異世界と言っても、なんだか童話の中のような不思議な世界。登場人物たちも耳馴染みのない名前で、どんな姿をしているのかが全く謎なのが興味をそそります(おそらく子供だと思いますが)。その中で、詩を集めてカラオケ店を営む主人公。彼が何者なのか、何故カラオケなのかなど、まだ気になる点はたくさんあります。ストーリーは異世界の住民たちの心や彼らの歌に寄り添い、心が温かくなる結末が印象的です。住民たちの可愛らしいやり取りだけでも、目尻が下がってしまいます。これからがとても楽しみな作品です。