死後の世界はなんなのか

ヘルメイス

死後の世界はなんなのか

みなさんは死について考えたことはありますか?私はいろいろ考えたことがあります。死は生存している者からはわかりません。同時に死んだものは、生存している者になにかを明確に伝えることはできません。つまり死とは私たちが想像を越える以上に深いのかもしれません。

ではまず最初に、死後の世界について考えてみます。私は昔死後の世界は三途の川を渡り、善人は天国へ、悪人は地獄へと行くのだと思っていました。ですが、年を取り続けると同時に、なぜ死者は天国と地獄に行くのか。いや、まず天国と地獄は存在するのか?という考えが生まれました。脳科学的には天国は存在するという説があるみたいですが、実際、写真などがあるわけでもない。信じられるかと言われたら皆さんは信じられますか?

死後の世界ついては天国や地獄の他、さまざまな世界があると言われています。そのなかで今私が思う死後の世界をいくつか紹介します。


1.天国と地獄

キリスト聖書にも存在する非常に有力な話です。しかし、各資料では全く天国と地獄での内容に違いが生じます。

聖書によると、天国は、現在地上で生きている人間には、到底想像もつかないような素晴らしい場所であり、そこは愛の神が治める完全な世界であり、死も、悲しみも、叫びも、苦しみも存在しない。ただ言い尽くせない喜びと平和が、永遠に満ち満ちている世界だそうです。

それに対して地獄は燃え続ける火があり、そこでは、神を信じないで亡くなった不信者が、大量に焼かれ続けている。地上の世界で、火で焼かれるようなことがあれば、長くても数分で意識を失うが、霊体の状態で存在し続ける地獄では、意識が無くなることはなく、苦しみが消えることはないそうです。

他にも、地獄は存在せず、天国だけがあったり、天国か地獄かの審判前に人生ドラマを見たりとさまざまな説が存在します。


2.虚無空間

テレビの電源が切れたみたいにプツリと自我が消え、何もない空間に行きます。自我が消えているため、天国のような喜び、地獄のような苦しみは一切ない。


3.四次元転生

三次元から四次元に行きます。そこでは胎児から死ぬ自分まで連なった世界が見られます。


4.幽霊

霊体としてこのまま自分がいた世界に残ります。


5.生まれ変わる

自分がいた世界で別のなにかとして生まれ変わります。


6.リセット

自分が産まれた時代から永遠的に繰り返す。もちろん、記憶はない。


7.エヴァ最終回

これまで出会った人から祝福されます。(これに関してはあくまで本当に資料がない。)


8.異世界転生

……………ネタです(笑)

なろうで流行りなので思っただけです。でも、絶対無いとは限りませんよ?(笑)


9.宇宙空間

自我が消え、体は消え、宇宙の一部に消えます。


10.死ぬ直前の映像が何度も流れてくる

無数に存在するテレビが全て死ぬ直前の映像が流れる世界。恐怖すら感じます。


以上が私が思う死後の世界です。みなさんは死後の世界はどのようなものか考えたことがなければ、この話を期に考えてみて下さい。あなたのどこかに存在する紐がほどけるかもしれません。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

死後の世界はなんなのか ヘルメイス @ryokjm1011

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