私に向かって返却した。


 なんて紳士的な態度。襲ってきた少女にナイフを返してあげるだなんて!


 私は彼のために道を空ける。

 すれ違う瞬間……男の服が光に照らされて、その色が真っ赤であると分かった。それに加えて、彼は白いふわふわしたひげを生やして、背中にはパンパンにふくれた袋を担いでいる。トナカイっぽい匂いがしないでもない。

 実在はしないだろう……と思っていたが、どうやら実在していたようである。たった一晩だけで、世界中のよい子にプレゼントを配るわけで、流石にこれだけ立派な体をしていなければ勤まらないらしい。サンタさん、すげーな。


「……義足、持ってきたの?」


 背中に問いかけると、彼は答えるように袋を大きく揺さぶった。

 口に出して答えるまでもないようである。


「サンタさん。私はあんたを尊敬するよ。私は人から奪うことしか出来ないけど、あんたは誰かに与えることが出来るからさ……」


 私の言葉を聞いてか聞かずか、サンタさんは少女の部屋に入っていく。

 かと思えば、今度は廊下の突き当たりから虎谷さん&キャシーがやってきた。サンタさんを捕まえようとしているのに完全なニアミスである。


「虎谷さん。私がインファイトに持ち込むから、私ごとネットで捕まえて!」

「ラジャーっ!」

「ちょい待った!」


 前衛と後衛に分かれる二人に向かって、私は真っ直ぐに片手を突き出す。


「フォーメーションを組んでるところを悪いけど、私はサンタクロースじゃないよ。サンタさんは男の人だから。女の人がサンタの格好をしてたら、それは単なるコスプレだから。で、私はコスプレでもなんでもないから」

「……じゃあ、あなたは誰なわけ?」


 虎谷さんの素朴な疑問。

 答え方に迷いつつも、とりあえず私はその場を取り繕う。


「あんたたちみたいな、善良で可愛い女の子を守っている――とても邪悪な存在だよ」

「悪者なのに、善良な人を守ってるの?」

「状況は複雑なのさ。まぁ、そう思っているのは私だけなんだろうけどね。それとも、今からでもサンタ見習いにジョブチェンジしようかなぁ……」


 虎谷さんとキャシーは一緒になって小首をかしげている。


 私は二人のことを置き去りにして、一目散に少女九龍城の奥に走り去った。とにかく、住人たちと鉢合わせしない場所まで逃げるのだ。話はそれからである。


 その時、私は「しばらく居座ってみようか」という気持ちになっていた。サンタさんに義足をプレゼントされた少女が、ちゃんと立てるようになるか気になる。お節介かもしれないし、自己満足かもしれないが、見守ってあげたいのである。


 そうして、あの少女がつまずくようなことがあれば……颯爽と現れて、体を受け止めることが出来たら最高だ。

 奪うこと以外にも、私に出来ることがあるという証明になるのだから。



(おしまい)

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