神崎眩編
可能性
私の名前は、神崎眩。
学校では、成績優秀、容姿端麗、才色兼備の美少女として通っている。
でも、私の本性は、お菓子が大好きな、グータラするのが大好きな女の子なのである。
そして、そんなある日のことである。
生徒会長、嗄騨蘭から、今から、4ヶ月間アメリカに留学すると言われた。
私は、その時に、チャンスだと思った。
だって、お菓子が食べ放題になるから。
生徒会長は、お菓子をいっぱい食べれるようにするとか言ってたくせに、全然食べれないから。
だから、生徒会長がいなくなれば、実質的にこの生徒会副会長神崎眩が生徒会長代理となる。
だから、書記の子に頼んで、生徒会経費を、すこーしだけほんのすこーしだけ割いてほらえるようにしよう。
そして、会長がいなくなった初日。
生徒会室には、私一人だけ。これは、もう、最高に理想とするシュチュエーション。
だから、秘蔵のお菓子たちを食べようとした時である。
生徒会の扉は開いた。
私は、生徒会の誰かだろうと思った。けど、違った、私が知らない人だった。
そして、扉の前にいた彼は、
僕が今日から生徒会長ですと言った。
そして、彼は自己紹介をしてくれた。
だから、私も自己紹介をした。
生徒会には、男は居たけど、こんな感じの人はいなかった。だからなにか、とても新鮮に感じた。
そして、何故か、胸の高鳴りが激しくなった気がした。
もしたら、これが私初恋で、これから、彼を射止めるために、いろいろなことをやって、彼と恋人になれるように頑張ったのかもしれない。
でも、これは、もし、私がお菓子を食べていなかったらという可能性でしかない。
番外編 俺の青春はどうなる!! 夏蓮 @ennka
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