万象は平伏し、暗愚なる身を焦がす蟻足感に悶え苦しむであろう……

身もだえる
ただただ、身もだえる
脳みその中の、あけちゃらめぇー、な扉が開いてしまう
流れ出してくるのは、どうしようもない若さゆえの創造物──つまり、黒歴史だった。

異世界に召喚された主人公は、なんの因果か黒歴史の創作物でたたくことになります。
唱えるだけで身もだえるような呪文を、何度も繰り返し詠唱することになるのです。
なまじ、それが強力なので手に負えません。

終盤では、さらなる禁忌の力を使ってしまい、主人公は──

この先は、是非ともご自身の目で見届けられてください。
刮目せよ、そしてもだえ苦しめ!