本小説のサウナは、漫画「サ道」にあったサウナトランスを経験出来そうなので、私は本小説のサウナに入りたくなりました!
熱くサウナを愛する漢が裸一貫、異世界サウナを満喫するお話です。サウナがいいんです。熱き血潮と、そしてそのあと研ぎ澄ますかのように冷え切った冷水風呂。ジンジンと血流が流れるのを感じられることでしょう。異世界要素?もちろん利用客や管理者がふぁんたじーな住民ですよ。でも、サウナ自体が日常からの脱却が出来る、一種の異世界空間だと思いませんか。え、違うの? そう……。細かいことはいいんです。サウナへ行きましょう。
男装してこのサウナに入ってみたいでです。見付かって怒られてもいいから、この暑さを堪能したい。熱くて魅力的な作品ですー!
サウナが気持ちいいのは、異世界だって同じこと。ファンタジーな設定を風呂のためだけに使う、勢いのある物語でした。サウナだけに男らしいアツいお話なので、美少女の一糸まとわぬ姿を期待して入店しても、いるのはゴブリン兄貴やミノタウルス兄貴なので注意。
癒しを求めた主人公は異世界のサウナへ!スゴいですね!ポイントカードの特典で異世界サウナにご招待だなんて…。しかもめっちゃデトックス効果がありそうじゃないですか!あぁ~っ、俺も行って癒されたい!そんな気持ちになる作品です
昨今のサウナ屋は、ポイントカードを貯めると異世界へ連れていってくれるらしい――。そんなコンセプトのもとに描かれた本作。すでにただでは済まない雰囲気を醸している。日本中のサウナ好きに捧ぐ、異色作。わたしは最後まで付き合うつもりだ。