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2017年10月18日 12:50 編集済
『Vs.民芸品ジイさん』、序盤戦が始まりました(ヽ(*´∀`)ノワーイ)♪元々、室町時代以前の作刀は、昭和末期~平成まで製法が謎とされる程後の時代とは一線を画す“完成度”を持つ高品質の品々が、奇跡のように存在する訳ですが、ご存知のようにそれが鉄(鋼)材の質によるものか鍛造過程上のものなのかも全て明らかになったとは言い難いようです。そのような事情で、またご存知でらしたように戦後の一時期“廃アメ車のスプリングの方がマシ”になったとかw「武器」としては正しいですもんね♪これを発想、推進した刀匠は当然のように日本刀剣界には“蔑視”されたようなので、そこそこ「後ろ暗い」部分なのかとw奈良時代にそれまでの蕨手刀からなぜ曲線(そり)を描く原・日本刀になったかさえよく解っていないので、大昔にも修くん、詩織ちゃんのような「異才・天才」がきっと存在したのでしょうw打った熱い鉄を冷ます時、刃部分に粘土w様の土を塗った上ゆっくりと「ぬるまゆ」につける際わずかな時間差によって性質差と“曲がり”が出るのもご承知かと存じます。最初は、そんな性質上のきっかけだったかも知れません。ですが、このような温度管理全般は“秘伝”で、うかつに盗もうとした弟子の腕を師匠が切り落としたという話はお聞き及びかもしれません。現代刀工の方にも、同田貫を得意とする方はおられます。通常刀では食い込むだけの硬化コンクリブロックを、真っ二つにしてかすかな痕(キズではなく)しかつかないのには、ビックリします!でも2キロ以上あったかとw(振り下ろし先端重量が15キロ前後!)――榊原健吉か!(失礼!)伝統芸と、進歩・工夫の対立は、純粋な「武器」ではない現代刀の刀工の方々の悩みの種であること、それらを操る古流武芸者の存在と同じく、やむを得ない処だと思わないでもないです(*´∀`*)♪ン十年前に止まっている知識なので、誤りがあれば申し訳ありません!――以下、“??” です。・「…ハッチを上に上げて」 → 「~を上げて」、又は 「~を上に開いて」・「学校内の皆様はご存知のと思いますが」 → 「~のことと思いますが」 又は 「~と思いますが」・「そのそも物作りを~」 → 「そもそも物作りを~」・「詩織ちゃんの作った方なの~」 → 「…作った方の~」・「刃と芯とくるみの~」 → 刃部分の斬る“鋼”材の不出来と、 構造としての芯“鋼”と軟鉄接着部分の 不出来、2つを同時に語るゆえの 混乱があるかも?――のような気がいたします。毎度、ながながと申し訳ございませんでした。どんな決着を修くんたちが導くのか、楽しみにしております!
作者からの返信
毎度本当に有難うございます。 急いで訂正させていただきました……本当に有難うございます。いやあ、今回は誤字脱字色々と……あかんです。本当に有難うございます。そして反省……反省だけなら猿でもできる……>元々、室町時代以前の作刀は…… その辺はそう、未だに未解明なんですよね。偶然なのか故意なのかも含めて。>廃アメ車のスプリング…… そうそう。この辺の色々なお話大好きなのです。 やっぱり知っている方は多いようですね。 あと”そり”を描くようになったのは個人的には”切断”を求めた場合に刃の流れる(当たる?斬る?)長さが長いほど物理学上(というか力学上)切れやすいからではないかと勝手に推測しています。 で、そういった実践的なものから様式美になった時点でまた直刀が増えたのではないかと…… 温度変化による伸縮を使った曲がりの加工は、最初は偶然だったのですかねえ。故意だとしたらなかなか凄いなと。 まあそのあたりは私も嫌いではない(という大好き)なので、あまりやってしまうと読み手さんを置いてきぼりにしそうなので、程々にしています。 等々といいつつ実は私自信はそこまで詳しくない(日本刀の講座を数回聞いた程度の半可通)なので、ボロが出る前、この辺にしておきます…… 何せ最後にきちんとした日本刀を見たのはもうどれ位前かなあ、という感じなので。去年の春の日野の土方歳三資料館の和泉守兼定(刃こぼれの痕も生々しい仕様)の日本刀鑑賞講座だったかなあ。>現代刀工の方にも、同田貫を……榊原健吉か! これが同田貫を好きだけれどもお話に出せない理由なのです。 きっと実用という面では最高なのですが、授業含めて普段持ち歩くには、そしてガンガンに振るには重すぎる!! 何せルイス君以外の刀使いは女性ですし、ルイス君も小柄なので……なので長脇差とかになったりするんです。しかも詩織ちゃん趣味で派手派手な有名どころの奴に。 ちなみに誰かさんがこともあろうに村正をコピーしたのは半分冗談です。でもきっとこの誰かさんは侘び寂び系好みですのできらきらした刀があまり好きでないのでしょう。そのうち本気で同田貫仕様とか作りそうです…… あ、余談が凄く長くなってしまったのでこのあたりで。 いつも本当に有難うございます。 今後とも宜しければ、このお話にお付き合いいただけますと大変に嬉しいです。 何卒宜しくお願い致します。
