一話-魔王は準備する

「よし!転移は成功のようだな、ここが異世界か、外は…っと、ん?なんだこれは!」


魔王は窓から外を見た。


「なんと天に刺さらんばかりの塔が山程あるではないか!これは征服し甲斐があるな!」


「早速中身と護衛のモンスターを創るか!」



---------------------------------------------------



その頃この世界の人類は…


「なんだこれは…」「駅が…」「何が起こってるの!!」「なんなんだぁ…」「これは夢か?」「なんでいきなり駅が変な建物に…」


人類は皆一同に驚き恐怖を覚えていた…


「こちら、毎日テレビの中嶋です。現在の名駅、現謎の塔のような建築物に来ております!変化する瞬間を見ていた人にインタビューをしたいと思います。」


「すいません。毎日テレビと申します。先ほど名駅が変化して行く姿を見ていらしましたよね?」


「はい… 一瞬にして駅が… なくなったんです…」


「それはどうゆう事ですか?」


「わからないんです!いきなり駅が変な塔になって… 本当に一瞬だったんです。」


「次はあそこのお兄さんに… 続報です!なんと消えた名古屋駅が平和公園に現れたそうです!何が起こっているのか、私には想像が出来ません!」




警察庁では…


「一体何がおきているんだ!」「誰にもわからない!だが今のところ死傷者は出ていないそうだ!」「あの塔を調べに行くしかないだろう!」「そんなことは警察の仕事ではないではないか!」「自衛隊だ、自衛隊を出動させろ!!」 「はい!出動要請をしました!」「我々は現地の野次馬どもを避難させるぞ!」


「「了解しました!」」



自衛隊 守山駐屯地では…


「警察庁から出動要請が来てます!」「何があった?」「突然名古屋駅が…」「なんだ?早く言え」「突然名古屋駅が転移したとのことです!」「は?間違いではないのか!?」「はい!特殊回線からきた情報です。信憑性は高いかと…」「それで何を求めておるのだ…」「元名古屋駅であった場所に派兵しその実態を調べろとのことです!」「今すぐ動かせる全ての隊を現場に完全装備で直行させろ!」 「了解しました!!」


------------------------------------------------



その頃の魔王はダンジョンにて…


「よし、まずは構成だな!この世界の衛兵が来る前にある程度は作らなければ…」


魔王はスキルを発動しダンジョンの管理システムを起動させた。


「うーん、とりあえず3階にしておくか。

えーっとトラップは二階に設置して と、 すごいポイントの溜まりようだな!

かなりの兵力を作成できるぞ!!」


次に魔王はモンスターを召喚した。


「えーっとゴブリンの巣を5つとオークの群れを2つとリザードマンの群れを2つ、とりあえずはこれでいいかな」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


現在のダンジョン情報


塔型3階


3階 ダンジョンコアを保管及び、ダンジョンマスター(魔王)指令室


2階 トラップ設置、ゴブリンの巣2つ設置(ゴブリンの巣からは1時間に一体ゴブリンが発生します。)、リザードマンの群れ2群設置(リザードマンは1群5体、全部で10体です。)


1階 ゴブリンの巣3つ設置、オークの群れ4群設置(オークは1群3体、全部で12体です。)



一階追加 消費ポイント200

ゴブリンの巣 消費ポイント30

オークの群れ 消費ポイント3

リザードマンの群れ 消費ポイント4

トラップ設置(小) 消費ポイント 10


所持ポイント

初期ポイント 3000

1時間あたりの所得ポイント +500


現在のポイント (1時間経過)

3320ポイント


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

魔王がダンジョンと日本に転移 ミャウん @Haruto1228

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