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  • 「とある二人の浦島太郎の解釈~」を読みました!

    この短編は絶品です! 何度も読み返したくなる、そんな作品ですね。

    乙姫が浦島太郎になぜ玉手箱を渡したのか、この命題について久実と恭士が語っていましたが、考えたこともなかったのですごく新鮮で、刺激的でした。

    恭士の主張するように、乙姫が浦島に対して一途の思いを抱くが故に、その思いやりから玉手箱を渡したのであれば、「浦島太郎」というおとぎ話そのものに対して抱くイメージが180度変わりますね。それぐらい、この解釈はインパクトを持っています。

    また、その乙姫と自分を照らし合わせながら想像をめぐらす久実の姿にも、好感を持てました。

    作者からの返信

    文部 蘭 様

    感想ありがとうございます!
    絶品とまで言っていただけて非常に嬉しいです。ありがとうございます!

    玉手箱、と言うお題で浮かんだのが、まぁ浦島太郎くらいなもので笑
    私が元々昔話の解釈とか考えるのが好きな人間だったのですが、浦島太郎には、何故乙姫はそんな事をしたんだろう、と言う疑問がずっとあったので、それを恭士君に考えて貰ったのが今回の考察でした。

    ぶっきらぼうそうに見える彼がそんなロマンチックな事を考えていると言うのも、中々ポイントとして好きだったりします笑

    久実もきっと恭士の意外な一面を見て、一生懸命考えたのかなって、思ってます。

    昔話の考察は、自分としては少しだけチャレンジ作品だったので、好評をいただけて嬉しかったです。
    本当にありがとうございます。

  • 「コールドケースとは言わせない」を読みました!

    この短編を一通り読んでタイトルの意味に気づきました。時効の恋が再び色を取り戻す、とはとても綺麗な表現ですね。

    「私」が成人式にあたっていつしかの日々をフラッシュバックさせていたのには、共感しました。僕も昨年成人式に参加しましたが、似たような感覚を抱きましたね。

    逢実と「私」の接点となったのが黒板消しだった点も好感を持てました。中学生らしい、純朴なきっかけだと感じます。

    それと、二人が会話する中で「大人になるなんて少しも考えていなくて」というフレーズがあったと思いますが、この部分にも共感しました。

    作者からの返信

    文部 蘭 様

    応援コメントありがとうございます!

    コールドケース…と言う言葉を知らず、まず今から調べて書いたのがいい思い出です 笑
    時効…コールドケース…と言うと、どうしても推理小説やサスペンス作品をイメージしましたが、あえて恋愛に絡めてみましたが、好評を頂けたようで嬉しいです。

    実は私は成人式に参加をしなかった人間なのですが、旧友と話すときっと色々と思い出すだろうなぁ、と思い描きました。
    現実と相違ないようでホッとしました。

    黒板消し、って学生ならではのイベントだと思っていて、尚且つ、人の性格がでるものだと思うので、これは絶対出したい!と思っていました。

    みんな私より年上の人も言いますが、大人って、小さい時はもっとしっかりした人間だと思ってたけれど、いざ歳を重ねてみると実感もないのに”大人”になってしまっていた。って事を、暗に言いたかったのです。

    これはちょうど成人式を迎えた歳に書いたのでそんな思いが色々詰まってますね笑

  • 「片耳に貴女の好きな音楽」を読みました!

    「私」が海に対して抱いている片思いが、文章の至る所から伝わってくるようでした。イヤホンを通して聴いている音楽の、その歌詞と「私」の心情がリンクしていた点もいいですね。


    作者からの返信

    文部 蘭 様

    感想ありがとうございます!

    百合をテーマに書いてみた作品だったので、この作品は心情描写に力を入れた記憶があります。

    作品の中の曲にはモデルがあったため、その曲を聴いてる女の子二人をイメージして書きましたが、そこに好印象を持ってもらえてよかったです(*´˘`*)♡

  • 「ワガママ王子とじゃじゃ馬姫」を読みました!
    文部 蘭と申します。

    素直じゃない綾と「僕」。その垢ぬけない関係性が、読んでいて心地よかったです。

    ストラップを媒介にして、思い出を収納していた姿も印象的でしたね。

    作者からの返信

    文部 蘭 様

    美味しそうなお名前ですね。
    感想ありがとうございます!

    この頃の女の子って、どうもプレゼントを素直に出来ない所がありますよね。
    …私もその部類のじゃじゃ馬娘でした 笑

    ストラップって、いつのか分からないくらい昔のものがずっと残っていたりしますよね。

    今後ともどうぞお付き合いくださいませ(*´˘`*)♡