第一話
彼は、暗い闇の中にいた。
手の中の小瓶を握る。
いわば、これはゲームだ。ばれてしまえば終わり。上手くやれば、目的は達成される。
計画は完璧だ。予行も何回も繰り返した。
あとは実行するのみ。
彼は立ち上がり、明るくなっていく外の景色を見つめた。
大丈夫。出来ることだ。
彼はもう一度、手の中の小瓶を、きつくきつく握り締めた…。
真奈川中学校の殺人(仮) @arinoko
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。真奈川中学校の殺人(仮)の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます