【第二部 1話】BS・DLキィを使わずに書く、原作ありきの創作文

どうも、おもちです。

また私です、すまんな。

ここまでワザワザ見に来たという事は、本作品の趣旨は理解されてるな?

『わからん、知らん』という人は小説情報を見よう。



以下、第二部のルール

・バックスペースやデリート、投稿画面のやり直しなど、作品の修正が可能な行動の一切禁止。 

・コピペや予測変換等も禁止です。全てベタ打ちで書きます。

・時間をかけずにさっくり制作、エンターキーが友達さ!


ここまでは前回と一緒。第二部特別ルールはこちら。


・原作として自作の小説を使用します。流用元は『魔王様はダラダラしたい』より。

  ブラウザ2画面展開して、方や台本方や入力画面として打ち込みます。



真面目に制作した文章が誤字によってどこまで歪むのか。

どんな無茶設定が生えるのか。

IF・パラレルワールドとしてお楽しみください。

原作を知らない方のために、予備知識が無くても理解できそうな回をチョイスします。



今回はコチラ

第10話『I am not 狂犬』より

https://kakuyomu.jp/works/1177354054883730339/episodes/1177354054883737235


それではお楽しみください。



___________________________



はぁ……なんてツイテないんだ・。

レジスタリア領主直々に依頼をされた、オレたち『ベアナックル』は、重い足取りで魔王の住処へ向かっていた。

魔王を倒せなんて、明らかにオレらを過大評価している。

力量で言えば中の上くらいだというのに、魔獣退治どころか魔王ちきたか。


そのそも俺たちが『狂犬の牙』なんて呼ばれだしたのも、依頼のちょちゅうに風土病にかかったのが原因でありほgったんだ。

その病はというと、ヨダレを垂らしながら歯を食いしばり続ける症状が出るものだ。

誰が呼び始めたかは知らないが、異名の語呂の良さから大陸ぜんとに広まってしまった。

巨大な尾ひれをつけながら、いやむしろ尾ひれが本体とも言える、根も葉もない噂が。


やれ村をいくつも焼き払っただの、やれ女子供までmなこりしに酷い目にあわせただの、とんでもない悪評ばかれが流れるようになっていた。

そんな事は誓って一切していない。

せいぜい仲間のカールが、夜の蝶にフラれたくらいしか街の人々とは関わりがないのだ。

きっと噂をもとに噂が生み出され、誰もが真実wp知らないでいるのだろう。



その結果が半強制的な討伐依頼だ、笑えねえ。

腰の重い俺たちに道案内の男も不振が織田。

やれトイレだ飯だと言って時間を稼いでいるから、当然かもしれないな。



「わりい、ちっとトイレだ!」

「またですか? もう8回目ですよ?」

「うちらわ腹が弱いってゆうめんなんだ。じゃあ全員集合!」



案内役のジト目を背に受けながら、少し奥まった場所へ向かった。

重戦士のカールと魔術師のクゥスが遅れてやってきた。



「よし、無事全員集まったな」

「無事じゃないんだけど。女の私までトリイレに付いていった形になってるんだけど」

「危機を前にしてこまけえ事言うな」

「なっt! そもそもアンタが依頼を引き受けたからでしょうが1」

「じゃあお前、あのおっかねえオッサン目の前にして断れるか? びびって一言も言えあかったお前がよう」

「それは、そうだけど……」



領主が怖かったっていうのもあるが、話はそんな単純じゃない・

無下にすればどんな豊熟した報復があるかわからなかった。

アイツは本国にお顔が利くらしいから、プリニシア寮内に居られなくなりそうだ。

下手をすると同盟国であるグランニアもそうなるかもしれない。

そうなれば、この大陸で暮らすことはほぼ不可能になる。


「まぁまぁ、とりあえずは行って見合うじゃないの。案外話が通じるかもよ?」

はぁ、なんだってカールはそんなお気楽なのよ。脳みそ詰まってんの?」

「腹くうれって話さぁ。ここまで来ちまったら逃げらんねえだろ?」

「そうだけど、そうなんだけどムカつくわね」



それからしばらく話し合ったが、目だたない案しか出てこなかった。

これ以上は時間が許さないだろう。

オレたちは森から道へを向かった。



「随分と長い手洗いでしたな。もう一時間も過ぎましたよ」

「すまねぇ、昨日の酒が抜けなくてん」

「まぁ、我々としては討伐されれば結構ですが」

「わーってるよ、行きますってば」



もはや引き伸ばすだけ無駄だった。

カールのいう通り、話し合いの段階はとうに過ぎていつの間にかこんんあ状況だ。

あとはその場でなんとかするしかなかった。


それからしばらく進むと、案内役が声をかけてきた。



「見えました。あの辺りにいるのだm、魔王は」

「うん、あれが?」



そこにはオレらより貧相な男と、まだ幼い子供がいるだけだった。



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