濃いトマトのモツ煮込み

トリッパが食べたくなるも、缶のおつまみの量では満足できず、ならばと手軽に購入できるモツで疑似煮込み。ハチノスのあの食感とは違うけれど、これはこれで。


まずは生モツ500gほどを下茹で。

塩で揉んで最低限のぬめりと臭みを取っておいたモツを、酒と葱の切れ端を入れたお湯で茹でこぼす。

沸騰したらお湯を捨ててまた茹でこぼすのを2回ほど。

3回目は20分から30分ほど茹でてモツを柔らかくする。終わったらざるにとり、粗熱が取れたら一口大に切っておく。


鍋もしくは深めのフライパンにオリーブオイルを引き、セロリ1本、大蒜1かけを粗目のみじん切りにして投入。セロリは葉のところまで使っても問題なし。

中火で焦げすぎない程度に炒めて香りが昇ってきたら玉葱1つを同じく粗みじんにして投入。

とはいえ煮込みなのでさほど大きさにこだわらなくても。薄切りでも大丈夫。

大きさを揃えると煮込む時間が安定して味も整いやすくなるけど、不揃いなのも楽しい。

火が通ってきたら塩胡椒で下味をつけ、種の部分をとってざく切りにしたトマトを入れる。大きさにもよるけど3個ほど。色づいたもののほうが味が濃い。缶でも可。

追って水を1カップほどと、コンソメ顆粒、赤ワインを半カップほど。

軽く混ぜ、炒めていた野菜、トマト、水分が馴染んでやや滑らかになってきたらモツを入れて、ローリエを加える。あればバジルやオレガノも。

蓋をして弱火で30分から40分。味見をして薄ければ塩胡椒を足してさらに10分煮て出来上がり。


*野菜はニンジンやマッシュルームを加えても。

*余れば冷蔵庫に入れて翌日に。モツの油分が気になるなら軽く温める。

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あと何回の食事? @honey

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