第361話「オススメ」


「朝倉さん、朝倉さん! 大変だよ!?」

「安藤くん、どうしたの? デジャブ感が凄いわよ?」

「と、とりあえず……これを見てくれるかな?」



公式連載版【何故か学校一の美少女が休み時間の度に、ぼっちの俺に話しかけてくるんだが?】

https://kakuyomu.jp/works/1177354054892159285 ← これ



「どれどれ……って、えええええええええええええ!? 『何故かの』の公式連載版ですってぇえええええええええええ!?」

「朝倉さんの反応もデジャブ感が凄いよ? って、そうなんだよ! なんと『何故かの』の公式連載がいつの間にか始まって、いつの間にか終わってたんだよ!」

「公式連載なのに、もう終わっているの!?」


(それって……『連載』って言えるのかしら?)


「まぁ、カクヨムの公式連載はどの作品も書籍版の試し読み用みたいなところがあるからね。流石に書籍の内容を全部連載するわけにもいかないからね」

「そう言われればそうね。因みに、公式連載ってどのあたりまでやっているのかしら?」

「今の時点では1巻の冒頭100ページくらいは連載で読めるようになっているね」

「思った以上に公開されているのね! じゃあ、書籍版を読んだことが無い人は公式連載を読んでみてから買うかの判断をしてもいいわね」

「そうだね。前回紹介した読み放題のサービスは電子書籍を使わない人は使いづらいけど、カクヨムの公式連載なら、この作品を読んでいる人も読みやすいし、読み放題のサービスはいつまでやっているか分からないけど、カクヨムの公式連載に関しては多分、消えることはないからね」

「今、軽く公式連載を読んでみたけど意外と1巻から細かい話の展開が違うのね」

「この機会に既に読んだ人も読み返してみるのもありかもね?」

「あれ? でも、安藤くん……」

「朝倉さん、何かな?」

「あっちの『何故かの』が公式連載ってことは……こっちの『何故かの』はなんて呼べばいいのかしら?」

「あ……」


((……『何故かの』非公式版?))


「「いやいやいや……!!」」


「むしろ元祖『何故かの』っていうのはどうかな?」

「なんかパチモン感が凄いわね……」


(元祖って付くと逆に元祖っぽさが無いのは何故かしら……?)


「――って、朝倉さん! そんなことはいいんだよ! 大事なのはこれだよ! 朝倉さん、この公式連載のレビューの数を見てくれるかな?」

「レビューの数……?」



公式連載版『何故かの』☆3 ←レビューの数



「嘘……私達のレビューの数少なすぎ!?」

「まぁ、作者ですら公式連載が始まったことすら知らなかったから、誰もレビューしてなくて当たり前なんだけどね。しかも、唯一レビューをしてくれているのもラノベの王女様だし……」

「むしろ、公式連載が始まったその日にレビューを書いている王女様が凄いまであるわね……」


(公式連載が始まったのが11月20日なのに、その日の9:44にレビューって、流石は王女様ね……)


「というわけで……『何故かの』を読んでいる皆にお願いです!

 書籍版『何故かの』もオススメだよ!って人は、公式連載版『何故かの』に皆のレビューをください!」

「こっちの『何故かの』が☆1000個以上あるのに公式が☆3個って悲しいにもほどがあるわよね……」


「一応『何故かの』はレビューを入れてくれるようにお願いはしないようにしているんだけど――」


「え?」 ← 朝倉さん


「え?」 ← 桃井さん


「え?」 ← 妹ちゃん


「え?」 ← 姉ヶ崎妹


「ちょっと、何言っているか分からないわね……?」 ← 委員長



「何その反応!? てか、朝倉さん以外の奴は何処から出て来たの!? いやいやいや、ちゃんと読み返してもらえば分かるけど『何故かの』はあくまでもレビューは読者の判断に任せているスタンスを通しているからね!?」


(そう、今までレビューの仕方や仕組みなどを解説したことはあるけど、あくまでもそれらの『応援』をしてくれると嬉しいということを伝えただけで、最終的な判断はいつも読者の皆に任せているスタンスだから!)


「じゃあ、安藤くん。何で今回はレビューを呼びかけているのかしら?」

「うん、それは何個か理由があるんだけど……主に『公式連載はレビューをする動機が付きづらい』って点が大きいかな?」

「それはどういうことかしら?」


「そもそも、レビューって『この作品が面白いからオススメしたい!』と思って書くものだと思うんだけど、そのタイミングってどんな時かな?」

「それは……作品を読み終わった――あ!」

「そう、朝倉さんも気づいたみたいだね……。普通は作品を読み終わった時にレビューする人が大半だと思うんだけど、公式連載の作品てその作品を面白いって知っている人は既に書籍を読んでいる人が大半だよね?」

「確かに、ほとんどの人は公式連載が始まっていると知っても読んだ作品をもう一度読もうとは思わないわよね」

「だから、カクヨムの公式連載って、他の作品に比べて☆レビューが少ないと思うんだよね。それに、さっき読み終わった時にレビューするって言ったよね?」

「そうね。確かにウェブ小説は完結済になるとレビューが増える特徴が――あ……」

「そうなんだ。上にも書いたけど公式連載って作品内容を全部公開するわけにもいかないから基本的に途中で連載が終わって続きは書籍でってなっているのが殆どなんだよね……」

「つまり『読み終わった時にレビューする』って習慣が公式連載にはないのね……」


「それが『公式連載はレビューをする動機が付きづらい』って点かな? 基本的にレビューってランキングに影響することだから、個人的にはあまり積極的に呼びかけることはしたくないんだけど――」



「え?」 ← 朝倉さん


「え?」 ← 桃井さん


「え?」 ← 妹ちゃん


「え?」 ← 姉ヶ崎妹


「ちょっと、何言っているか分からないわね……?」 ← 委員長



「だから、その反応もういいから!?」


(何度も言うけど、最終的な判断は読者の皆に任せているから!)


