第310話 第二章前置きは、お仕事! お仕事? (2)
そんな僕の様子を、漆黒の美しい髪色を持つ人魚姫亜紀ちゃんが、「(はぁ。またですか、この二人は? 事ある毎に直ぐに夫婦喧嘩を始める。始める原因を作る新太さんが行けない。一言多いいのですよ)」とでも言いたい、でなくてね。
亜紀ちゃん自身もあれからと、いうか?
まあ、亜紀ちゃんが僕へと、自分自身は先祖返りをしてしまって、他人には言えられない容姿。人魚になってしまう容姿だから。傷物にした僕へと責任をとれ! とりなさいよ。あなた! 私は幼少期からあなただけに従い。尽くしたのだから責任をとれと。シルフィーヌ同様、僕の押しかけ女房になった日から、人魚らしく色々な妖力が使用可能になった黒き人魚姫だから。シルフィーヌ同様、夫、主である僕の脳内が。そう、黒き人魚姫である亜紀ちゃんも、僕の想い、思考と言う奴がわかるから。こんな感じで呆れた声だよ。
またこれは、このやり取りは、もう一人の人魚姫である銀髪の麗しい。お姉さま。まさに美の女神、北欧神話のフレイヤ神とでも言って良いほど、麗しく、艶やかな、ラフィーネにも瞬時にわかるから。
「あっ、ははは~。三人ともそろそろその辺にして。しないと。皆さんがお仕事。お仕事が出来ませんから」と。
人魚の姫さまと始める物の怪の世界での問屋家業! かず斉入道 @kyukon
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