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『Vs.民芸品ジイさん』、序盤戦が始まりました(ヽ(*´∀`)ノワーイ)♪
元々、室町時代以前の作刀は、昭和末期~平成まで製法が謎とされる程
後の時代とは一線を画す“完成度”を持つ高品質の品々が、奇跡のように
存在する訳ですが、ご存知のようにそれが鉄(鋼)材の質によるものか
鍛造過程上のものなのかも全て明らかになったとは言い難いようです。
そのような事情で、またご存知でらしたように戦後の一時期
“廃アメ車のスプリングの方がマシ”になったとかw
「武器」としては正しいですもんね♪
これを発想、推進した刀匠は当然のように日本刀剣界には
“蔑視”されたようなので、そこそこ「後ろ暗い」部分なのかとw
奈良時代にそれまでの蕨手刀からなぜ曲線(そり)を描く原・日本刀に
なったかさえよく解っていないので、大昔にも修くん、詩織ちゃんのような
「異才・天才」がきっと存在したのでしょうw
打った熱い鉄を冷ます時、刃部分に粘土w様の土を塗った上
ゆっくりと「ぬるまゆ」につける際わずかな時間差によって
性質差と“曲がり”が出るのもご承知かと存じます。
最初は、そんな性質上のきっかけだったかも知れません。
ですが、このような温度管理全般は“秘伝”で、うかつに盗もうとした
弟子の腕を師匠が切り落としたという話はお聞き及びかもしれません。
現代刀工の方にも、同田貫を得意とする方はおられます。
通常刀では食い込むだけの硬化コンクリブロックを、真っ二つにして
かすかな痕(キズではなく)しかつかないのには、ビックリします!
でも2キロ以上あったかとw(振り下ろし先端重量が15キロ前後!)
――榊原健吉か!(失礼!)
伝統芸と、進歩・工夫の対立は、純粋な「武器」ではない現代刀の
刀工の方々の悩みの種であること、それらを操る古流武芸者の
存在と同じく、やむを得ない処だと思わないでもないです(*´∀`*)♪
ン十年前に止まっている知識なので、誤りがあれば申し訳ありません!
――以下、“??” です。
・「…ハッチを上に上げて」 → 「~を上げて」、又は 「~を上に開いて」
・「学校内の皆様はご存知のと思いますが」 → 「~のことと思いますが」
又は 「~と思いますが」
・「そのそも物作りを~」 → 「そもそも物作りを~」
・「詩織ちゃんの作った方なの~」 → 「…作った方の~」
・「刃と芯とくるみの~」 → 刃部分の斬る“鋼”材の不出来と、
構造としての芯“鋼”と軟鉄接着部分の
不出来、2つを同時に語るゆえの
混乱があるかも?
――のような気がいたします。
毎度、ながながと申し訳ございませんでした。
どんな決着を修くんたちが導くのか、楽しみにしております!
作者からの返信
毎度本当に有難うございます。
急いで訂正させていただきました……本当に有難うございます。
いやあ、今回は誤字脱字色々と……あかんです。本当に有難うございます。そして反省……反省だけなら猿でもできる……
>元々、室町時代以前の作刀は……
その辺はそう、未だに未解明なんですよね。偶然なのか故意なのかも含めて。
>廃アメ車のスプリング……
そうそう。この辺の色々なお話大好きなのです。
やっぱり知っている方は多いようですね。
あと”そり”を描くようになったのは個人的には”切断”を求めた場合に刃の流れる(当たる?斬る?)長さが長いほど物理学上(というか力学上)切れやすいからではないかと勝手に推測しています。
で、そういった実践的なものから様式美になった時点でまた直刀が増えたのではないかと……
温度変化による伸縮を使った曲がりの加工は、最初は偶然だったのですかねえ。故意だとしたらなかなか凄いなと。
まあそのあたりは私も嫌いではない(という大好き)なので、あまりやってしまうと読み手さんを置いてきぼりにしそうなので、程々にしています。
等々といいつつ実は私自信はそこまで詳しくない(日本刀の講座を数回聞いた程度の半可通)なので、ボロが出る前、この辺にしておきます……
何せ最後にきちんとした日本刀を見たのはもうどれ位前かなあ、という感じなので。去年の春の日野の土方歳三資料館の和泉守兼定(刃こぼれの痕も生々しい仕様)の日本刀鑑賞講座だったかなあ。
>現代刀工の方にも、同田貫を……榊原健吉か!
これが同田貫を好きだけれどもお話に出せない理由なのです。
きっと実用という面では最高なのですが、授業含めて普段持ち歩くには、そしてガンガンに振るには重すぎる!!
何せルイス君以外の刀使いは女性ですし、ルイス君も小柄なので……なので長脇差とかになったりするんです。しかも詩織ちゃん趣味で派手派手な有名どころの奴に。
ちなみに誰かさんがこともあろうに村正をコピーしたのは半分冗談です。でもきっとこの誰かさんは侘び寂び系好みですのできらきらした刀があまり好きでないのでしょう。そのうち本気で同田貫仕様とか作りそうです……
あ、余談が凄く長くなってしまったのでこのあたりで。
いつも本当に有難うございます。
今後とも宜しければ、このお話にお付き合いいただけますと大変に嬉しいです。
何卒宜しくお願い致します。