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2022年8月11日 17:22
このロサの食事のシーンは、もう純粋に、夢見里さんの優しさに触れたなあ、という感慨で溢れました。そうきたかあ、と。僕も小説を書くので、本当は食べさせない方がいい、と分かります。やっぱり物語の整合性的の面で無理がある。けっこう勇気が必要だったと思います。キョウが食べないか、と誘い、それを断りつつロサが好意だけを受け取り、身体を取り戻せたら・・とか言って、キョウがちょっとハッとなって、すぐにニコッと笑う。レムの表情は変わらない。それでいい。その方が無難だ。でも、それでもロサに食べさせるところに、夢見里さんのキャラに対する愛情を感じます、すごく。そして、これほどの愛情をもってキャラクターを造形する夢見里さんの作品だから、安心して時間を割いて読めるんです。
作者からの返信
刈田様引き続き、お読みいただき、ありがとうございます!……懐かしい。私の当時のただひとりの創作友が同じ事をいいました。彼は「やめておいたほうがいい」といいましたが……私は「ここを書けないのならば、なにが創作だ」と貫きました。いやあ、若かったですねえ。実際、いまでも悔いはなくて(いまだったらもうちょっとくらいは器用に設定をいじって描写しますが)……でも間違ってなかったな、と今想いました。素敵な言葉をいただいたからです。ありがとうございます。刈田さま。
このロサの食事のシーンは、もう純粋に、夢見里さんの優しさに触れたなあ、という感慨で溢れました。そうきたかあ、と。僕も小説を書くので、本当は食べさせない方がいい、と分かります。やっぱり物語の整合性的の面で無理がある。けっこう勇気が必要だったと思います。キョウが食べないか、と誘い、それを断りつつロサが好意だけを受け取り、身体を取り戻せたら・・とか言って、キョウがちょっとハッとなって、すぐにニコッと笑う。レムの表情は変わらない。それでいい。その方が無難だ。でも、それでもロサに食べさせるところに、夢見里さんのキャラに対する愛情を感じます、すごく。そして、これほどの愛情をもってキャラクターを造形する夢見里さんの作品だから、安心して時間を割いて読めるんです。
作者からの返信
刈田様
引き続き、お読みいただき、ありがとうございます!
……懐かしい。私の当時のただひとりの創作友が同じ事をいいました。彼は「やめておいたほうがいい」といいましたが……私は「ここを書けないのならば、なにが創作だ」と貫きました。いやあ、若かったですねえ。
実際、いまでも悔いはなくて(いまだったらもうちょっとくらいは器用に設定をいじって描写しますが)……でも間違ってなかったな、と今想いました。素敵な言葉をいただいたからです。ありがとうございます。刈田さま。