第169話「冬の虹」をよんで

https://kakuyomu.jp/works/1177354054892532112


久々の企画復帰です。


年末年始は忙しいんだ本当。


ライガーの引退試合も見に行かなきゃいけなかったし。


それにしてもせっかく、内藤哲也が勝ったから、みんなで「ロスインゴベレウナァァアァァァブレスデハーーポン」

ってやりたかったのに、一番いいところで、KENTAのやつが邪魔しやがって。


全くお前ってやつはヒールの鏡だぜ。



さて、話は戻って、今回の作品。


まず第一の感想はよくわからないに尽きるか。


あまりに背景の説明がなさすぎ。

祖父は結局なんだったのか、最初の祖父の娘に対するくだりが何だったのかさっぱりわからん。

えっ、なんで殺したん?


そしてそのなぞは最後まで明かされず、謎のハッピーエンド。

最後に出てくる手を振る祖父は何者だ?


そして主人公の感情があまりにたんぱく、絶対祖父許せんだろ普通なら、「なんでじい様が」で済む話しか?


それでも途中までは結構よめた。

そのじいさまが出てくるまでは、である。


問題のじいさまとの戦闘はもっと熱く書かなきゃいけないだろうし。

そのあとの娘が出てくる展開は意味不明。


唐突に戦いが終わる。

そのあたりの説明は一切なく。


狐の嫁入りとなにかがかかってるんだろうけど、全然伝わらず作品を何往復もする羽目になった。


それでもよくわからない。


結局キツネに騙された話で、全部関係ありませんでしたってエンドなら怒るでしかし。



文字数的にも余裕があるのだから、伝えたいことがあるならもっと伝えられるように書かんといかんよ。


作者が何歳か知らんけど、中学生でもこれは許されん。



そして思い出す。

昨日(1.5)のプロレスは素晴らしかったと、最後の展開をぶち壊す流れがあっても、そこまでの文脈がしっかりしていれば、観客は納得するのだ。


この作品のようによくわからないまま展開されて、最後はキツネにつままれていましたでは、客は納得しない。


 プロレスは戦う理由を時間をかけて観客に説明してから、ビッグマッチの対戦の必然性を組み立てる。それで観客がそこに期待して見に行く。

時間をかけて説明と言ってもグダグダ長いことを言うわけではない、1年のマッチメイクで因縁を作り上げるのである。

 そしてもちろん戦いの中にも必然性がある。戦いの中に文脈を作り出していくのが、プロレスであり格闘技との違いである。


 という話をしだすときりがない上に脱線するので終了。


 とにかく、プロレスを見るように、いいね!



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