求人広告を見て喫茶店風の店のドアを開けた、二藤サトルくん。
ちょっと感じが悪いくらいしっかりしているのに、その店の変異に気付かないご様子。
いろいろ誤魔化して雇い入れようと企んでいた店長、夜見が何だか心配になるくらいに。
サトル君!それ人間じゃない!人間じゃないよ!
夜見のツッコミが空しく響くなか、事件が……
どうしてサトルくんは気が付かないのか。
人は、妖は、何を思い何を見るのか。
ちょっぴり切なくて、そして何より、サトルくんも妖たちもとても魅力的!
優しくて温かい不思議なお店に、私も立ち寄りたくなりました。