完結読了までレビュー我慢するなんてこと、僕には土台無理な(強制終了

かつて。まだ医学よりも宗教が人々に強く影響を与えていたらしいそこで。少年はその道を外れこちら側を自ら選択した。

小さなこどもが自分の在り方を選択するというのはどうしてこうも心が踊るのでしょう。世間一般大多数の常識という難い壁を易々と越えて変人という個を成すことが清々しく快感、そんなタイプの私にとって大変魅力に溢れた登場人物たちが繰り広げる些細なやり取りから動き出すすべてがきらきら輝いています。平たくいってすき。

物語はまだ序盤ですが、心地よい謎が散りばめられた素敵な作品です。