第13話 四元豚ちゃん
吾輩は、セクシー・ド・ヨンゲーンである。
豚人称だと?
神はかくも愚かか。
吾輩は豚人称で語られない。
セクシー・ド・ヨンゲーンとしてこの物語を進めて行く。
吾輩、セクシー・ド・ヨンゲーンには、冒険が待っている。
ネコーコ・ハルーミ姫をサスケヒゲゾー伯爵から奪い返さねばならない。
事の発端は、第二次ファンタジアーヌ魔法カップにて、セクシー・ド・ヨンゲーンとサスケヒゲゾー伯爵との険悪な決勝戦に遡る。
あの秋風の強い日、セクシー・ド・ヨンゲーンは、鼻息を荒くして控室で香ばしいコーヒー豆をブレンドしていた。
「失敬。二連覇はもう目前だってか? 余裕のコーヒーだな」
ノックもなしに木戸を開けられた。
「これはこれは、サスケヒゲゾー伯爵。ご機嫌麗しゅう」
流石のセクシー・ド・ヨンゲーンも作り笑いくらいはしないとな。
相手は伯爵。
その前に人であり、これから戦う魔法召喚士である。
A コーヒーをすすめる。
第21話へ。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883918985/episodes/1177354054884228916
B 豚的に今から落ち着きたいからとシェイプアップ体操でジェスチャーする。
第22話へ。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883918985/episodes/1177354054884229178
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