月に願いを、君に呪いを…

響木刹那@大学生

第1話

笑っていたんだ。確かにあの時の君は笑っていた。それは苦笑や嘲笑でもなく、ましてや作った偽りでもない。正真正銘、笑いたくて笑っているように僕には見えた。

よく心が表で踊っていた。喜んだ時は笑みが溢れて、怒った時は声が一回り大きくなった。哀しい時は止めどなく涙を流し、楽しい時はいつも彼女そのものが弾んでいた。

だが、それはいつしか過去の現象と堕ちた。今の彼女にその面影はない。色鮮やかに輝いてた彼女という在り方は、白と黒に二極化してなんとも寂しげな世界に移り変わっていた。

それが僕にとってどうしたというのか?確かに古くからの付き合いだし、急変したという現実は彼女の存在を不安定に浮き彫りにした。だが、そうはしたがそれだけのはずなのだ。ならばどうして?どうして僕の世界までが、こうも物寂しいのだろう。錆びついた歯車のようにぎこちなく回っている。なにかが足りなくて、なにかを求めている。救済の声を高らかに、自虐的に濁り始めている。渇いているのだ。あまりに物足りなくて、退屈で、無感動で。…そう、彼女だけではなく僕までもが変わってしまった。あの満月の夜から、変わってしまっていた…。


「………」

「………」

夕闇に飲み込まれた帰り道。2人の静かな影が2人よりも長く伸びていた。

「ねぇ…」

「………」

その身を見窄らしく晒し、装うものが朽ちた木々の中、落ちた葉が吹かれて乾いた音がカサカサと静かに届く。その中に紛れる僅かな音は、隣から聞こえる紙をめくる音と、時折漏らす僅かな息遣い。世界は彩(いろ)を変える。もうすぐ紅と黄で染まるだろう。

「なにを…読んでるの…?」

「………」

黙ってその本のタイトルを見せてきた。

「恋愛小説?」

君は小さく頷く。やっぱり。君の多くが変わっても趣味は変わらないみたいだ。昔から好きで読んでいた恋愛の物語。僕にはこっぱずかしくて中々読めないけど、君は好きでいつも読んでいた。見るたびに違う小説を片手に僕の名前を呼ぶ。そして押し付けるように僕に勧めるんだ。そして毎回毎回困る僕を見て、君は楽しそうに笑う。それが悔しいやら、恥ずかしいやら、でも結局僕もつられて笑う。

そんな日常(いつも)。なんだかんだ好きだった毎日(いつも)。来ると信じて疑わなかった明日(いつも)。そんな日常(いつも)がある日突然姿を消した。

「面白い?」

頷く。けど目は合わない。あれだけ目を見てきた彼女と目が合わない。きっと心の焦点が合っていない。彼女が今何をその目で見ているのか?文字を追っているその目で、目の前の紙束越しに何を見ているんだろう。今の僕にはわからない。


「どうしたの…?」

君が静かになった日、なんとも言えない恐怖感に促されて君に聞いた。…よく喋る子だった。小さい頃からいつも元気で明るくて眩しかった。友達も沢山いて、その中心でいつも笑っていた。そんな子が突然沈黙と友達になった。あまり笑わなくなった。友達は変わらずいる。けれどその輪が少しだけ小さくなった。突然の変わりように距離を置くのも、仕方ないっちゃ仕方ないのかもしれない。けれど、それを見てて僕は辛かった。まるで自分のことのように息苦しかった。キュッと胸が締め付けられるんだ。よく知らない畏怖に掴まれたように、キュッと。当の本人はそれほど気にしていないようで、まるで最初からそういう生き方だったと言い放つかのように依然たる振る舞いをしていた。

「………」

自分のことを心配する問いに彼女はただ首を横に振った。何が違うの?わからない。ただ、少なくともこの時には僕らはすれ違っていた。そんな僕らを見ていたのは、皮肉なほどに眩しい月明かりだけだった。


「相変わらずあいつはだんまり決め込んでるのか…」

友達の1人がパック牛乳を飲みながらそんな風に呟く。もはや中身はないらしく、ストローが空気を吸う音が漏れる。

「一時的なもんかと思ってたけど、まさかこうも続くとはな。ただの気分転換じゃねぇらしい」

「気分転換って?」

「知らね」

相変わらずストローを吸っている。そんな彼の言葉はどこか軽い。確かに、気分転換かどうかは置いておくとして、ちょっとした理由だと思っていた。キャラクターの変更。必要がないだろうけど、そういうことだろうか?

