応援コメント

羽根が生えたら」への応援コメント

  • 雑剪も膿盆もそう信じて疑っていませんでした。
    それでいいんですよね。

    他の診療科の先生と手術をすると手技の違いが新鮮です。

    ウチの形成の先生は止血を鑷子+(助手の)モノポーラでやりますが、我々脳外科医は主としてバイポーラです。

    でも、二十世紀最高の脳外科医と言われたヤサギルは止血を鑷子+(スクラブナースかつ奥さんの)モノポーラでやると聞きました。


    何年も前の作品なので、先生に届くかどうか分かりませんが、とりいそぎコメントさせていただきます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ホシもいただき、とてもうれしいです!
    !の連発で、トシをくっているのがバレバレです!

    書いたのは、おっしゃる通り、いつのまにかずいぶん前になってしまいました。
    気力満々で日々ネタとスジを考え、パソコンに向かっていた記憶があります。
    今は、同じKADOKAWAのニコニコ動画のほうで音楽をやっています……。

    ザッセン、ノーボン、オイフ……。
    これらが外国語だったらカッコいいのに、と若いころ思っていました。笑

    若いころといえば、学生のころ、実習中に研修医の先輩から
    「患者さんのアナムネ取ってきてくれる?」
    といわれて、はいっ、と元気よく同級生と一緒に走り出し、
    「けど、アナムネって、どこの棚にあるんだ? そもそも何なんだ?」
    と小一時間悩んでいたり。
    かと思えば、カルテにはよく
    「○○○とムンテラ」、「△△△とムンテラ」
    と書いてあったので、
    「語尾にムンテラってつけるのが流行ってるらしいな」
    と勘違いして、しばらくムンテラをつけてしゃべっていたり。

    バカでした〜笑。

    hekiseiさまの母校は碧青がカラーだとか。
    もしや、手塚治虫先生の母校ですか!?
    hekiseiさまの場合、語尾にムンテラをつけてしゃべったりは、絶対なかったと思われますね。
    わたしは硬式テニス部でしたが、あの大学とは全医体で対戦してボロ負けした記憶があります。
    文武両道とはこのことかと、身に染みました。
    ちなみに、わたしの母校は東京の東の県にあります。
    特産品はふなっしーとかピーナッツとか。

    ところで、バイポーラはひとりっきりでオペをする形成の医者にとっては便利なツールです。
    が、先端に炭化物の汚れが堆積しやすく、かつ除去しにくいです。
    2本あるので。
    その点、モノポーラは通電に誰かの助けが必要とはいえ、汚れをサッと取りやすいですよね。
    個人的には、点で作用させるモノポーラのほうが上品な印象があります。
    もう10年以上使っていませんが。

    手技の違いといえば、わたしの使う持針器は「タンゲ」といって、これまたドイツっぽい名前がついています。
    が、何代も前の順天堂大学形成外科教授、丹下先生考案の道具とのことです。
    順天では現在使われておらず、昭和とわたしの医局でしか見ることができないようです。
    口蓋裂の1才児の口蓋奥の縫合に適した、独特な持針器です。

    ぶしつけな長文、申しわけございませんでした。
    失礼しました!

  • 瀬夏さんのエッセイだけじゃなくて小説も読んでみよう、とこちらクリックしました。プロファイリング企画だったのですね。皆さん、瀬夏さんを女性と想像されていて興味深い。

    >「ぜんぶ、ウソ」

    ええっ。全部本当だと思って読んでしまいました…。

    手術の場面と思い出と、そして主人公の心理描写。すべてが無駄がなく、でもその奥に広がる情報量の多さ。素晴らしいと思いました。こういうスタイルの文章はとても好きです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    ホシまでいただき感激です!

    自主企画「三題噺は梅雨明けに」へ参加するために、ニヒリズム、ジュブナイル、メッチェンの3語を使って作りました。
    その後、プロファイリング企画に参加したり、恋愛もの企画に参加したり……。
    節操のない活動をしてまいりました。笑
    若い女性の1人称なので、プロファイリングでは、うまくひっかけることが出来るかもと思いましたが、シメシメでした。笑

    お褒めいただき、天に昇る心地です。
    楽しく読んでいただける作品をたくさん作れるように、精進したいと思います。

  • 自主企画『短編小説の集い』から来ました。

    不倫がテーマとなっていても、どろどろした感じは無く、価値観の違いについて考えさせられました。
    自分は虚無主義よりは実存主義派ですかね。虚無主義も否定はできませんけど、今回においてはチョウになって飛んで行きたいと言う彼女を応援したいです。

    作者からの返信

    無月弟 さま


    読んでいただき、ありがとうございます。
    星までいただいて、感激です。

    価値観の違い、とおっしゃっていただくと、少し上品な作品に昇格できた気がします。
    が、男ってみんなあんな感じな気がするのです。
    しょうもない生き物。
    成熟するのは女なのかも、と思わないこともありません。

    人類の文明は成熟によってもたらされたのかもしれませんが、文化は未熟さが生み出したに違いないと感じる、今日このごろです。
    いくつかの国の指導者を見ていると……。笑


    せなつ

    編集済
  • プロファイリング企画の経緯で拝読しました。
    初めまして、にのい・しちと申します!

