〜A Storybook of the Will〜Dark Clouds 井上 桜様

 38万の後の3万8千はとても短く見えますね。10分の1ですもの。


 実際はそんなに短くないですね。日帰りファンタジー2作品分ですもん。


 思ったより時間がかかりました。


 不覚。


 〜A Storybook of the Will〜Dark Clouds 井上 桜様


 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884069875


 サクサクと物語が進みます。


 なぜかなーと考えた時に、情緒を考えるというよりは、おそらく物語の展開を映像化しながら書いていらっしゃるのかな。


 そう感じました。


 一点の風景を映像化して、その中に存在する複数の事象や心情を描写すると、その分どうしても場面の変化は遅れます。


 シナリオ的な物語の進め方。流れで表現するから、サクッと進んでいるように思いました。


 これは、私に圧倒的に不足している部分なのですよ。


 多分名前を出すと喜ばれると思うのであえて出しますが、ハイロック様の作品や、井上 桜様のような表現方法のメリットを、取り入れたいと感じます。


 この作品、テンポよく進むことと、もう一つの特徴として、本位か不本意かはわかりませんが、児童文学的だと感じます。


 最低限の行動描写に、事象や展開を説明しすぎないスタンスは、考えすぎない分、楽な部分があります。


 好みの別れるところだと思いますが、バランスの問題でしょう。


 児童文学的と感じるもう一つの理由は、キャラ同士の関係ですね。


 感情と行動が簡潔です。


 嫌ってるから態度が悪い。いけないことをしたから帰りたくない。ピンチだから敵を倒す。


 わかりやすさは、親しみやすさと、とっつき易さという長所もあると思います。





 そうなると、やはり良いところも諸刃の剣でして、物足りない部分が出てきます。


 人の行動に何かしらの意味が加わると、それは独自性になります。感動にもなります。


 シュークリームを食べた。それだけなら事実ですが。


 シュークリームを食べていると、昔姉と取り合った記憶が蘇って、懐かしさが込み上げてきた、となればノスタルジックな感情が生まれます。


 意味付けや思い出を巧みに組み合わせることで、さらなる魅力が出てくるのかも、しれません。


 一長一短のバランスが大切だとは思いますので、最終的には自分の好みですね。




 思わず余談を書きたくなります。


 夜のテンションだし、許される(かな)。


 こういった企画を始めると、多少は他の作品を読んで頂けるありがたい恩恵があるものですが


 あのですね


 一番伸びているのがくだらないことを書き連ねているエッセイってどういうことでしょう?(ヒクつく頬)


 ホモとかハゲとかコミュ障とかいってるだけのネタですよ?(ネタ……ですよ)


 小説家ではなくエッセイストみたいになってるじゃないですかやだー。


 ……


 ありですねそれもね(切り替え)。


 好き勝手いいつつ金を稼げる仕事に就きたい。


 皆様にお願いです。


 この最後のぼやきは見なかったことにしてくださいね(手遅れ)。


 続く。

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