「あいつがキャラチェンしてなんの意味があるよ?むしろマイナスじゃねぇか」

その通り。それがわからないとも思えない。だからおかしい。なぜこの現実が僕の現実なのか。答えは深い水底に漂っている。

「もしかしたら、本当になんかあったのかもなぁ…なんて」

「やめてよね…」

そういう方向に思考の行き先を向けるのは望んでない。でもそうしないといけない。それが現実。そして、それから目を背けているのも現実。

「で、これからどうすんの?」

「どうすんのって?」

「お前があいつを心配するのは分かるよ?現に今までより一緒にいる時間も増えて、今もこうやって俺に相談してくるくらいだし。そんでこれからもそれを続けるつもりなのかって話。それをどうすんのって聞いた」

「それは、決まってるよ」

例え逃げているとしても、僕は僕なりに彼女に寄り添っていたい。先送りしているだけ、見ないふりをしているだけ。情け無いのは知っている。けれどこれ以上彼女を失いたくない。失わないためにも、せめて僕がいなければいけないんだ。そんな風に思うのはきっと間違いではない。

「僕はあの子の側にいるよ」

「……そ」

なんかコーヒー牛乳を飲んでるその人は変な笑みを浮かべている。こっちを馬鹿にしているような励ましているような、不愉快じゃないけどちょっとムカッとする。…というかもう一本持ってたんだ。


「………」

隣にいる君の声を聴けなくなって何度目の帰り道だろう。こうやって毎日のように一緒に帰っていると、そんな数を数えていても段々と虚しくなっていくだけ。騒がしいのは好きではないが、君の声は心地よく賑やかだった。それが突然息を潜める。それがどれだけ僕の心を波立てたのか、君は分かっているのだろうか。いや、きっと分からないだろう。だって僕にも分からないんだから。それとも僕にも分からないこの焦燥と未知が混じり合った異物を、君なら分かると言うのだろうか?それを確かめるための問いを君にする、その術を僕は持ち合わせていない。

「…昨日とは違う本なの?」

「………」

どうにも夢中な君は、僕の質問に答えるのに少々の間を用いた。そして慌てたように忙しく首を縦に動かす。それが妙に滑稽で意外にも自分のツボにはまった。

「それは、どう違うの?」

きっと僕は笑ってる。それが暖色か寒色かは他人には分からないだろうけど、どうにも僕にもちょっとした悪戯心というものがあったみたいだ。

「………っ!?」

案の定君は困ったようで目を元気に泳がしている。やっぱり面白い。君がそうやって困惑している様というのはどこか新鮮で、なんか妙に笑えてくる。…本当に、苛立つくらいに。

「答えてよ、誤魔化さないで」

その時の僕はきっと僕ではない。僕であることに違いはないだろう。けれどその僕は、僕が初めて出逢った僕だ。語気が強い。まるで追い詰めるかのように焦った言葉の色。なにかのスイッチが入った。きっと自分の中のキャパシティが僕の知らないうちに限界を迎えていたらしい。表面張力でどうにかできるほど、心の中の君への濁った水は少なくなかったらしい。

「………」

コップから溢れた水を君は止めようとしない。変わらずその目の黒が蠢いてるだけだ。

「…答えてよ」

君は、どうしたい?

「分からないじゃないか…」

君は、なにを考えてる。

「分からないんだよ…僕には…」

君は…きみは…キミは………僕は?

「僕は……」

僕は、どうしたいんだ?

「………君が好きだ」

くだらない自問自答。1+1が2ならばさっさと2と答えればいい。それくらいのくだらなさ。分かってたものをどうしてか僕は鍵をかけて放っていたらしい。開けるための鍵をどこかに無くしていたとばかり思っていたけど、存外それは近くに落っこちていたようだ。灯台下暗し、痛々しいほどに。

「君が、好きだった」

それで、ついでに新しい扉も開けた。その扉の先の君の顔はなんとも言い難い難しいものだった。悲しい?辛い?僕は読心術は使えないけど、良くはないってそれくらいは分かる。でもそうしないといけない。そうしないといけないと僕が思ったから。

「…きっと僕が好きなのは今の君じゃないから。煩いくらい元気で、しつこいくらいお節介で……眩しいくらいに笑ってる、そんな君だから」

だってそうじゃないか。今の君を見ていても、心は君を見ていないのだから。記憶の中で生きている君の姿を重ねているんだ。君であって君ではない。たったそれだけのことを、僕は気づくことすらなかった。

泣きそうな目をしていた。僕の言葉を君はゆっくりその身に染み込ませて、涙へと形を変えてその両を潤していた。声にはならず漏れる音が悲壮な空気を彩る。それでも僕はもう後戻りすることを諦めた。

「…ごめん」

たったその一言を残して僕は君から離れていく。ただ立ち尽くす一人を置いて、一人は歩いている。その姿を夕焼けが世界を茜に染める中、薄く佇む月が黙って見ていた。


「ねぇ、先輩。あたしと付き合いません?」

「………えっ」

あまりに突然で強烈だった。後輩の女の子の口から放たれた言葉は、その鋭利さのために意味もわからず僕を穿った。彼女とはある一件で知り合って、それ以来ちょくちょく喋るようになった仲。なんか親しく思われてるようだが、そこに先輩に対する敬意というものはおそらくおらず、どちらというと揶揄われてるようなそんな奇妙な関係。むしろ嫌われてる?と思うほどに。…親しく思われてるのか?

