ボッチになった僕がうっかり寄り道してダンジョンに入った結果

作者 安佐ゆう

790

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★★★ Excellent!!!

 魔物や自分への悪意を遠ざける「ギフト」のせいで、幼なじみとの冒険者パーティーをクビにされた10歳の少年が、ロバを相棒に旅に出るというお話。

 ハードな描写も凝った設定もなく、一見して淡々とした作品なのですが、なんというか、読んでいて自分自身の初めての一人旅のことを思い出すような、不思議な魅力のあるお話です。ハードな描写は無いと書きましたが、旅立ちのための荷造りや手続きなど、地味なディティールがおそろかにされていないからでしょうか。

 ギフトのおかげで安全な旅ができるので、道中子どもやお年寄りがついてきたり、間が抜けているけど気のいい大人がまわりに集まってきたり、という肩の力が抜けた展開もいい感じです。

 登場人物のキャラクターが全員朗らかなので、不覚にもそちらにも癒されてしまいます。疲れているときに読んだので、ちょっと泣きそうになりました(マジで)。

★★★ Excellent!!!

異世界物としてはたまにある「ほのぼの系」
確かに戦闘等で物足りなさを感じる方も多いかも。
でも、読むもの全部に殺気を漂わせる必要あります?
たまには、何も考えずこんなお話はどうでしょう?
長さもほどほど飽きる前に読みきれると思います。
確言う私も過去何度かこの作品を読んでいて、
今こんな時期(STAYHOME真っ最中)だからこそ
オススメしたいとレビューを書いています。
読む皆さんに幸いがあらん事を…

★★★ Excellent!!!

ちょっぴり特異な体質の所為でぼっちになってしまった主人公。
せっかくだから冒険はやめてやりたかったことをやろう!
とっても前向きです。
特異体質のお陰で安全はほぼ担保されています。
お利口な相棒ロバのポックルを連れてのんびり旅。
ダンジョンがあるから寄っちゃおうか♪
……とってもお気楽です。

そんな彼が何となくダンジョンに入って行った結果。
うわああああぁぁっっっ! な事態に!!
それでもやっぱりお気楽な主人公と、愉快で魅力的な登場人物たち。
彼らが繰り広げる、まったりほっこりダンジョン生活。
そんな彼らにやがて訪れる危機。

とっても素敵なダンジョンを、あなたも是非覗いてみてください♪

★★★ Excellent!!!

主人公のコイル君がとにかく可愛い。美形でも特に性格がいいわけでもないが。ひたむき・のんびり・てきとうに、暖かくも厳しい敗者復活戦の世界で、できるだけ傷つかず傷つけずに生き抜く姿が好きだ。身近に幼い男の子がいる人は、ときどき涙ぐむかも知れない。すこやかに、そしてたくましく生きろ。

★★★ Excellent!!!

もって生まれたギフト「パーソナルスペース」のせいでぼっちになってしまったコイル君。
ただ、その「悪意ある者を寄せ付けない」というギフト自体が前世の体験から得られたもので、そもそもが他人と距離を置きたいぼっち気質だったから。
そんなコイル君が、うっかり寄り道したダンジョンで、多くの仲間や友達を得て成長していく姿をのんびり描いたほのぼのストーリーです。
1回だけシリアスモードがあるけど、そこは頑張って読み続けてね。
そうすれば、とっても幸せな気持ちになれるエンディングがあなたを待っていますよ。

★★★ Excellent!!!

軽やかな文体で描かれる、ほのぼのコイルの旅路は微笑ましくあたたかで。それでいてしっかりと考えられた設定に支えられた素晴らしいお話です。

舞台はちょっと変わった異世界「第二の人生」。
そこに暮らす人々は、前世で残した様々な想いから「ギフト」と呼ばれる能力を発現しているのですが……。

最初はのんびりと旅をし、コイルの気ままな暮らしについていくテレビ番組な気分。
そこからちょっとダンジョンに寄ってしまって。
それから、それから? ――ええ、まさかそんな話になるだなんて。

笑いあり涙あり。
がっつり戦闘もやるよ! コイルがんばる!
ボッチなコイルが成長していく様と、脇を固める仲間たちに心躍る、バラエティ豊かで心温まる物語は是非読んで体験して欲しい。

読み始めて気が付けば、コイルが頑張って創り上げていくすべてに愛着を持ってしまう。
あなたも、彼らを見守る立派な仲間の一員になりませんか?

その旅路に寄り添うだけで、誰もが読んだ後に幸せな気持ちになれる。
この作品に出会えて良かったと心から思える逸品です。

★★★ Excellent!!!

生まれ持った能力のため、みんなから距離を置かれることになってしまった少年が、強く生きていく中で出会う人、別れる人、そして、与えられるミッション。

ヒロインのロバのポックルと愛情こもったコミュニケーションをかわしながら、チェーンソーを手にして性格を変えながらも辿り着いた先は?

魔獣からさえも嫌がられていたはずのコイルくんの成長がじょじょに……じょじょに……


…………こいつ、成長してるのか?