第65話 セイム作「本の購入希望書に悩みを書かないでください。」を読んだ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884289477
全部読めっていうから、まじ死ねよって思ったけど。しょうがないから、少しだけ読んでやった。あぁしかしこのご時世は怖いもので、この「まじ死ねよ」を、殺害予告とか、これで自殺したらどうするんだとかいうやつが、まじでいるから、ほんとうに、まぁつまらない世になったと思うのである。
まぁそういうやつらがマジで死んだらそれはそれでストレスがなさ過ぎて面白くない世界になるので、純粋まっすぐ正直馬鹿族の人たちも、堂々とのうのうと生きればいいと思う。まぁそもそも彼らは堂々と生きるだろう。
でセイムさんの作品だ。タイトルを見て評論と思ったら、学園ラブコメだった。
うーん、1話目の時点で相当読むの苦痛だったが、我慢して読んだら意外にサクサク読めるので、悪くないんじゃないかと思うよ。まぁ俺は全くテイストとして好きじゃないんだが、現代の中高生受けしそうな内容で、きっちりターゲットの心をつかめそうだ。まぁ俺は好きじゃないんだが、中高生は読んだらいいんじゃないか、いい暇つぶしになるぜ。
主人公と周囲の人間関係とかも、俺は好きじゃないが、こういうのが好きな層も今は多いと思うから路線としてはありだろう、うまく宣伝できればPVが伸びる作品だろう。
この作品に対する突っ込みは主人公の動機がいろいろと薄すぎるというか淡白すぎるって点なんだが、しかしそれを追求するとこの読みやすさは失われるので、これはこれでありだ。
だがな3章からが急に読みづらい、というかわかりづらい。今までサクサクできてるのに、急に視点変更とか入れるから、戸惑いが起きるし、サクサク感で読んでる人は急に前を振り返る必要が出てくるのでめんどくせぇ。
なので3章の時点で読むのをやめたのだった。
あとさこの作品別に描写が売りじゃないから、一話目の冒頭のくだりいらないんじゃないかと俺は思うのだが。
さてレーティングである。
面白さ :☆☆☆☆☆☆
読みやすさ:☆☆☆☆☆
斬新さ ;☆☆
展開 :☆☆☆
表現 :☆☆☆☆
アイデア :☆☆
21/35
面白さは結構あるとおもう。キャラクターに引きつけられる要素はかなりあるし、今後を読めばもっと上がるのかもしれない。
ただしその場合、展開が足を引っ張って最後まで読んでもらえないだろうというのが欠点だ。
それを克服しても主人公に感情移入できるだろうか、不安だ。
斬新さとかアイデアは、そこを売りにしてるわけじゃないだろうから、☆2でしょうね。ただ、図書室の要望書から物語が始まるアイデアで☆を2個にした。
読みやすさは文句なし、「」のルールをまもり、難しい単語にはルビまでふってある丁寧さ。表現も上手なのだが、文字数を少なくする弊害で、どうしても☆5にはならない。これは宿命みたいなもんである。
ということで、一個目のレーティングでした。
これやると普通に、ただ褒めたりディスるより疲れるわ。
多少甘めについたかもしれないね。
これぜひセイムさんの自己評価も気になる。
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