奥さん自慢だけど、何か?
少し、
無事、
生まれて来てくれた子供は、
元気
しかも、
彼女に
とても
(将来はきっと美人になる。
・・
それだけでも、
とても幸せなのに。
家に帰れば、
我が子と
雪の
優しい美人さんだしね。
(のろけ?
奥さんの
相手が
腕の立つ奴らではなかった事も原因だけど・・
でも、
言い訳にしかならないな。
結局は、
周りを見ていなかった私のミス、
なんだからね。
○ ○ ○ ○ ○
今日は、
レンデルム大森林にある、
『レンデルム
ここは私達にとって、
第2の家の
油断に
今日は
体力が
それは起こった。
5人組の冒険者と戦闘が始まり、
私がその内の1人と切り結んでいると。
ふと、
目に入ったある光景。
一緒に戦っていた1人のワゾ・ムニムが、
3人の冒険者に囲まれていたんだ。
たった1人を取り囲み、
楽しそうに
その姿に
次の瞬間。
私の体から、
音を立てて血の気が引いた気がした。
もう1人いた冒険者が、
彼の背後からそっと近づき・・
その体に、アックスを振り下ろそうとしていたんだ。
『
大
そう思った私の体は、
自然に動いていた。
ワゾ・ムニム君が、
自身に掛かった
私がその体を思い切り突き飛ばしたのは、
ほぼ同時だったよ。
「ぐッ・・!!」
私の右腕は・・
まぁ、
私の腕は
何の心配も無いんだが。
(我が家の
ただ、1つ。
・・
着けていた右腕と共に、
その場に残されてしまったんだ。
体の
その場から消え始める。
(待ってくれ!!
あれだけは、あの腕輪だけは
残された左腕を伸ばしたけど・・
腕輪を回収する事は、
「スケル・ナイトの腕だ!」
「魔法の杖の材料に、
高く売れるんじゃなかったっけ?」
「持って行こうぜ!」
「でも、
禁止されてる・・」
そんな
最後まで
・・私は、
出来なかった。
○ ○ ○ ○ ○
「本当に、情けないなぁ・・。」
あの後すぐ、
病院に
そのまま『
1日入院になった。
私は事の
話しながら落ち込んでしまった私の背を、
彼女は
そして、
言ってくれたんだ。
「あの腕輪は、
私は、それでいいの。
だって、
大事な夫の命よりも・・大切な物なんて、
世の中にはないのだから。」
優しい声で、
私は、
「あらあら、
大きな子供みたいね。」
そう言って苦笑する彼女の手を、
感謝を込めてそっと
「
・・私の最愛の奥さん。」
「
・・私の、最愛の
2人で手を取り合い、
そう
「「「「チッッッ!!」」」」
と、
複数の舌打ちが辺りに響いた。
「のろけんなら、外行けよ!!」
「
全員独身だっつーの!!」
「なんでボク、
足なんて
「院長先生ー!!
病室変えてくださーい!!」
遠くから院長の
「精神力が
ははははは!
なんて、
私はただ、
事実を言っているだけなんだ。
もう1度言うけど。
愛する奥さんの
何が悪いのかな?
週に2日はドラゴンです 空木真 @utugimakoto
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