反逆者 クマ

フロント中央クマは戦っている


クマ「どいつもこいつも雑魚!!雑魚!!雑魚!!あはははは!!」


クマは三節棍を振り回し続けている

黒服達は刀やナイフを待ち立ち向かっていく

だが動きが三節棍の動きが一向に読めない

ただの棒となればまだしも間にチェーンが入ることにより予測が難しい動きをする

下手に飛びいれば叩きのめされるのは目に見えている

どう攻めようか悩む黒服を待つほどクマも優しくはない


クマ「来ねぇならこっちから行くぞ!!」

そう言うと黒服たちに向かいダッシュで近寄っていく


次々とバキバキになっていきコンニャク見たくなっていく黒服達

それを見た黒服の数名はその場に尻餅を着くように座り込んでいくものも居た

そんな中1人の黒服が

黒服「らちがあかない!!撃て!!近寄らなければいいんだ!撃てー!!」

周りの黒服達は一斉に短機関銃やハンドガンを向けで撃っていく

クマに向かい一直線に何発もの弾丸が飛んでいく

四方八方から飛んでくる弾丸に逃げ場などどこにも無かった

黒服は勝ち誇ったように叫ぶ

黒服「死ねぇ!怪物!!」

常人ならまず逃げれない、そもそも囲まれるようなことは絶対にしない


だがクマはにやりと笑い次の瞬間

クマ「待ってました...!!」

とボソッと言った次の瞬間

三節棍を高速で回転させ始めた

クマ「俺がそんな事で死ぬわけねぇだろ!!バーカ!!」

そして三節棍で器用にも弾丸を弾き返し始めた

弾かれた弾が壁や花瓶様々な物に当たり始めた次第に跳弾の嵐となっていった


周りに響き渡る跳弾の音

黒服たちは一斉に身を隠し始めたが隠れても無駄な状況へと陥っていた


どこから飛んで来る変わらない弾丸に次々とやられていく黒服

バタバタと倒れていく黒服たち


銃声がなり病むと同時に跳弾の音も止んでいく

声を上げるものは居なかった


クマ「これで終わりだろいい運動になったよ」

そう言うと血の海を1人口笛を吹きながら歩いていった

だが...ひとりの生き残りの黒服がクマの意表を付きクマの背中を撃った

クマはその場に止まる

黒服はビックリした表情だったが次第に状況を理解し笑い始めた


生き残りの黒服「はは、、、ははは!!ざまぁみろ!!コレでてめぇ...も...??」

黒服は目の前の後継を疑った何度も目を擦り再度確認した

そう目の前には血が出ている状況なのだが

明らかにおかしいなぜなら

クマの撃たれた場所からは血ではなく黒い重油の様な物がぽたぽたと垂れ落ちていた


クマは撃たれた場所を確認したそして黒服に喋りかけた


クマ「やるじゃん、俺はちょっと変な生き物でね...並大抵の弾丸なら耐えられるんだわ

残念だったな!殺すのがおしいくらいだ!

次俺を殺す時は12.7mmでも持ってくるんだなぁ?あばよ」

そう言うとクマはポケットに手を入れ何かを取り出そうとする

それを見た黒服は慌て言った

生き残りの黒服「たっ...助けて!!何でもくれてやる!だから...!!」

クマ「なら命よこせ」


クマがそう言うと次の瞬間

パーンと音が鳴った...

黒服はゆっくりと膝をつき倒れ込んだ


それを見たクマは驚いていた

クマ「いや...ふざけて持ってきてた紙鉄砲でまさか敵を倒せるとは...紙鉄砲も侮れないな...今度雪村にも教えてやろうっと」


ルンルン気分でクマはその場を立ち去った...

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新生 叛闘 クマさん @hantoukumasan

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る