「いいですよね?先輩フリーですよね?」

「確かに恋人はいないけど…」

「じゃあいいですね」

いやいや、なにがいいんだ。なにも良くない。

「なんで僕が君と付き合うことになるんだ?」

「なんであたしと先輩が付き合っちゃいけないんです?」

「いけないとは言ってないけど…」

話を聞いてくれているのかい?君が付き合いたいという言葉を僕に突き刺したその意味を説明する情報、その手がかりがないと僕は言いたいんだ。

「なんで付き合いたいの?」

「理由がいります?」

「ほしいね」

「察しようという心意気はないんです?」

「あいにく僕はエスパーに目覚めたことはない」

ちゃんと言いたいことは言えと言うのに、女の子が言いたいことは察してくれって、結構難しいことを強要する世の中。そういう思考は好きとはしないが、それ以上に辛い。

「そうですねぇ…まず、普通に先輩はいい人です」

「褒めてるの…?」

「なんだかんだ我儘聞いてくれたり、面倒見が良かったり、滅多に怒らないし」

「それって都合がいいの間違いじゃない?」

「そうとも言うかも」

むしろそうとしか言わないと思う。甘やかしすぎなのか?そもそも甘やかしていたのか?気をつけようかな…。

「で、嫌なんですか?理由とか理屈とかじゃなくて、あたしにこう言われて先輩の素直なところはなんて思ったんですか?」

「それは…」

ズルい言い方だ。そりゃあ女の子に告白されて嬉しくないわけないし、この後輩も文句なく可愛い。付き合えるなら…と思った僕も間違いなく僕だろう。

だけどそうじゃない。それで納得していいものか?してもいいというならどうして今彼女の顔が浮かんだ?目の前の後輩じゃない。例え変わってもいつも横にいた彼女。明るく絶え間なく僕に喋りかけるあの子。例え言葉を発さずとも僕の目を一途に見ていた君。

「……そうだね」

いつの間に、というやつだろう。自分でも思いがけないほどに彼女というのは大きく僕の中に居座っていたらしい。改めてそれを知った。遅い気もするけど。

「…うん、やっぱりごめん。君とは付き合えない。今君の思いを受け止めても、その期待を満たせる自信がないから」

「………ふ〜ん」

なんとも言えない微妙な微笑。それにこの子は顔から悪戯っ子の面影を消して、けど変わらずの声で曖昧な返事をした。

「先輩って真面目だなぁとは思ってましたけど、予想以上ですね」

「それ、褒めてるの?」

「褒めてないって分かって聞かないでください」

冷めた目でそんなことを言う。

「精々上手くいくといいですね〜」

まず間違いなく激励はしていないだろう無機質な声色で、形ばかりの気遣いを見せる。鋭いというか目敏いというか、知っているならそんな一種の拷問のような問いはしてほしくなかった。そもそもなんで知っているのだろうという話なんだけど。

空いた窓から風が吹いてくる。少し冷たい。夏の暑さはその姿を隠し冬眠でもするのだろうか。代わりにやってきた涼しさは次第に元気になって、僕たちを震わせる。僕とこの子しかいない寂しい箱の中は色を暗くしていく。

「うぅ〜寒い…」

「大丈夫?」

衣替えが始まって制服の袖が伸びる人が増えつつあるこの時期。この子はまだ半袖で今の二人を掠めた涼は、今のこの子にとってはちょっと厳しいようだ。腕に手をやってその細い身体を摩っている。

「ほら、寒いならこれ羽織って」

一番上に着ていた黒を彼女に被せる。無造作にしてしまいこうやって扱われるのは嫌いかな…と思ったけど、そうでも無かったようだ。黒い生地を小さな手で小さく握っている。

「……いです」

「え?」

彼女に似合わぬか細い声が僅かに聞こえた。心で呟くように綴った言葉が漏れてしまったような小ささ。聞き漏らした言葉を確かめようと顔を近づける。

「先輩のそういうところ…ズルいです」

「そういうってどういう………っ!?」

世界が目の前の子で埋まった瞬間だった。その一瞬を冷静に理解できる頭を僕は持ち合わせていなくて、だから顔の一部に感じる仄かな熱の正体が分からない。目…はこの子を捉えている。耳…は風にたなびくカーテンの音。鼻…は君の柔らかい髪の香りでくすぐったい。口…。

