応援コメント

「古き日々のおしまい③ 本物の優しさ」への応援コメント

  • 今回は 心の根っこから湧き上がる……本物の優しさ だよね
    自己を犠牲にしてまでの優しさは本物なのかな…
    代償を求めないで相手が幸せでありますようにと思い行動できることは大切だけど、自己犠牲の上に成り立つ優しさを本物とは認めたくないかな、どちらにも重すぎる、いつかは崩壊する。
    ま、どっちも出来ないしょうもない自分なんで、結女も水斗も本質的に優しい、いや二人の周りみんなそうか、なので眩しくて砂糖はきそらうだけど幸せになって欲しい。
    なんとくスキから、心の底から大切で守ってあげたい愛にかわってくのが上手く表現できてるような気がします。


  • 編集済

    結女の本質は「心の根っこから湧き上がる……本物の優しさ」。
    それを「自分を犠牲にしても他者が幸せになれるよう慮る」と解釈すると、
    中学時代までの結女は内向的な性格ゆえか、「他者に迷惑がかかるくらいなら自分が我慢する」という風に、自分の本質をネガティブに発揮してしまっていたのではないかと思います。
    -林間学校で助け船を出した水斗にひたすら恐縮したり、
    -夏祭り中にはぐれてしまって水斗に迷惑をかけたとひたすら謝ったり、
    -クリスマスデートでは雰囲気が壊れるのではとプレゼントを結局渡せなかったり、
    -水斗からの別れの提案をすんなりと受け入れたり。
    (肩の荷が下りた心地がしたのは、水斗に「これ以上自分の行いで迷惑をかけずに済む」という気持ちの裏返しだったのでは?)
    その後、結女が高校デビューして友人も出来、その結果として優しさを他人に還元できるようになったのは、何より水斗と出会ったことで自分を変えようと思ったことが起点になっています。
    その「優しさ」を紅会長に見出されて生徒会に誘われた結女の背中を水斗が後押しし、生徒会の仲間にも優しさを与える結女に紅会長が改めて感銘を受け、それを水斗に話すことで水斗が結女との関係を永続させるヒントを得るという、まさに因果応報な展開。
    9章は本作品のクライマックスにふさわしい読み応えですが、結女の本質に水斗が気づいて、水斗としては「あとは行動するだけ」となった本項も隠れた名パートといっていいのではないでしょうか?

  • ここでの紅先輩の登場もいいよね。
    そして、すぐに5つ以上も結女のことを列挙できる、そんな水斗もまた同じ本質なんだろう。お互いに横顔を見続けた甲斐もあるってもんだ。

    >あまり詳しく知りすぎないほうがいいと思うよ? 女子の恋バナの内容を聞いたら、女の子と付き合いたくなくなるかもしれない

    ってのは、女子校上がりの母親/妹/従姉妹からも別々によく言われた(笑)

  • いい男だ。かくありたい。