> 「毒蜂のは、やや甘みがあって癖になる。毒量は並だ」
「……やや甘みが……よし、毒は蛇より弱い?」
「うん。美味さはそっちのが一番だ。麺料理のソースに使えそう」
「テンタクルドの毒だ。北海の蛸だよ。麺料理のソースに……」
一通りの所見を聞き終わると、主人は蒼一に礼を言う。
「こんなやり方で、毒の分析が出来るとは思わなかった。また是非来て欲しい」
…………『毒の分析』っていうよか『毒味の評論』っていう感じデスよね(笑)
こんな分析の結果が何になろうというのk……ま、まさか料理に混ぜ込んでっ…!?
作者からの返信
実際、毒も少量なら食べたがる人がいますからねえ。
ふぐ料理、死ぬと分かってて肝を食べようとするチャレンジャーが後を絶たないですし。
後はまあ、暗殺用に使うには必須の知識かも。毒の味。
浄化すべきものは勇者様かい(>_<)
作者からの返信
いや、それが……
詳細は次話で。
「毒を飲みたければこの店だ」
なんて宣伝文句。せめて毒を回復に転化できるとか一言添えればいいのに、我が道を行くんだから。18番目の勇者はやばいって伝承になりそう。
作者からの返信
もうかなりヤバイ気はします。
というか、いかに18番目はヤバイかという話だったような……
まだ序の口なんですよねえ。
彼らの酷さ(笑