銀狼双伝説
酒井龍美(偽名)
第壱話 伝説の銀狼現る。
「ああ、暇だ。」
時は西暦1453年
俺は5年前世界を魔王の手から救った。その時は救世主など英雄などと謳われていたが、3年前に皆の魔王の記憶が消えていた。俺は異変だと思って調べたが特に何もなく3年が経った。
「ああ、暇だ」
5年前は、魔王の幹部との戦いや修行など色々あったが一番楽しかった。だが今やもう平和で一緒に魔王を討伐したメンバーも全員職につき戦うこともなくなった。平和に越したことは無いのだがやはり暇だ。
それから1週間後、
ドーンという
爆音とともに屋根が落ちてきた。俺に落ちてきた。俺は落ちてくる屋根を反撥させ俺の所だけ落ちてこないようにして、落ちてくる0.5秒の間考えていた。何故こんなことになったのか。そして屋根が落ちて外を見た。
「なんだぁ…これは?」
そこはこの街が火の海に変わっていた。俺は怪我している人を助けようとすぐに家を出た。そしたら、最上級騎士と言う世界に15人しかいない騎士のひとりが無残にも殺されてしまった(ちなみに俺と魔王を倒した奴らはひとりを除いて5人とも騎士に所属してない)。
「ひどい…」
と思いつつ俺の仲間は無事かと確認しに行った。そしたら、仲間の1人のエクネアが敵の幹部と戦っていた。エクネアの周りにはバリアが張ってあり中に入らなかった。だが逆に敵も逃げられないタイマンならエクネアは負けるはずがないと過信していた。
なぜならエクネアの実績は5年前の人魔戦争で幹部を一番倒しさらに魔王を討伐した時のメンバーの1人だった。能力は単純だが強い。『強化する能力』さらに俺たちクラスになると『天雅』という武器を体内エネルギーで作ることが出来る。
こいつなら大丈夫だなと思い先を急ごうとしたら、バリアが解けた。そこからエクネアが出てきた…首だけの状態で…
エクネアが負けたのだ。俺は蘇生出来る技、『リターンゼロ』を使いたかったが、幹部がすぐ側にいた。エクネアを救うには今から3分以内に蘇生魔法を使わなければいけない。
「ギャッギャッギャー、お前もこいつの仲間か?俺は魔王アスモデウス様の幹部の1人ジュール様だ。お前も死にに来たのか?」
俺は天雅を使い、剣を取り出した。
「お前を殺して、早くエクネアを救う。」と言って構えた。俺は相手の喉元に向って、剣を突き刺そうとしたが、避けられその上カウンターまで食らった。
「こいつ…前魔王より強いぞ。」
「当たり前だぎょ、俺はアスモデウス様の幹部だぞ。ちなみにお前に絶望を与えるために行っておくがぁ、アスモデウス様は俺の100倍以上強いぞ。と聞いてそのまま倒れてる俺に踏み潰そうとした。俺はそれを避け、また構えた。
「しょうがねーか、疲れるけどあれ使うか。先謝っとくは、ごめんな!お前いい死に方出来ねえわ」
「ギャッギャッギャー、傲慢だな、嫌いじゃないぜ、だが死ね。」と相手は殴りかかってきた。速いし隙がない。
俺は、剣を構えた。『狼牙神斬剣』
相手のパンチを躱し、光速を超える速度で切りつけまくった。相手の硬い鎧は砕け散り叫び声を上げながらぶつ切りになった。
「一様きてえておいてよかった。」と言いつつエクネアによって、リターンゼロを使った。
「うーん、私は確かジュールとかいうやつに殴られて…」
「よう!久しぶり!」と俺が言ったら、
「龍美じゃないか。久しぶりじゃない!もしかして私…死んでた?」
「うん」
「最近鍛えてなかったからなぁ、天雅も使えなかったし、でも30分もあれば前ぐらいに戻ると思うわ」と言って俺は安心した。
一様紹介しとこう。
彼女はエクネア
幻獣属の猫耳少女だ。能力は強化する能力をもつ騎士には所属してない。年齢は確か13歳くらい。冷静だが一度切れると破壊活動を行う。
「もう5人の仲間を探そう」と俺が言った。
「そうね、また幹部に殺されないうちにね。私はたまたま助かったけど、蘇生魔法はほんとに奇跡のタイミングしか出来ないからね。
と言って歩を進めた。
あとがき
まだ初心者なのでダメな部分がいっぱいあると思うのでぜひアドバイスください!!
じゃな!
銀狼双伝説 酒井龍美(偽名) @sakaitatumi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。銀狼双伝説の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます