第2話 東陲圀誌・日出圀誌
※以下URL七圀地図
https://pbs.twimg.com/media/DHA-CupUQAEWYWC.jpg:large
次に
ミャームの
カイ・ダルヤーブ・アルダバナーンの御世の頃、
戦が始まるや、瞬く間にミャームの軍勢はアルダグの馬蹄の下に踏みにじられ敗走したそうです。カンバル・ヤブグーは、敗走する敵を追って、ミャームの国都ルングクにまで迫ったそうです。しかし、
遂に両者は和を結び、アルダクはアルトゥンの南麓と
カンバル・ヤブグーから数代経た後、アルダグ国のヤブグーやベグと民質は、ミャームの絹を纏い、アルザフの美酒に酔い、トゥルクズからトングーズの様になってしまいました。一方ミャームは鉄を鋳て鍛える技を編み出すようになりました。ただトゥルクズやアルヤナグの様に馬に乗る俗を頑なに嫌っているそうです。
引き続いて
彼の地は、常に厳しい暑さに見舞われ、夏から秋にかけて長きに亘って雨が降り続いて少しは暑さが和らぎます。
そのような由により、シュミルガルを越えた
彼の地は至るおころ柚木や椰木の森林に覆われ、それらの木々を材木にし、紐で縫い合わせて瀝青で隙間を塞いで船を造ります。シャガルティーブの先には数多も島々からなる
ここまでが
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