    手術という命の駆け引きの中にも、別の駆け引きが展開しているんですね〜

    では、プロファイリングを……

    性別は女性。
    不倫の作品なので、シンプルに女性です。

    やはり、女性は文章が綺麗ですね。
    男女問わず、いろいろな作家さんの小説を読みましが、やはり女性の方は荒々しさがなく、文体が整ってますね。

    「あたし」の一人称が、やはり、女性特有な気がしました。

    年齢は30代
    女性に年齢の話をするのは気が引けますが(^_^;)

    短編なので情報が少なく、難しいです。
    ひらがなと漢字の使い分けと、見やすさから推測して書き慣れた感じがしたので、20代より上だと思いました。

    根拠はないんですが「先生って、ふしぎ」のあたりが、30代から上のような感じがしまして。
    学生や20代だと「先生って、おもしろい」と、書くかなぁ……と推測して、30代の方にしました。

    ・出身地方又は県は関東圏、東京、神奈川かな……。

    難しい! 何か方言のような文章や、地名があればヒントになったのですが、逆にそのあたりのワードが無いぶん、標準語の地域にお住まいの方なのでは? と思い関東圏にしました。

    ディナーの描写も、都会をイメージしたような雰囲気でしたので(^_^;)

    ・その他思い付いたプロフィール
    看護師さんの方なんですかね?
    それか、医療事務か医療機器の販売に関わっている方かな? 
    医療関係を取材したライターさんという線もありますね〜

    いはやは、難しいプロファイリングでした(汗)

    作者からの返信

    にのい・しち さま


    こんにちは!
    真摯で丁寧なプロファイリングをありがとうございます。
    なにより、読んでいただき、ホシまでいただき、うれしいです。

    真面目なプロファイリングをいただいて、できる限り真剣にお答えいたしますと……。

    男です。
    それもけっこうトシいってます。
    世代的には、あこがれの選手はフェデラー、ナダルなんかより、ベッカー、エドバーグ(こればっか、笑)。

    出身はふぐすまです(福島です)。
    今年の夏は、桃が最高においしかったです。
    が、人生の半分は東京在住です。
    ジブリ美術館の近くですよ!
    たしかにディナーの場はジョエル・ロブションの店という感じです。
    彼は先日、亡くなりましたね。
    さびしいです。

    職業は、医者。
    形成外科医です。
    仕事の合間にわずかずつ書いております。

    この作品はイジワルでした。
    女性の作者と思わせたいかのような文体がイヤラシい。
    始めて参加させていただきましたが、ちょっと反省しています。
    今回で企画が終わりというのも、ちょっと悲しいです。

    ほんとうにありがとうございました。
    勇気がわきました。
    今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


    せなつ

    編集済

  • 青虫がどうして蝶になるのか不思議です。だって全然別の生き物みたい。ひらひらと懸命にどこへでも翔んでいけるようになる。でもずっとこのままでいたい誰かもいるんだね、っていう静かで優しい話だったように思う。(解釈はいろいろありそうだけれど私にはそう映った)

    以下プロファイリングです。
    まったく当たる予感がしない企画にどうして私は参加したのでしょう(きくな)

    三十代女性、
    えーと、訳もなく滋賀県が頭に浮かびましたね。訳はないんですが。

    作者からの返信

    叶 遙斗 さま


    プロファイリング下さり、ありがとうございます。
    作品をお読みいただき、うれしいです。

    いただいた文章からは、
    男ですよ
    という雰囲気がただよい、叶さまは男性だと感じますが、この際それは置いておいて。

    もっと歳のいった♂です。
    青春はフェデラー、ナダルなんかじゃなく、ベッカー、エドバーグ。?
    出生の地の福島には人生の3分の1しか住んでいません。
    あとは千葉、静岡、栃木、石川、ここ10年は都内と……、あ、訊かれてもないのに。笑

