なんだろう、最後のこの一話で鳥肌がたちました。
凄かったです。
作者からの返信
ここは……ここは私の中の私会議で議論が続いており、書き直しを考えてもいるのです。
こんな長い話なのだから、もっと長いエピローグにしようという意見と、もうあっさり終わらせて、先程までのホラーの後味を残そうという意見がせめぎ合っております。
叶さんの肌に浮かんだ鳥肌と、凄かったの言葉がが良い意味であるのならば幸いです。
最後まで意外性と緊迫感にあふれた作品を、ありがとうございました。
結局拓海くんしか生き残れませんでしたが、結末において
女だけの村にはいなかった “父親” になるという意味を、
物語を振り返りながら少し考えたいと思います。
どんなことがあっても、生まれてきたものは
そこに祝福があろうがなかろうが、生きていくのだという生命の鉄則に、
夜空に消えた “新種” が、仲間を求めていく未来も想像してしまいそうです。
お疲れ様でした!
胸躍る(心臓マヒ的意味でw)物語と出会えて、とても楽しかったです♪
作者からの返信
こちらこそ、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
あの村での事件から生き残った拓海は、きっと子供に命の大切さを教える事ができる父親になるかと思います。
あの新種、やっぱりその存在は書いた私にも不気味に思いますが、それでもやはり一つの生命。逞しく、生きてゆくのかもしれません。
いやはや、最上級の褒め言葉、ありがたく頂戴いたします。今後もホラー含め色々な作品を書いていくつもりです。また機会があればお会いしましょう!
拓海、おめでとう!
きっと今のお前なら、立派な父親になれるよ!!
あの村では不要とされていた、子を育てる役割を勤める『男』に……。
女性不信になって、えっち怖い!えっち無理!という具合に不能になるんじゃないかと心配してましたが、良かった!!
子には、変な村見つけたらソッコー逃げろということを教えてやってください!
作者からの返信
えぇ、きっと命の大切さを教えられる良いパパになれるかもしれません。それはこれからの拓海次第です。
拓海、実は今でもえっちは好きです。ただ、その行為が命を育む行為だということを意識するようになりました。そして食に関しても、生き物が自らの血肉になってくれることに感謝するようになりました。
拓海一家が田舎に温泉旅行に行く事はないでしょうね。もうあんな思いは二度とごめんですから。
歪んだ形で命を育む者もいれば、ただ素直に生まれてくる命に心を躍らせる者もいる。どちらも突き詰めれば同じ命の営みになるのでしょうが、やはり後者の方が絶対に良いですね。
あの村に関わったことで失ったものは沢山ありますが、新しい家族と共に幸せに過ごしていってほしいです。
作者からの返信
そう、我々普通の人間からすれば絶対その方がいいです。でも葉月はともかく、他の村人達は悪と言い切るのは難しいのですよ。
拓海が良いパパになれるかはわかりませんが、きっと命の大切さを教えられるパパになる事でしょう。
生き延びたんだ…拓海、お疲れ様でした。
みんなの分までなんて言わないけど、自分のために、しあわせに生きてほしいなぁ……
作者からの返信
なんとか生き延びました。救急隊員が到着した時には失血死寸前でかなり危ない状況でしたが。
幸せになれるか、良い父親になれるか、それはわかりませんが、拓海はきっと誰よりも逞しく生きると思います。絶望を乗り越えましたから。
拓海、生き延びることが出来たのですね。葉月と差し違えで死ぬのではないかとハラハラしていました。
だけどこうして生きて、父親になって。これからの彼の人生に幸あることを祈ります。
もぬけの殻になっていた灯籠村の女たちのその後はかなり気になります。今もどこかで男を食らっているかと思うと……
作者からの返信
なんとか生き延びました。実は葉月にアキレス腱を食い千切られた時の失血でかなり危ない状態でした。
そうですねぇ。良い父親になって欲しいものです。茂木や達山はある意味父親になりましたが、幸せにはなれませんでしたし(葉月が産んだ謎の生き物の父親は茂木、達山も密かにアヤと美咲を孕ませました)
彼女達はどこに行ったのか……ただ確かなのは、彼女達は死を選んではいないという事です。今もどこかで人を喰らい、密かに生きています。それが彼女達の生き方なのです。
拓海君、生き延びたんですね〜。
心に大きな傷を負ってしまっただろうけど、それ以上に人間として、ひとつの生き物として、大きく成長したのでしょう。
村の女達の行方、新生物のその後、翔子ちゃんの出生の謎、なぜハリガネムシがヒトに寄生出来たのか?どんな変化が起こったのか?など、まだ謎は残ってますが、そこは想像する事にしましょう。
完結から結構経ってますが、遅ればせながら読破した者として、最大限の賛辞をこめて…「お疲れ様でした。素晴らしい作品を有難う御座います。」