パークに生えた木

自称自称(自称)

消えたサンドスター

 とある島のあまり日の当たらない場所に一本だけがありました。

 その木は数種類あるサンドスターと呼ばれる内の1種類を出していて、その周囲には様々ないろどりの植物や動物が集まってきました。

 それを見つけた八百万やおよろずの神様達はそれらを見守りながら楽しく過ごしていたのです。


 それから暫くするとかどかわから観音かんのん様が出てきました。

 観音かんのん様はに喋りかけます。

 すると新たなサンドスターが生まれ、周りに居た動物達が人の女の子になりました。

 更にそれは島全体に広がり、各地で動物達が人の女の子になっていきます。

 その子達はフレンズと呼ばれ、島はジャパリパークと呼ばれました。

 最初はぽつりぽつりとフレンズ化していた動物達でしたが、ある時を境に一気にガツッとフレンズ化したのです。

 そして次第にが有る場所の日の当たりが良くなっていきました。


 パークにいるフレンズ達はお店をやったり、桶を作ったり、動画を作ったり、劇をしたり、楽器を演奏したり、歌ったり、踊ったり、馬のフレンズとかけっこしたり、ホウセキの話をしたり、ゲームを作ったり、ふっくらしたモノを乗せたウドンと呼ばれる食べ物を食べたり、小説を書いたり、絵を描いたりしてました。


 そんなある日のことです。

 がいきなり消えてしまったのです。

 フレンズ達は動揺しました。

 がないとサンドスターが供給されず元の動物に戻ってしまうからです。

 フレンズ達が、何故そうなったか探ると原因が分かりました。

 かどかわからセルリアンと呼ばれる敵が出てきたのです。

 セルリアンは観音かんのん様をかどかわに引き戻しました。更にパークに一本だけのサンドスターを奪い、パークを飲み込もうとしましたが、と様々ないろどりの植物や動物、八百万やおよろずの神様がセルリアンに抵抗したのです。

 こうしてとその周りにいた者が去ってしまいました。


 この原因を知ったフレンズ達はセルリアンを倒し再びパークにを戻そうと決意したのです。



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パークに生えた木 自称自称(自称) @jishou-namakemono

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