「んんっ…」

僕に触れたなにかがくっつくことをやめた。触れた先を指先で撫でる。いつもとは違う熱さ。少し火照った僕の唇。柔らかく刺激的なその正体は、君の唇だった。

「なん、で…」

僅かに背の高い僕が君を見下ろして、心のうちをそのまま情けない声で投げかける。そんな僕を朱に染めた君が上目で僕を真っ直ぐ射抜く。

「ダメなら…ダメならせめて、こういうことぐらいって。我慢…出来なかっただけです」

ぐらい?だけ?互いの唇の温度を合わせることがそんなに簡単なこと?…いや違う。君の顔を見てそんな卑屈な僕は消えた。彼女なりの精一杯、それを笑えるほど僕は鈍い強さを持っていなかった。あまりに今という時間の流れがあやふやで、妙にふわふわしている。パステルカラーに僕が見る全てが染まっていく。そんな中恥ずかしくて声を出せない一人と、脳の動きが鈍くなってしまった一人を静かにそよ風が包む。

茜と黒の交代劇が始まった。白い淡い光が空から照らす。まるで下に広がる全てに優しさを振りまくように。これが優しさだと言うのなら、僕はなにかバチ当たりなことをした不良生徒なのだろう。鼓動が早くなる心臓とこの子と触れた口先は妙に暖かいというのに、僕には嫌味なくらい寒く感じた。少し、身ぶるいがした。


軽い気持ちでお願いした。それはただの偶然。ほんの気まぐれ。私の上に浮かぶ大きな明かりがあまりに綺麗だったから。月なんて見たのはいつぶりだろう?実際は毎日のように見ているのだと思うけど、その存在をはっきり認識したのはきっと久しぶりだ。そんな天上の白い球体につい願った。彼とまたあの頃みたいに仲良くしたい。そんな小さいけど大きな願いごとをした。声が出なくなったのは、そんな夜を迎えた次の朝からだった。

彼が来ない。元々いつも約束していたわけではないんだけど、それにしたって今日は遅い。今日はなにか係があるわけではないはず。事前に分かっていたらちゃんと教えてくれるから。もしかすると突然出来た用事かもしれないし、単に忘れてるだけなのかもしれない。そうだと考えたらおかしくなった。きっと彼は慌てて必死に謝るのだろう。別にそんなのいいのにって私が首を振っても、いや本当にごめん!って。

「………」

それは見てみたい。是非とも見てみたい。きっと今の私は側から見たら変な人かもしれない。人知れず一人でニンマリしてるだろうから。…ちょっと気をつけよう。

でも、彼は会ってくれるだろうか。いつも約束してなかった上に、昨日あんなことを告げられたばかりだ。好きだった、そう言われた。

「………」

あまりにその言葉は鋭すぎた。痛々しく私の胸に突き刺さって今もズキズキする。穴が空いたような空虚感と苦しみに蝕まれた身体。おかげで昨日はまるで眠れなかった。

それにしても酷い話だ。彼との時間を手に入れるために言葉を音にする術を捨てたというのに、結果はその彼が言葉を音にして私に見えないナイフを突き刺した。神さまというのは思ったより適当なようで、あまりに適当すぎて涙が溢れそう。…いや分かってる。神さまなんてものは私にとって都合のいい偶像だって。

「………?」

気づいたら動いていたこの足は、私の考えなど御構い無しに目的地にたどり着いていた。廊下に漏れ出た明かりの元から聞き覚えのある声が聞こえる。それと確かどこかで聞いた朧げな声も。中の様子を見てみよう、そんな好奇心のせいだ。ある一点を持って二人が繋がっていた。

「………!」

一瞬と思うにはあまりにも長すぎた一瞬。その僅かな時間の流れに私はひどく掻き乱された。動揺、呆然、思考停止。私は見たくもない情景を二つのレンズに収めたまま硬直した。顔を背けようとしても動かない。身体を攀じろうとしても動かない。扉を閉めよう、目を閉じよう、足を後ろに運ぼう。だけどその全てを指示するはずの私の中枢は、この思いとは裏腹に拒絶した。

自分が動くことに気づいたのはその場から全力で走り去ってからだった。無我夢中。早くここからいなくなりたい。あわよくばそのまま今の記憶も捨て去りたい。だけど脳内に焼きついたフィルムは、ただ延々と同じシーンばかりを再生する。頬に伝う漏れた感情はこの騒めきを洗い流し、穏やかに鎮めてはくれない。

「はぁ…はぁ…」

校門を出たところで足が止まった。肩で呼吸をする。思わず中指で私の唇に触れる。そしてどうしようもなく虚しい。熱を持つのは唇ではなく瞳だったようだ。教室の方に振り返る。電気は付いたまま。その明かりがいつも以上に眩しくて、思わず目を背けてしまう。そんな私を見下すのは無慈悲な白い光。…どうして?心の中の疑問に知らない顔で、変わらず月はそこで輝いていた。

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