第20話 光

今日の昼は、気温が高め


電車の中から外を見ると

空は真っ青とは言えないけれど

雲と雲の間から光が強く出ていた


いつもよりも眩しく感じられる

2月の寒い時期というよりも

「春の訪れ」のような


光は高層ビルにあたり

その反射光が、また眩しかった


自然と人工の融合のようで

不思議な感覚がする


山や川が身近にない都会では

意識的に緑が取り入れられている

人は自然を求め

楽しませてもらったり

癒されたりするものだと


読んでいた本を閉じて

自然と人工の光を見つめていた

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Short short short... 1 青砥 瞳 @teresita

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