    ありがとうございました。


    せなつ

    PS:夏空、これからも読ませていただきます。




    編集済
  • プロファイリング企画から来ました。

    価値観の違いと、それを乗り越えようとする姿。最初、不倫と聞いてどうなんだろうと思いましたが、想像していたよりもずっと純真な想いに驚きました。

    プロファイリングですが、性別は女性でしょうか?女性である主人公の心情が丁寧に書かれているのでそう思いました。

    年齢は三十代?不倫を扱った話という事で、二十代よりは上かなと半田案しました。

    最後に出身地ですが、これは難しいですね。何となく大きな病院っぽい。ってことはある程度都会?ってことで、愛知県。自信は全くありません。

    作者からの返信

    無月兄 さま


    お読みいただき、ありがとうございました!
    応援コメント、そして星までたくさんいただき、感激です!
    プロファイリング企画、わたしはこれから出向いて、みなさまの作品を読ませていただくところです。
    どうぞよろしくお願いいたします。

    無月兄さまがされた、わたしについてのプロファイリングについて。

    舞台になった病院は大病院ではないのです。
    外科の手術に形成外科の医者がヘルプで入ったりするアットホームな環境。
    大学病院ほどはない、地方の施設です。
    千葉とか。東京だったら奥多摩とか。
    というわけで、愛知県であれば地方のほう、という考察は的確です!
    しかしわたしの出身は福島。
    成人前に千葉に出てきて、東京に住んで十数年になります。

    年齢は。
    はっきり書くのが非常に恥ずかしいのですが〜。
    マンガが大好きなわたし。
    ジョジョは第1作からリアルタイムで読んでいます。
    アラレちゃんも。ストップひばりくんも。
    サンデーでいえば、うる星やつらも。笑
    ロックについては、ピストルズはリアルタイム。
    お笑いなら、コント赤信号もリアルタイム……。(え? ご存じない?笑)

    性別は……。
    あんな物語を書きましたが、女性の気持ちは、いくら歳を重ねてもいまだに神秘のベールに包まれて理解不能だなあ、違う生き物だなあと、いつも感じております。

    今回のわたしの参加作品は、ちょっとイジワルだったような気がします。笑
    お読みいただき、真摯にプロファイリングしていただき、感謝いたします。
    ありがとうございました。


    せなつ

    編集済

  • 編集済

    瀬夏ジュン様、プロファイリング企画の大木奈夢です。

    『羽根が生えたら』を拝読させていただきました。

    男女の間でお互いに求め合いながらも、決定的な価値観の違いがあることを象徴的に表現されていて、なるほどなと思わされました。

    それではプロファイリングをさせていただきます。

    性別:女性。筆名もさることながら主人公の女性的な思考が決め手となりました。(筆名だけに頼ると騙されることもありますので)

    年齢:医療関係の描写と恋愛関係の描写はある程度経験がなければ書けないのではないか。そう考えると三十代が最有力と思います。

    出身地:全くお手上げです。舞台は大病院のような気がしますので、取り合えず東京ということにいたします。

    どうですか? 答え合わせを楽しみにしております。

    作者からの返信

    大木 奈夢 さま


    いつもお世話になっております。
    このたびは、ステキな企画に参加させていただき、感謝いたします。
    これからわたしもプロファイリングに出向かせていただきます。

    大木さまのプロファイリングについてですが……。
    出身地については、たしかにもう長いこと東京に住んでおります。
    生まれは福島で、高校までおりました。
    が、その他の項目、性別、年齢は、残念ながら……。

    もし、よろしければ、もうひとつ作品を企画に挙げさせていただきます。笑


    せなつ

    PS:もうひとつの作品をお読みになっても、読まれなくても、後ほど正解をお知らせいたします!

    編集済
  • 初めまして。

    拝読致しました。
    刹那的な作品、面白かったです。
    専門的な描写は程よく説得力を持たせるだけで、邪魔にはなっていませんでしたし。
    不倫は相互に自己責任ですが、自分の想いで盲目になるからこそ起こり、だからこそ無責任へと行き着くことが多い。
    蝶は酔ったように飛びますから。

    タイトルも非常にセンスが感じられました。

    素敵な作品をありがとうございました。

    作者からの返信

    仙花 さま

    応援、コメント、ありがとうございます!
    過分なお言葉をいただき、舞い上がるようです。

    専門的な知識を盛り込む際は、注意が必要ですよね。
    とくにSF風の物語では、どうしてもうまくいきません。
    いっそ意味不明くらいに書き連ねようかとも思ったり。笑

    不倫だけでなく、恋は刹那的。盲目。そして無責任。不道徳。
    それゆえ、いにしえの昔からドラマになるのですね。
    小説は言葉であらわし、音楽は旋律であらわす。
    語りつくせない、表現しきれない永遠のテーマなのでしょうね。

