全ての流れはこの手の中にある

鬼神の力（ブラック）１１月１２日公開

　今更になって能力詳細を書いて申し訳ない。

　まあ、ルール違反ではないので大丈夫（なはず）

◇鬼神の説明◇

　ブラックの持つ鬼神の力、それはセリスと分割した鬼神の力の片割れとなります。ただし、今回はセリスの方は触れず、ブラックのみを話していきます。

　まず鬼神はすでに出てきているエルティナと同じく、神を越える神であり、世界を指先一つで創造出来るほどの力を持つ神です。

　いわば原始に生まれた神で、エルティナらとずっと数万、数億、数兆年と争い続けた仲にあります。

　そして何故ブラックに埋め込まれているのかというと、エルティナらが長い戦いの果てに勝ち、完全復活しないよう鬼神を何とか許容できる人間を探し、時間つなぎに埋め込んだことにあり、その一人が彼らというわけです。

　故に存在しているが、存在自体あやふやなもので、存在しておらず、永遠と死ぬことも消えることも生きることもしていません。簡単に言えば全ての次元が混ざった場所、混沌に垣間見えています。

◇鬼神の力◇

　さてクドい話はどうでも良いのでさっさと本題を出してしまいましょう。

　ブラックの鬼神の力は、というか片割れは『鬼神の肉体』です。

　単純な話、鬼神の肉体そのものを受け継いだだけの力です。

　なのでゲームなどで言うパラメーターが滅茶苦茶上がった状態となっています。（今回は弱めにしときます）

　分かりやすくどのくらい強くなったのかと表わすと、

・声を発すれば、建物が崩れる。

・手を動かせば時空間、次元、物質が切断される。

・指で触れれば、オリハルコン装備は砕け散る。また体に触れれば体中全ての細胞が分解される。

・歩けば、大地が割れ、強く踏めば火山でもないのに噴火を起こせる。（震度は多分１０……基準では測れない）

・気力を向ければ風速１００(m/s)風が吹く。（強い台風がおよそ４０(m/s)くらい）

・剣を振れば、周囲十キロメートルの建物が全て粉と化す。

・空を飛べば光が追いつかない速度に達する。

・無重力、無大気で生きれる。

・水素爆弾を撃ち込んでも無傷。

・ブラックの使える究極魔法でも無傷（分かりづらい）

・付いた傷は数秒ほどで治る。

・分解した体はすぐに再生する。

・体には常に魔力の壁が伴っており、攻撃の威力をかなり吸収する。

・精神も強化されており、内面には何も通じない。

　一見つかみ所がなさそうですが、完全な状態でもなく憑依した存在なので弱点はもちろん存在します。

・体自体はブラックのものなので、体力は意外と低い（一般人の数十万倍程度）

・またブラックに宿るだけで魔力も消費するうえ、神の力も消費する。

・今の状態で戦えば三時間くらいしか姿を保てない。

・エルティナへの直接干渉は不可（逆も然り）

・一度意識を失えば解除され、ブラックに主導権が戻される。

・ある程度の意識を持ってブラックが内側から抵抗しようとしている。

・今回の場合は魔法や神の力を行使することは出来ない（剣や拳、蹴りなどのみ、ただし七剣の効果は発動する）

　まあ大体こんな感じです。

　完全無敵ではなく、力もかなり押さえられているので、ブラック自身よりは倒しやすいでしょう。