#82 elmの解読
elm
【ftl.e】
【ft.s】jol s reto c
:
品詞を表しているカッコのなかはそれぞれ"ftl."と"ft."なのでこれまでの辞書解析から考えるとこの単語は名詞と動詞の用法を持つようだ。まだ詳しくは分からないが、xoが助数詞の様なものならば"qa xo lartassa'st"までで「二人の人々が」と読める。今まで数詞を読めていなかったから良くは分からないけど、助数詞はリネパーイネ語にはない気がする。数詞は読めなくても数字は読めていたので、その後に助数詞みたいな単語が来ることは無かった。
興味深いのは例文だ。
リパラオネ教徒と異教徒が挙げられているということは動詞は敵対的な何らかの行為ということになるのかもしれない。例文に挙げられるほどリパラオネ教徒とその異教徒の闘争は長らく続いていたということなのだろう。そして今も続いているということだ。
手紙の文の節に戻ると"pa co elm fentexoler'c. "は「しかし、君は異教徒に(敵対的な何らかの行動)をした。」という風に読めるわけだ。もとの文"
接続詞"
jel
【ft.i】
【ft.i】
大体理解できた。"jel"は「見つける」という意味と「感じる、思う」という意味があるらしい。つまり、"Edixa co veles jelo fentexoler'd metis'it la notulu'ct"は「君は異教徒の……を……に(見つけ/感じ)られた。」という感じなのだろう。多分「フェンテショレーだと思われた」というようなことを言いたいんじゃないんだろうか。次は"issyduj"を辞書で引いてみよう。
issyduj
【ft.s】
【ft.s】
第一義は良く分からないが、第二義は簡単すぎて直ぐに分かった。それで解釈するなら"co veles issydujo"は「君はとても良くない状態にされた」と読むことが出来る。今までの解読と合わせると「君は異教徒の……を……に(見つけ/感じ)られて、君はとても良くない状態にされた。しかし、君は異教徒に(敵対的な何らかの行動)をした。」となる。
そこまで解読して、全文にふと目を落とすと読めるところも結構あるような気がしてきた。
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Irfel
La farfel-tvasnarlarsopitolyrnasch xolirfe
La lex kantet
Lecu
Sinh lut
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大体雰囲気を掴めてきた気がしなくもない。さらに解読を進めることにしよう。
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