「でも、公式連載は公式の作品だけでランキングにまとめられているから、他のカクヨムユーザ作品のランキングには影響しないし、ぶっちゃけ公式連載のランキングなんて誰も見てないからね!」

「安藤くん!? そ、それは少し言い過ぎじゃないかしら!?」

「え? じゃあ、朝倉さんはカクヨムの公式連載にランキングがあること知ってたの?」

「そ、それは……」


*作者も知りませんでした 


「それに、レビューっていうのは『この作品が面白いからオススメしたい』っていうものだから本来は悪いことではないんだよ。

 ウェブ小説はそこにランキングが絡むからややこしいことになるけど、公式連載に限っては『何故かの』を面白いと思っている人がいてもレビューする『きっかけ』が無いから、今回はこの話を通して皆にその『きっかけ』にして欲しいんだ」


「だから、私たちから『絶対にレビューして』とはお願いできないわ」


「でも、これを読んでいる人の中に『何故かの』という作品の面白さを伝えたいって人がいて『レビューしてもいいよ』という人がいうのなら☆ボタンを押すだけでもいいから公式連載版にもレビューをくれると嬉しいです」


「あくまでもレビューをするかどうかは読者の皆に任せるわ」


「因みに、作者はレビューしました」

「自分の作品の公式連載に!?」

「だって、公式連載のレビューが王女様だけって寂しいんだもん……」

「公式連載のレビューが王女様と作者だけなのも恥ずかしいと思うのだけど……だから、できれば皆もレビューしてくれると嬉しわ♪」



「ついでに、作者の新作『からかわれ上手の清水さん』も良ければレビュー待ってます!」

「ここにきて新作の宣伝!?」

「いや、だって……朝倉さん、この新作の状況知っている? 今、ビックリするほど新規の読者が付いてないんだよ?」

「え、安藤くん。そうなの?」

「うん、最初はカクヨムコンのラブコメランキングも1位だったんだけど、今では25位に……」

「何でそこまで落ちちゃったの!?」

「カクヨムの使用でもあるんだけど……カクヨムってどんなに♡やコメントがあっても、☆レビューが付かないとランキング全然上がらないんだよね。

 そして、コンテスト作品って基本的にランキングでしか読者の目に入らないから一度ランキングが落ちると全然新規の読者が入って来ないんだよ。今では一話のPVが一日5PVくらいしか増えないからね」

「新規の読者を得づらいのはカクヨムの悪い所でもあるわよね……」


「だからこそ、もし新作を読んでいる人の中で『面白い』と思ってくれている人がいたら新作にもレビューをくれると嬉しいです!」


「もちろん、読んでない人やレビューしたくないという人には無理強いはしないわ」


「でも新作の清水さんを『オススメしたい!』と思ってくれている人がいるのなら、してくれると本当に助かります。新しい読者を読むには皆のレビューの力が必要です!」


「新作を読んでなかったり、途中で読むのを止めた人がいるのなら、開いている時間に少しでもいいから、もう一度読んでみてくれないかしら?」


「もし、内容が合わないと感じたり、悪いと思う所があれば参考にしたいのでコメント欄に書いてくれると助かります!」


「「どうかよろしくお願いします!」」



【からかわれ上手の清水さん】

~清水さんは学校一の美少女(ぼっち)です~

https://kakuyomu.jp/works/1177354054892540298/episodes/1177354054892542118





【次回予告】


「これに一話使うなら本編書きなさいよ……。

 皆、いつも応援してくれてありがとう。委員長よ♪

 二話連続で宣伝ばっかりでゴメンなさいね?


 その代わりといってはあれだけど、来週は23日(月曜)と27日(金曜)の本編の更新に加えて毎年恒例のクリスマス番外編の更新を25日の0時くらいに予定しているわ♪

 クフフ……今年のクリスマスの番外編は誰ルートのお話になるのかしらね? 


 因みに、いま☆レビューをするとカクヨムから1500円分の図書カードが貰えるらしいわよ?」


レビューの仕方や詳細はこちら↓

https://kakuyomu.jp/info/entry/wc5_review_pushup_001



「『仕方ないな』って思う人は助けてくれると嬉しいわ♪


 さーて……次回の『何故かの』は?」



次回「デートプラン」よろしくお願いします!



「じゃあ、いつもの『ペタリンじゃんけん』を始めるわよ。

 皆、出す手は決まったかしら? わたしはもちろん決まっているわ♪

 ……あ、レビューの☆って『パー』の形に似てないかしら?


 ペタペタ・ペタりん♪


   じゃん・けん・ポン♪」 


























【パー】


「クフフ……公式連載と新作、良ければレビュー待ってるわ☆」


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