悲しみを越えて、竜騎士は大空を駆ける!

竜騎士の学校を舞台とし、立場や身分による差別、騎士としての在り方、竜との共存など、ファンタジーらしい描写や世界観がふんだんに盛り込まれています。
騎士や貴族、王国というキーワードが頻出するため、どこか中世ヨーロッパの世界観を想起しつつ、そこに竜騎士というファンタジー要素が加わることで、リアルと空想の融合により特徴的ながら分かりやすい世界観構築がされているという印象です。

そして注目すべきはストーリー展開!まさに王道!
主人公達が抱く葛藤や決意は感情移入しやすく、夢中になって読み進めてしまいます。戦闘シーンも描写がしっかりとしていて手に汗握ってしまいました。
情景や人物の動きの描写は分かりやすく描かれているのでとても読みやすく、スクロールする手が止まりません。

今後もどの様なストーリーが展開されていくのか、楽しみです。

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