第42話「フォロワーと☆」

 さてここからは前回に引き続いて「目が覚めたら魔王」のPVと☆の話です。


 この作品はかなり序盤で、ああこれは書き手から評価されないと感じていました。やはり、展開をはやく意識しすぎて、表現が薄いしキャラクターがたくさん出過ぎて、まったく内面とか書かれません。

 いわゆる小説的な読みごたえというか、楽しさは全くないといえます。


 まぁそれもそのはず、この作品はかなり、2ちゃんのSS的なものを意識して作ったんです。すべてはより多くの人に読んでもらうために。

 2ちゃんのSSってあんまおもしろくなくても結構最後まで行けますからね。


 だからまぁ遠藤さんの感想の「鋼華な食事をカロリーメイトにしたという評価」は言いえて妙です、まさにその通りといえます。俺のイメージはフランス料理をジャンクフードにした感覚ですけどね。


 狙い通りPVはつきやすくなりました。フォロワーもこんなにつくと思いませんでした。だからもっと☆ついていいのにと思って、そういう思いがもとで「☆がつかない作家の苦悩」を書いたんですが、実はこれ☆つくわけないんです。フォロワーを見たら最近分かりました。

 

 おそらくフォロワーのほとんどが@名前なので、読み専の方です。あとケータイから読んでる方も多いかもしれません。いや、これはうれしいですね、俺がそうですが書き手の場合、義理フォロワーの場合も多いので、ほんとうに読んでるかは分かりません。

 読み専の方は、面白いかどうかは別に、本当に読んでもらう気になってるということです。

 まぁうれしいんですが、ケータイから読むと♡はともかく☆は、最新話に追いつかないとつけてもらえないんです。

 あと、読み専のかたはそもそもそういうの気にしてなくて、ただ読みたいから読んでるのです。だからもうある意味、読んでさえもらえたら、それ以上求めるのは作者のエゴです。


 だからまぁ、いいんです☆なんてなくたって(強がり)。


 「目が覚め」は極端な話、展開とトリックのみの作品です。ジャンクフードのような作品です、それゆえにとりあえずPVはあげられました。だって、みんな実際は高級料理より、ジャンクフードの方が好きですもんね。

 

 だから正直62話で、15万文字は書きすぎたと思いました。9万で終わらせたかった。世界大戦編はもうはっきり言っていらない子です。あそこはだらだらしてます、

 選挙終わったらもう収束に向かわせて良かったですね。


 文字数の基準は人によると思いますが、10万文字を超えた作品ってめんどくさいんですよ、どんなに面白いって聞いても読みたくないでしょう長いやつって。


 いまさらワンピース全巻よめとか言われても、正直かなりしり込みします。ドラゴンボールの巻数位が限界じゃないでしょうか。

 だってもうみんな30巻くらいから思ってるでしょ、早く黒の組織の正体教えろとか、ワンピースって結局何なの、とかそろそろ、これはわからないと思うけど、沖田プロにそろそろメジャー勝たせてやれって。


 だから短く、濃くスカットっと終わった作品は素敵ですよね。まどマギ、デスノート、小説だとなんだろうなぁ、コンビニ人間は良かったですね。


 どうでしょうか、皆様の作品、読んでもらえないのは長すぎるからかもしれませんよ。

  

 


 



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