柳と赤子は、昔話風に書いてあります。
おそらく読まれた方の中には納得のいかない方や、理不尽だと思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、作者としては、昔話とはそういうものだと思っております。
納得いかなかったり、都合が良すぎたり、理不尽だったり。
子供の頃に読んだ昔話はそういうもので溢れてました。
だからこそ色々考えさせられたりする事が多いと思っております。
浦島太郎のように亀を助けたにもかかわらず、最終的に母親や友人、
時間さえも失う事になる。
そんな理不尽さ。
シンデレラが継母を許す、なんてご都合主義ばかりが世の中には
あるはずがありません。
それをわかりやすく表現しているのが、昔話だと思っております。
まぁ、時折ピノキオの様な奇跡が起こるのも世の中ですが。