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原文」への応援コメント


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    『元和郡縣圖志』や『方輿勝覧』をあたってみましたが、華泉殻は不明でした。

    誤記を疑うなら、「殻」が怪しいのですが、「穀」とすると筑陽になりますから、いささか遠すぎるきらいがあります。

    赤岸と漁梁平が近そうなので、萬山と筑陽はちょっとないなあ、と思います。

    華泉が相変わらず不明ですし。。。
    宜城は華と泉を含む旧名を持つようなのでそれかと思いましたが、城のほぼ真南なので却下となりました。

    結局は不明。

    さて。
    西自萬山華泉穀、東自赤岸漁梁平、
    ですが、赤岸と漁梁平がともに城の東南にあるとすると、並列と考える方がよいかと。
    そうなると、
    西は萬山、華泉穀より、東は赤岸、漁梁平より連珠して
    の方が意味が通るように思います。

    ちなみに、『元和郡縣圖志』には朱序が苻堅に攻められた際、丹砂を使って敵兵を燻し、それから付近の土は色が赤い、という記述がありました。
    南岸の土は鉄分が多いんでしょうね。


    【返信】
    ご確認ありがとうございました。

    華泉ですからね、雅名の可能性も。
    殻は誤字誤植に加えて当時の方言
    なら手に負えませんし、博雅の士の
    ご指教を待つのみ、ですね。

    〉苻堅の襄陽攻めに関するあれこれ、面白いですね。

    改めて調べると戦場としての歴史が長いんですね。
    闇は深いです。

    「襄陽マラソン」、リアルですね。
    人も含めてクオリティ高くて笑いました。
    関羽の顔が熟した棗のようだ。。。

    最後になりますが、コンテストの結果、
    拝見しました。おめでとうございます!
    アンソロジー出たら買いますね〜。

    【再返信】
    あっ。
    「東は赤岸・漁梁平自、」
    末尾の〝り〟が抜けておりますよ。


    作者からの返信

    【訂正】11/27
    2月27日付の記事を読んでいたら、
    東自漁梁平至赤岸、西自萬山華泉殻
    という記載がありました。
    いっぺん読んだくせに忘れてゲシュタルト崩壊を起こすトリアタマでした(汗)

    ─────


    コメントありがとうございます、お待ちしていました。
    いろいろ調べるうちに混乱して、ついにはゲシュタルト崩壊してしまった箇所です。

    並列の形に修正しました。
    以前に「西自川蜀、東自海泗」という言い回しが出てきたし、今回も同様にシンプルに読むのがよいだろうと改めて思いました。

    華泉殻は、「殻」が付く地形って何だ? という方向性で字典系を調べたりもしたのですが、結局わかりませんでした。
    本テキスト、漁梁「乎」という誤植も存在したので、似たような誤記や誤植の可能性もあると思います。
    嗚呼、迷宮入り……。

    苻堅の襄陽攻めに関するあれこれ、面白いですね。
    『襄陽府志』に載っている記事、きちんと読み直してみます。三国時代のエピソードも面白げでした。

    余談ですが、昨日Twitterで
    「10月29日に開催された中国の「襄陽マラソン大会」に三国人物たち(劉備・関羽・張飛・諸葛亮)が出現してカオスに」
    という記事が流れてきて、添付の写真に癒やされました。
    全力で以て無駄にクォリティを高めた「遊び」は大好きです。

    https://twitter.com/tegenosan/status/924971290397515776


    【再返信】

    やっぱり特に関羽の再現メイクに笑いましたよね(笑)

    襄陽、最近は大きな「映画村」的な施設ができて、空海の和製武侠映画が撮られたという話です。
    古戦場巡りも含めて、本当に行ってみたい。

    『いけず』への応援とお祝いもありがとうございます!
    アンソロジーでは、個人的にすごく好きな作品たちとご一緒できるので、今から楽しみです。

    編集済