ウィルは讃えられてしかるべき逸材。
由緒ある貴族も最初はウィルと同じく功績を挙げて叙勲された人々が家祖になっているわけで、貴族自身だったり、どこか心の奥底では貴族の品位を認めてしまっているベイカーさんみたいな人々が、その働きで身を立てたウィルのような人を貶めるのは違うと思うんですよね。
実際、代を重ねれば良いのかと言えば、偉大な先祖を持っている筈の貴族達にアレな人が多いのも事実で……。
亡くなった娘さんと年の近い、比較的ベイカーさんが槍玉に上げやすかったのがオリビアというだけの話なんでしょうけれど。
作者からの返信
ベイカーさんの気持ちが分からなくもないんですが……。
ウィルに矛先が向かうのも、オリビアに当たられるのも、ちょっと違うんですよね……。
ウィルみたいな「わかりやすい出世」は、実際にはなかなかないのでしょうが……(^◇^;)
実際にあれば、こりゃあ、嫉妬・嫉み・そねみを買うだろうな、と思います。
アルは物事の真髄を見ていますね、カッコイイ!!ヽ(^。^)ノ
作者からの返信
アル、言いたい放題ですよ(^◇^;)
ベイカーさんの気持ち、分からなくもないんですけどねぇ……。言い方、言い方。
貴族の血筋というのは血統書、保証書ですからね……。
生まれつき保証書付で生きている人たちがうらやましくなるのも道理だし、まして娘に、と思ったのならなおのこと。
ベイカー氏が切ないです……。
作者からの返信
そうなんですよ。
『保証書』なんですよね。
それを獲得するために、婚姻関係を結んだり、養子縁組をしたり……。
ベイカーさん。
良かれと思ってね……
ベイカーさん、気持ちはわかるよ……うん……わかる……
作者からの返信
わかるんですがねぇ。……。八つ当たりする相手を間違えていると言うか……。
仕方ない気持ちはわかりますが……。
ベイカーさんの気持ちもわかるから、辛い……。
自分の欲ばかりで貴族になりたかったんじゃなくて、誰より娘や生まれてくるだろう孫達に幸せになってほしかったんですよね(´;ω;`)
でも、娘の言葉を聞き流したことを悔いてもオリビアに八つ当たりしたってキャロルは還ってこないんだよ……と思うとまた辛い(ノД`)・゚・。
作者からの返信
辛い思いはしたとおもいますよ。
貴族ってだけで、有利に商売運ばれたりね。
だけどねぇ。
だからといって。
誰かと同じ真似をしたって、同じ幸せは手に入らないんだろうけどねぇ。
しかも、娘と同じ年齢の子に八つ当たりしたって、あんた……、と誰かいさめて欲しい。
ベイカーさんやっぱりまともじゃなかった……ベイカーさんも商売頑張っただろうし、ちょっと気持ちはわかるけど。
作者からの返信
だけどねぇ。
目がくらんだんだと思いますよ。
「詐欺になんて自分は絶対ひっかからない」と思う人ほど、ひっかかるらしいですし……
ベイカー氏は『ルクトニア領百花繚乱円舞曲』の原作、『フォードランド正史外伝』の参考文献たる数々の詩歌や演劇を楽しんでいればきっとウィリアム卿のことも…いえ、きっと鼻で笑うか毒づくかどちらかでしょうね。
作者からの返信
>きっと鼻で笑うか毒づくか
でしょうね^^;
上手いことやったなぁ、こいつ、ぐらいに思うんでしょう。
実際、ウィリアムは『忠臣』『賢臣』であると同時に、『出世物語』ですからねぇ。
ねたみ、そねみはあったと思います。
そんなことを、さらっと流せるところもまた。
シャーロットは惚れるんでしょうねぇ(笑)
緩急鮮やかな空気感展開と、アルの言葉にこめられた幾つもの敬意と熱量に惚れ惚れです!
作者からの返信
わーーーー!!!
こちらにもご訪問ありがとうございます!!