“異世界”とは果たして何なのか。

展開に関してはタイトル詐欺、まあ確かに上手く騙された感はある。
世界観はさあ設定を解読してみろ!という作者の意気込みが感じられる、

以下適当な批評、乱文注意

登場人物が整理されないまま他の視点に移り変わる為、内容が長くなればなる程どこにどんな人物が存在して、どのように出会うのかを理解する事が厳しくなるかと思われる。
設定に関しては詰め込んだとの発言の通り、なんのこっちゃと頭を傾げる事も多かった、この辺りは要点については読者側に立っての登場人物に対する質問役が必要ではないかとも感じる。
結局のところ、何で?と思わされたまま人形劇が進行していくので、キャラクターに対して感情移入ができないまま読者を投げ出しに掛かっているのは少しやり過ぎな感もあった。

8月9日追記
後書きを読む前はフラストレーションのような物が存在したが、ある程度氷解したように感じる。
レビューを書く段階まで行き着く程度には感想を抱ける作品だった。