いやーお疲れ様!
主人公の心と、書き手の主張が一部リンクした感のある書き方でしたね。
簡素ながら、熱の込もった最終話でした。
うんうん、作家のゆで卵として十分、申し分の無い書き手さんです。
頑張って、特別を手に入れられる事を願ってます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!長らくこの物語に付き合って頂いて、登場人物もきっと喜んでいると思います。
そうですね、結局自分に特別があるかないかなんて、取り敢えず走ってみないと解らない。そして走り出したその結果が、俺にとってはこの「深海オペラ」だったんです。
ですから、こうして読んで頂いて貰えるのは本当に嬉しいです。
重ねがさね、応援ありがとうございました。
主人公と作者がほぼ同年代だからこそ書ける、青さともどかしさが新鮮な一篇でした。先輩のキャラクターが実に私の好みと重なっていて、ここまでで終わりなのが残念なくらいです。
主人公の悩みにやや比重が置かれ過ぎている感もあり、バイトの内容や「深海オペラ」なる水族館の定期刊行小冊子らしきものにも、作品のテーマや主人公の心情と絡める方向でもっと触れてほしかった、読者の興味を満たしてほしい、と思う部分もありますが、去りゆく夏のクライマックスを予感させるさわやかなエンディングで、大変良かったです。