解説
このお話は、冒頭でもお話ししたように、私の友人に起こった出来事を彼の一人称で小説仕立てにしたものです。
ですので、随所に演出がありますが、実際に起こった出来事を繋ぎ合わせたものですので、『事実をもとにしたフィクション』と言うのが正しいと思います。
※※※ 事実・実際に起きた出来事 ※※※
・発掘作業中に、誰もいないのに声をかけられる。上条氏は返事をしないでいられるが、隣にいた作業員の方が大きな声で返事をするので、周りに奇妙がられていたとか。
・現場で幽霊の噂がたつと、作業を手伝ってくれる人がいなくなる。
・髪の毛が生えた白骨を発掘していた。
(『ハッコツハックツ!』 というだじゃれが、仲間内で当時流行った)
・運転中に頭に鳥肌、その後、脳外科の前だということがわかった。
・霊能力があると噂の生徒が、自宅の玄関先にまで来たあと、部屋に入れない――と言って帰ってしまった。後日、別の生徒に聞いたら、『先生の部屋って、全部、霊の苦しそうな顔で埋まってるらしいですよ』と言われた。
・上条さん(仮名)は鈍感な人である。
以上
お楽しみ頂けたら幸です。
彼は、いつも落ち着いていて、怖い話も淡々と、半笑いで話すような人でした。
聞いている方は、彼は嘘をついて人に聞かせるようなタイプではない事は知っているし、今日、現場でこんなことあったよーと、淡々と、当然のごとく怖い話をするので、信憑性抜群で、逆に怖い……。
そこを上手く表現すればよかったかとも思います。上条氏といつも一緒にいる同僚を登場させて、主人公にした方が怖くなったかな、と。
上条さんは怖がっていないので、怖さを表現するのが難しかった。
以上です。
では、どうぞ、他の作品も読んで頂けたら嬉しいです。
ありがとうございました。
~本当にあった怖い話~ 霊感は成長する 柳佐 凪 @YanagisaNagi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます