#277 彼女とかが欲しいんですよね!?


 俺達は学園内をほっつき歩いていた。正確に言えば、何処に行ってもレフィがついてきているという状況だ。俺としてはシャリヤがこの建物の中に居るかを探していた。ついてくる彼女の顔をふと見ると何故かニヤニヤしながらこちらを見てくる。俺はその意図を掴みそこねていた。

 学園は活気で溢れている。生徒たちは廊下に溢れ、和気藹々と雑談に興じている。休み時間なのか、それとも何か行事が近いのだろうか。


"Lefhisti xiciレフィさん, fqa molここは xale laいつも lex fal alsilこんな感じなのか?"


 隣の桃色髪の少女に喧騒を指し示しながら、訊いてみる。どういう関係かまだ掴めていない以上、"xici"を付けるのが適切かと思ったがレフィはやはり少し残念という表情でこちらを見てくる。


"Alsil io molいつもはこんなん xale la lexじゃありませんよ. Paでも, No es今は kalzanen……のために fua lernniejodalsto……ですからね. Lirs……, xatvasti(翠)?"

"Ugうわっ, Harmie co pusnistなんで止まった......"


 それまで横について一緒に歩いていたレフィがいきなり目の前に出てきて人差し指でこちらを指す。驚いてリパライン語が片言になってしまった。これまでの会話の中で不満な点でもあったのだろうか?


"Xatva es(翠)は xatva mag(翠)なん elx shrloですから sties niv私のこと mi « xici »'cシスィって呼ばない plaxでくださいよ. Co rattelcergesあなたは……!"

"Xatva es harmieシャトヴァってのは?"

"Mi m'es私は1 1te inistelte……で, co es 2teあなたは2 inistelte mag……ですから co es mi'd xatvaあなたは私のシャトヴァなんです. La lex'i lasそれを…… gennitek edixa忘れちゃったんですか?"

"Merえっと...... Naceすまないけど."

"Aaarあぁぁっ......"


 レフィはまた大きくうなだれた。垂れた桃色のツインテールがそよ風に可愛らしく振れている。

 今までの会話を整理するならば、レフィと俺はそれぞれ"1teパンクヮテ//2teクヮテ inistelteイニステルテ"で、その関係性から俺はレフィの"xatva"なのだということになる。学園で数詞で表される関係性と言えば、最も基本的なのは学年だろう。恐らく数詞に付く語尾"-te"は順番を表す序数詞を作る語尾だ。レフィは一年生で、俺は二年生だとすると、"xatva"というのは「先輩」を表すことになるのだろうか。つまり、レフィが言いたいのは「先輩は後輩をさん付けで呼ばない」ということなんだろうか? しかし、これは結構文化依存な考え方だ。実際のセンスが今の考えにあっているのかは良く分からない。

 考察している間、レフィは不思議そうに俺を周りを回りながら、顔を見つめてきた。立ち止まっているのが相当不思議らしい。そんな彼女を差し置いて、周囲は一層と騒がしくなっていた。騒音に目を向けると人だかりが出来ていた。


"Harmie esなんだ?"

"Arああ, Ers konalirfejten……な人 lartaですよ. Ci'd ferlk es彼女の名前は ly……...... arそうだ! ales.xalija……と呼ばれ zu veles stiesoているアレス・ ficakorniekhシャリヤですね. pphふふっ, tea……."

"No io co今、アレス・ lkurf alesシャリヤって.xalija言ったか?"

"Joppえっと...... jaそうですけど?"


 レフィの答えを聞くと同時に人混みの方へと歩き出す。肩と肩の間から確かに見覚えのある姿が目に入ってくる。サファイヤのような蒼い目とルナリアの銀扇のようなストレートの髪、間違いなくアレス・シャリヤであった。彼女は生徒たちから羨望の眼差しで見つめられながら、廊下を通ってゆく。その後ろに続いていたのがこの人混みらしい。人混みをかき分けながらシャリヤの方へと到達しようとするも、人混みの流体力学が働いて後ろへと押し返される。そんなことをしているうちに俺はシャリヤを見失ってしまった。

 最後尾へと押し返されて、人の波をただ呆然と見ているだけになった俺の隣に呆れ顔のレフィがゆったりと歩いて来た。


"Ers vynut ja大丈夫ですかぁ, xatvasti先輩?"

"Niv大丈夫じゃない......"


 はぁ……、とレフィはため息をつく。首を振りながら。


"Cene niv xatva先輩は las pemetorles(シャリヤ)を ficakorniekh……出来ません."

"Zuつまり, harmie co lkurfどういう事だ."

"Selene co……か他が icve veis ol et欲しいんですよね? Mi firlex als ja私は全部分かってますよ, xatvasti先輩!"


 レフィは胸を張って誇らしそうだ。一体何が分かったというのだろうか。良くわからないが質問しようと思った瞬間、レフィが距離を詰めてきた。目と鼻の先にキラキラした蒼い目がある。息の掛かるような距離だ。その一瞬にドキッとしてしまう。


"Paaaaaしかぁし! Vintar mol……が先輩 mele xatva……に居ます. Ci'd ferlk es彼女の名前は lexerl.fhinerijuレシェール・フィネーイユ! Harmie malneこの……に何が fal la lexol……するでしょう? Niv!"

"Merええっと...... xaceありがとう, lefhisti xiciレフィさん."


 恐らく励まそうとしてくれているのだろう。感謝を伝えるとレフィは肩透かしを食らったかのように急に黙りこくってしまった。ほんのり頬が赤らんでいるような気がする。そんな自分をごまかすためか、レフィは"Sties lefhiレフィとだけ呼んで lap plaxくれれば良いんですよ, xatvastiせんぱいぃ~~~~!!"と言いながら、腕を振り回していた。

 一々、騒がしくはあるけど可愛いなこの娘……


"Ejおい! Co esお前が jazgasaki.cenヤツガザキ・セン dorneだな?"


 シャリヤに再会すれば怒られそうな感想を心のなかで呟いていると背後から誰かに呼びつけられる。振り向いた先に居たのは見知らぬ男子生徒と女子生徒だった。


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