不人気を嘆く

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「自分の作品の不人気を公然と嘆く者は、読者との隔壁を高めているにすぎない。

公然と『自分はキモオタ童貞だ』と嘆く者に、女性は寄りつかないのである」


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■解説

 アーダルトは、「不人気を嘆くな」ということより「自分の作品を貶めるな」ということを言いたかったのかもしれない。

 たぶん、彼の作品も不人気だったのであろう。

 また彼は、友人との言い争いの最中につい「どうせ、キモオタ童貞だよ!」と公然と言い放ってしまったことがある。その時、女性たちは憐憫や嫌悪の目を向けながら離れていったが、言い争っていた男友達は生暖かい目で慰めに近寄ってきた……という経験をしている。


 ちなみに「キモオタ童貞大好き♥」という変わり種もいるかもしれない。性癖は多種多様なため難しい。

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