    恋愛物初心者のわたしも、果敢に挑戦したいと思います。
    はい。ダメもと精神で。
    ありがとうございました。

    せなつ


  • 三題噺か。専門学校で逃げてた覚えがあります。作者さんの度胸が据わってる。丸い頬の術者さん。形成外科……美容整形ですよね? なんで外科手術してるのかがわからない、シナプスつながらない。

    不倫なんて嫌い! だからといって読まない手はない。このヒロインが透明に近い純朴さ。

    不倫は不道徳だけれど、美しい蝶になるというヒロインの涙はきれいだろう。

    笑いながら嘘をつく術者さんは、楽しいひとときの象徴ですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    度胸すわってなんか、ないですよ。
    うーん、うーんと、けっこう悩んで書いてた記憶があります。
    やめればよかった〜と思いながら。

    形成外科医は、がんの手術後の再建、切断指の再接着、やけど後の植皮、難治性潰瘍、先天異常、移植血管吻合、感染創、その他もろもろ全てを扱う、なんでも屋、兼創傷治癒基礎の専門家です。

    その広範な領域のなかに、美容分野が存在します。
    美容外科という分野は、形成外科の1分野にすぎないはずなのです。
    形成外科をマスターした者が従事すべき高度な仕事。
    けれど、我が国ではそうなっていません。
    その結果どうなっているかというと……。
    まあ、お隣の国でも同じような惨状ですが。

    ところで形成の医者というものは、初期に外科研修をします。
    なので、ちいさな病院だと外科の先生とは親しい顔見知り。
    若い女性の患者さまで、皮膚縫合を任せられることはあり得ます……。

    というのが、形成の医者からの情報。
    です!

    PS:関係ないですが、わたしがアラブの大富豪だったとしたら、シャーリーズ・セロン主演で、光瀬龍さんの「調査船報告」を映画化します。リドリー・スコットを監督に据えて。
    リトルバラは、シャーリーさんしかあり得ません。
    それほどピッタリ。
    石油吹き出さないかなあ。

    編集済
  •  自主企画への参加ありがとうございます。

     さて、まず初めに感想が遅れてしまい申し訳ありません。

     「虚無主義」僕の大嫌いな言葉の一つです。なぜなら生きる指標を見失うからです。虚無主義は疲れ切ってしまったこの世界に対する言い訳にしか思えないなと感じるからです。

     ならば、ヘタクソでもいいから自分の存在意義を示したいがために、こうやって自主企画を組み立てたり、小説をあげたりしているわけです。今回のキーワード設定にはそんな意味がありました。自分のエゴに付き合わさせてしまい申し訳ありません。

     ですが、主義というものを否定する手段はないですね。基本的に自分のライフスタイルに合うか合わないかですから。そこらの違いにおける話を蝶にたとえているのはさすがだと思います、感服しました。

     それでは、自主企画への参加ありがとうございました。2パターン目も是非挑戦してみてください。

     では、また。

    作者からの返信

    ていねいな感想をいただき、お礼を申し上げます。
    三題というテーマをいただくだけでも、うれしく貴重な体験です。
    このような機会を作っていただき、深く感謝いたしております。
    ありがとうございます!

    無価値な世界に生きているのなら、自分はそれを超えたい。
    たくさんの仲間たちも、できればいっしょに。
    そんなふうに考えます。
    あれ? これはやっぱり誰か偉人の思想だったっけかな?

    でもじつは、世界は無価値じゃないんだと思います。
    だって、この世界には、未知がまだまだ無尽蔵に隠されているのですから。
    自分たちの心と身体でさえ未解明なのに、ニヒリズムに陥っているヒマはありませんよね。
    なに考えてるんでしょう、虚無主義者。

    チョウも人間も、限られたいのち。
    疲れているかいないかも、けっこう気分次第です。
    たくさん葉っぱを食らって、ひらひらと舞わなければ。
    蜜も吸いたいし。
    あれ? これもどなたかの思想だっけかな? 

    笑。それでは、失礼いたします。

    PS:他のパターンは、うーん、頭がパンクしそうです……



    編集済
  • 虚無主義も実存主義も、どっちが正しくてどっちが間違っているかなんてない、と個人では思います。

    主義が違う、だけですから。

    ただ、主義にかこつけた身勝手さを持った嘘というものは、あまり好きではないですけどね。

    グダグダ書きましたが、率直に面白かったです。

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    レビューコメントもいただいて、幸せです!!

    メッチェンをメッツェンと見間違ったのがきっかけで書き始め。
    進むうちにどんどん違う話になっていって……。
    キャラの一人歩きというよりも、ハサミが勝手に動いてくれました、笑。

    登場人物ふたりは、哲学の用語を言葉遊びのように使っています。
    実際、現実は言葉を超えているのかも、なんて思ったりもします。