侍にて候 襤褸。様

 文字の暴力に曝されました。


 遠藤はもう襤褸。


 94万字はあかんて。

 というか確認したら94万8800字って、ほぼ95万字やないですか。


 これはワイへの挑戦ですかな?


 何度ぶん投げようかと思いましたが、私に良いところがあるとすれば、


 ある程度はきちんと読むことですよね?


 というかそこを無くしたら私の長所とは……(考えてはいけない)


 ええ。


 駆け足気味ではありますが、読みましたとも!




 侍にて候 襤褸。様


 https://kakuyomu.jp/works/1177354054880404255


 この企画開始時から、この物語はラスボスだと思っていました。

 圧倒的文字数。ぶちこんでこられた時は、気が遠くなりました。


 後に残しておけば痺れを切らされて企画から自主退場される方もいますし、そうであれば仕方ないなうん(書くなや)と思いながら最後にしていたのですが、よくぞ居座ってくれました。


 実はコツコツ読んでたのですが、やはりキツイですね95万字。


 江戸時代を舞台にした侍の魂を抱えた武士たちが凌ぎを削るストーリー。


 なんかでは全然ないのです。


 一言でいって仕舞えば、


 江戸時代の日常系です。





 例えるなら、さむらいモザイクといいますか、ご注文はさむらいですか?といいますか、ゆるぶしっ、といいますか(パロディの嵐)。


 まあサザエさんですよね。


 男の中の男の主人公が嫁さんを貰うという話から、江戸に関わる本当に多種多様な人物が絡んでくる戯曲のようです。


 弟の嫁が先に妊娠して焦ったり、悪者を懲らしめたり、父親の後妻と火花を散らしたり、失恋したり。


 この時代における日常の出来事がおもしろおかしく流れていきます。

 人情話とはちょいと違う。


 本当にちょっと鼻持ちならないキャラも多々いますし、良い話を意識しているわけでもない。

 だからこそ、リアルに近い日常となり得ているのだと思います。


 そして、ちょいちょいロリとかイケメンとか現代用語も出てきますが、それはエゲレス語として外国の言葉という認識で処理されるのは笑いどころ。

 べべんべんと音楽すら聞こえてきそうなこの物語。ぜひとも触れてみちゃあくれませんかね?




 短所。


 長い。





 いよいよ、結果発表です。

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