第157話「ロックン・ロールをもう一度」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891657219


ほうほうこれは、いい作品ですなぁ。


1話で、1万文字書ききってるのも見事ですし、無駄なことを一切してない。

俺はお飾りのPV欲しさで、話を区切って、5話構成に変えてしまってるけど、この作品は、そういうのも一切なしで真っ向勝負。


総文字数9976ってことは、相当削ったんだろうなあ。

ここは残したい、もっと深堀したい、だけどここを削るしかない、そんな苦悩がうかがえるんだぜ。たぶん、全然見当違いだったり?


 この話はいかにも、この青年とバンドの女のこが恋愛する話だと思って読むんだけど、全然そんなことないんだよね。

 どうせこうなるでしょ、っていうのが全然そういかなくて、それがいい。


 とはいえ、読んでて、まあでもこれ落ちどうすんのかなあって思ってたら、最後の展開にしっかりやられました。

 ご都合主義っていう意見もあるだろうが、見事なしめ方。

 これは是非最後まで読んでほしい、そんな作品。


 正直、途中までは、テンポいいし、読みやすいなあくらいの感想しかなかったんだけど、おれは、最後の展開て作品の感想が100変わりました。

 8000文字くらいまでは、今回もぶった切ってやるぜキャハーだったのに残念だよ。


 たぶん、文章うまい勢の人からは、・・・がおおいとか、3点リーダは……で使うのが常識とか。

 -も——で使おうね。

とかまあ、そういうことを言う人もいいるだろうけど、おれはそういうの気にならんから。


 非常に見事に男女のさわやかな関係をかけたと思います。


 ☆つけました。


 俺なら主人公とこの女をどろどっろの不倫関係にしちゃったなあ。こんなんさわやかすぎます。


あっ、ここだけ気になった。

「 造られた『ピエロ』のような彼女の表情は、ステージ上で食い入るように客をにらみつけている時のほうがよっぽど挑発的だった。」

これはどういうことなんだろう。

まあ言わんとしてることはわかるけど、もう少しわかりやすくならんかな。たぶん言葉が足りてない


以上。

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